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今朝は
午前6時に眼が覚めます。
食べるものが
何もありません。
「猫神」が部屋に顔をだします。
少し
お話します。
「引き違い戸」に隙間を作ると起き出した
我が部屋猫〈かふん〉は外へ飛び出していきます。
大分疲れたまま、着替えのため母屋に向かいます。
「入ってくる」と伝え、ポンチョをディパックに放り込み、弟のスクーターに跨り出勤です。
チットモ晴天に恵まれず、怪しい空模様の中、大急ぎで駅に向かいます。
「折畳み自転車」で職場を目指します。
数分で終わる朝のミーティングの後、職場に戻り少し書類の整理を始めます。
休暇が多いと請求書が溜まります。
それを
急いで処理すると疲れが溜まります。
完全な悪循環に陥っています。
でも、
仕事に関しては明日という日を信じていますから、
溜まっていても、それ程苦になりません。
お昼に充分休みを取って
「豪華特製弁当(340円)」を食べ始めます。
ご飯部中央に
昆布の佃煮が
鎮座しています。
何故か
『青海苔ペースト』が
オカズ部分にチョコンと座っています。
ご飯に何を付けて喰えというのでしょうか。
豪華特製弁当のことだけはあります。
まあ、
『絹ごし豆腐』120gがオカズ中央で鎮座していた時よりは大分マシですが・・・。
『日本経済新聞』を読んで少し休みます。
安部官房長官の『敵基地攻撃論』を知り、
空いた口が閉まりません。
前から見れば
『青海苔ペースト』と『昆布の佃煮』に塗れたご飯が覗けたかもしれません。
以前から日記でも書いていますが、
秋元千秋氏(NHK解説委員『安全保障担当』)が
ブッシュ・ドクトリンの
『危機的状況の場合、先制攻撃を辞さず』という考え方が世界標準になる可能性があると述べていました。
ロシアも追随し、国際法も容認する動きが見えます。
ですが、
日本国は『専守防衛』の国です。
漫画で申し訳ないのですが、『かわぐちかいじ』氏の
『沈黙の艦隊』の中で、戦闘国家(原子力潜水艦)『ヤマト』と同盟した日本国が、
『ヤマト』を守るために米軍の戦闘に晒されます。
その時の日本国司令官の発言です。
「『専守防衛』とは攻撃されても、撃ち返さないことだ。」
『理不尽』に思われるかもしれませんが、
現行憲法の前書きや第9条を読めば
他に解釈は出来ません。
『自衛戦争』を実施したいのなら、
『憲法』を改正すれば良いことです。
未だ
『憲法改正手続法』すら整備されていませんが、
『憲法』に『憲法改正』の条項があります。
日本国憲法の3つの基礎理念の一つ『平和主義』が、
『憲法改正』で可能かどうかは判りませんが、
現行の憲法は
『大日本帝国憲法』の『改正』手続きにより誕生しています。
国体が一変しているのに信じられないことですが、
枢密院からの発議で表面上は『旧憲法』の改正手続きが行われています。
何故、『憲法』の改正すら出来ないで、先制攻撃辞さずの発言が出来るのか全く
理解に苦しみます。
皆、100km/時のスピードで車を運転している中、
スピード違反でつかまる運の悪い人がいます。
でも、
裁判をしても
『道路交通法』が有効な状況では殆ど勝ち目はありません。
それが
法規でなく『憲法』の問題です。
『ええかげんにしとけ!安部のボケ!』
と
上品に心の中で叫ぶことぐらい許されると考えます。
『撃たれても何も出来ないんじゃ死ぬしかないじゃないか!』
という
考え方が台頭してきています。
そうです。
撃たれても何もしちゃいけないんです。
それが
『日本国憲法』です。
繰り返します。
『撃たれても何も出来ないんじゃ死ぬしかないじゃないか!』
と声高に叫ぶ方々は、
先ず『憲法』の改正を議論してください。
『憲法』の改正なく『法理念上は可能かもしれない』なんて防衛庁長官の発言は許されないと考えています。
先ず正式な手続きを取れ!
議論はそれからだ!
と「杉の花粉」は考えています。
勿論、
「日本国憲法」から平和主義が消えてしまうような事態になれば、
「杉の花粉」一家は国外に逃亡しますが。
5時に仕事が終わり帰宅します。
少しキツメの『偏頭痛』がします。
水分不足が原因と
「うつ」と無関係の振りを装います。
上記、
『敵基地攻撃論』を
唖然としながら聞く「猫神」と
お話します。
〈かふん〉は、お気に入りのダンボールを見つけ、その中で仕合せそうに丸まっています。
抱き上げて、頭を摩るとしばらく嬉しそうにしていました。
でも、
直ぐにダンボールに戻ってしまいます。
12時前に
消灯すると
何時の間にか〈かふん〉はベッドの片隅に戻り丸まって眠り始めました。