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カテゴリ:家族のはなし
※犬の話なので、ご興味のある方のみ、どうぞ。
ワタシたち夫婦は、日本にいたとき2匹の犬を飼っていて、 上海赴任にあたり、 大きくて黒い方を、ワタシの実家に 小さくて茶色い方を、ダンナの実家にあずけた。 +++ 今までの一時帰国では、 ワタシの実家にしか行ってなかったから スティング:黒い方(フラットコーテッド・レトリバー)にしか会えなかったが、 今回は、ダンナの実家にも帰省したんで、 フィーゴ:茶色い方(コーギー)に会えたのだ。 犬は、比較的新しい環境に慣れやすいと言う。 成犬になっても、新しい飼い主が飼えるものだ。 だから、ワタシは別に心配をしていなかった。 電話での様子だと、それぞれ仲良くやってるみたいだし。 でも、 心配しなかったワタシが、 こんな気持ちになるとは、思わなかった。 +++ フィーゴは、人間の命令を良くきける子だ。 まぁ、 ワタシたちにとっては、2匹目の犬だったんで、 しつけは最初から厳しかったからかもしれない。 だって、スティングのしつけをするときに、 仔犬だったフィーゴも一緒にしつけたのだから。 「人間の言葉を聞くこと」を身に付けている、とても飼い易い子だ。 犬は、群れ社会を形成する習性がある。 だから、リーダーが絶対で、 頼れるリーダーがいると、犬は安心することができるんだそうだ。 彼ら2匹とも、 自分たちは犬だから、位が一番下で、 我が家で一番偉いのが「ダンナ」で、 「ダンナの命令は絶対!」って知っていた。 (もちろん、ワタシの命令もちゃんと聞く。) そして、 特に人間に対して、 順位をきちんと付けたいタイプが、フィーゴだった。 +++ だからだ。 この1年、 山口でダンナの両親と暮らしたフィーゴにとって、 「絶対的なリーダー」が、「ダンナの父」になってしまっていた。 フィーゴにとって、 一番大好きな人はダンナだったのに。 ワタシタチと遊ぶと、やっぱり喜ぶフィーゴ。 ワタシの声を聞いて、ワタシを見つけると喜ぶフィーゴ。 でも、 一番大好きな人は、ダンナのお父さん。 さ・・・・さみしいっ +++ 1年以上離れてたんだから、当たり前のことだ。 こうでなきゃ、ならないんだ。 こういう状態ってことは、 それだけフィーゴが幸せだってことだ。 分かっている。 分かっているけど、寂しかった。 完全に互いの立場とペースができあがっている様子を見て、 2年後、本帰国したとき、 ダンナの両親から、フィーゴを取り上げることなんて きっと、できないだろうな・・・ と、思ってるのでした。 ↓クリックしてもらえると更新の励みになります♪ blogランキングへ 来年の5月に、また会いに行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 18, 2007 10:48:11 PM
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