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カテゴリ:CD-邦楽
by フリッパーズ・ギター
軽快でソフトなサウンドで全編押し通した、ポップな作品です。 オシャレな大人の雰囲気を出しつつも、キャッチーで聴きやすいサウンドです。 「Boys Fire the Tricot」は途中タカタカと刻んでくるドラムが良いです。 柔らかく奏でるギター、緩急がついた構成も良い感じです。 「Joyride」は囁くようなボーカルが、まったりとした曲の雰囲気に良く合っています。 それを支える柔らかいコーラスとバックの音も、オシャレな雰囲気を助長させていると思います。 「My Red Shoes Story」は唄とシンセサイザーの掛け合いが良い感じですね。 キャッチボールを交わすように2人のボーカルが織り成す唄も含め、息つく暇も与えずに畳み掛ける構成も好きです。 「Happy Like a Honeybee」はボーカルとコーラスがしっとりと曲に溶け込み、コンパクトにまとまっています。 キャッチーでポップなシンセサイザーも良い感じです。 「Samba Parade」は一気に突き抜けていく疾走感が好きです。 唄、ギター、シンセサイザー、パーカッションそれぞれが存在感を見せ付け、ソフトな力強さみたいな物が感じられます。 「Sending to your Heart」もボーカルとシンセサイザーの掛け合いが良いです。 頭のギターとドラムも、これから始まる曲の序章を、少し異なる雰囲気を出しつつもしっかりと担っている気がします。 「The Chime will Ring」はイントロのリフからポップな爽快感が漂っていて良いですね。 ジャラーンと包み込むように奏でるギターと、軽快に動き回るギターのバランスも良い感じです。 中盤クールダウンしてから徐々にじわじわと上がっていく構成も、一曲の締まり具合を高めているように思います。 さらっと一気に聞き流せて、BGMには最適です。 ただ同じような曲も多い印象を受け、じっくり聞き込むには物足りなさを感じるかもしれません。 しかし一曲一曲がどうであるという以前に、オシャレにサクサク駆け抜けていく疾走感こそ、彼らの持ち味であり魅力であるように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.11 23:53:15
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