左上の
奥歯の一部が、ボロボロになって
歯医者さんに行った。
1年くらい前に、治療していたんだが
痛みが治まった途端
歯医者さんに行かなくなった、あたしが悪いに違いない。
奥歯が、重くズキンと痛んで
どこか、長引く頭痛の、遠因になっている予感がしたので。
慌てて、歯医者さんに電話すると
男前にも、その日の午後4時に来てくれと言う。
そこは
何人もの歯科技師さんがいて
あたしの担当技師さんでなくていいなら、ってのが条件だった、けど。
待合室に
歯科助手さんでなく、若い技師さん自身が、呼びに来た時から
すこおし、嫌な予感はしたんだ。
前回のデータと変わっているので、レントゲンを撮りましょう。
レントゲン室が詰まっています。
空きました。
肩がつかえたので、上手く画像処理が出来ません。
うんとこ、うんとこ、どっこいしょ。
やっと機械が動きました。もう一度レントゲンを撮ります。
ここまで、で
既に…30分が経過。
ようやく、診察室に戻ると
先輩技師さんと、ゴニョゴニョ、ゴニョと相談して
先輩技師さんが、あたしの口ん中を見て。
次回は、何時がいいですか?
って、おい。
これで、終わりかい!
前回、治療の途中で投げ出した、あたしが悪いコトは判っている。
でも
検査に来たのでも、新米技師さんの実験材料としてきたのでも、ない。
奥歯の調子がオカシイから来たワケで
検査だけなら、(次回予定の)一週間後に初めて来たって、何も変らないじゃない?と
あたしは、すこおし、ゴネた。
そうですね。
じゃあ、今から治療しますか?と仰ったので
あたしは、即座に、お願いした。
先輩技師さんは
ご自身の予約患者さんの合間を縫って、あたしの治療も、してくれるようで。
20分経過。
麻酔しまぁす。
更に、20分経過。
すこおし、ゴリゴリと、あたしの奥歯を削り始め…
直ぐに
集合ミーティングで、10分、退席。
それから
故海老一染之助・染太郎師匠じゃないけれど
『何時もより多めに、麻酔しています!』と仰って
目一杯、ゴリゴリ、ガリガリ、削り始める。
その
痛いの、痛くないの、いや、もう、ムッチャクチャに痛いワケで。
いくら、局部麻酔たって
奥歯から繋がる頭蓋骨まで、麻痺するハズも無く
ガンガン骨に響いて、痛くって堪らない。
さすがに
後で、院長さんに、言い付けて遣ろうかしら?と思ったら
その先輩技師さんが、院長さんだった。
神経まで、バイキンが入っていたので、処置をしました。
麻酔が切れると、痛みますから、鎮痛剤を出しておきます。
「被せもの」が乾くまで、あと、すこしお待ちください。
そう、言い残して
先輩技師さん、改め、院長さんは、さっさと去っていく。
その後
確認に来た歯科助手さんが、これまた、絶世の美女。
モンスター・ペイシェント対策なのか?
余りの痛さに、あたしの眼が涙で濡れて、まるで見えなかったセイなのか?
なんにしろ
次回の診察時間を予約して(この時、院長さんだと気付いたワケだが)
診療室に入ってから、実に、一時間半かけて
あたしの一回目の治療が終わった。
上の奥歯の神経まで、犯されていれば
当然に、アタマも痛くなるワケで。
すこおし、ゴネて
それで、頭痛が治まれば、それは、それで良かったんだと、納得してはいる。
けれど
すこおしでも歯医者さんを怒らせると、死ぬほど、痛い目に遭うと知った。
今回の件は
間違いなく、全く以て、文句を言った?私の方が悪い。
そう
否応なしに思い知らされるほど、ガリガリ・ゴリゴリは痛かった。
何があっても、どれほど腹が立っても
公安さんと歯医者さんには、絶対に楯突いては、イケナイ。
あたしは今
ひとつ、賢くなったような気がしている。
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最終更新日
2014年02月08日 01時58分14秒
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