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カテゴリ:CD-邦楽
by Thee michelle gun elephant
ガレージロックと呼ばれるロックの古典的スタイルを、とことん貫き通した格好良さが伝わってきます。 がなりにがなるチバのボーカルと、アグレッシブなカッティングのアベのギターが気持ち良い一枚です。 「RUSSIAN HUSKY」は軽快なカッティングとうねるようなソロを絡ませたギターが良いです。 グイグイ押し切っていくサウンドが心地良いです。 「MONGOOSE」は2本のギターで織り成されるリフが良いです。 終始小刻みに動くギターが良い感じです。 「GET UP LUCY」は頭のドラムから始まるリフが格好良く、曲をグッと引き締めているように思います。 うねるようなベースも存在感を放っていますし、曲に横たわるドライな雰囲気が何とも言えません。 終盤の進行も、一筋縄では終わらずにガッチリはまるサウンドが組み込まれ、味のある曲に仕上がっています。 「THE BIRDMEN」はサウンドも心地良いですが、チバの唄も好きです。 掠れた渋い声で吐き出されるヴィブラートは、重厚なサウンドとの相性が良く、パンチが効いているように思います。 「CULTURE」も濃厚なリフが良いです。 曲を引っ張るリードギター的部分と曲を引き締めるカッティングが、良いバランスで鳴り響いています。 「ROMANTIC」はゆったりとしつつも重みのあるサウンドが良いです。 ずっしりとした力強いドラムが、良い雰囲気を出しています。 どの曲でも必ず顔を出す、踊るように魅せるギターがミッシェル特有の持ち味だと思います。 しつこいくらいに刻み込まれるカッティングが、単調な曲を味のある音楽にしているのでしょう。 しかしそれを支える重厚で攻撃的なリズム隊、そして1度聴いたら忘れる事の無い声でがなりたてるボーカルがあるからこそ、その持ち味が存分に生かされているのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.04 16:32:16
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