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前回、書いた
国連でヒステリックな演説をしたスウェーデンの女高生さん。 どうやら 彼女は、ヤフコメさんなど 「正論」厨さんや、世間さまを斜めにしか見られないヒトからは めちゃくちゃ ボロクソ言われる存在みたいですね? 言い訳ですが あたしは、彼女を個人攻撃したかったワケじゃありません。 ただただ 一時のブーム(流行り病)やお祭り騒ぎで 語っていほど、結論付けていいほど 地球環境問題は、単純明快なお話じゃない。 そう、あたしは思っていますので 自(おの)ずと 彼女への当たりがキツくなりました。…ごめんなさい。 ギリシャ・ローマの時代から あたしたちは 出来る限り よりよく快適に暮らせるよう、段々に努力を重ねてきたワケですよ? たとえば 奴隷を無理矢理に漕がせた奴隷船から 風を活用した帆船。 そして スチームを活用した蒸気船。 いまや 地球一周、ずっと潜水していられる原子力潜水艦ですか? 出来る限り あたしたちは楽をできて、快適にと その時代、その時代ごと 常に、あたしたちは 持てる技術を進化・進歩させてきたのかな? とうぜん 技術だけじゃなく 社会構造においても 王権神授説で、絶対的な為政者は神命だとする絶対王政から しょせん あたしたちの基本的人権は、神さまとの契約なんだよ!って社会契約論などなど。 様々な 試行錯誤をして、出来る限り、生きやすい社会構造の実現を目指してきたワケだ。 そうですよ。 あくまで 試行錯誤なんですよ? たとえば 魔女狩り等々 カソリック支配による欧州の暗黒時代だって ルネサンスだって ダレもが あたしたちの社会の崩壊を狙って打っ壊そうとした結果じゃないでしょう? べつに 擁護するワケじゃありませんけど ただただ その時代、時代の科学技術の未熟さ、社会に充満する人身の不平不満 その解決策として それらは あるいは、ある種「正義」、正解だったかも知れないじゃないですか? いくら ド阿呆どもの集団狂気の果てと言え そこに 1ミリも「正義」感なく、公衆の面前で、ヒトを火炙(ひあぶ)りにできますか? いま ダレが考えたって 魔女裁判は悪ですよ?つーか、最悪ですよ。 けれど 当時の民衆は、どうだったのかしら? みんな彼らは 自らを悪と、その悪行と知りながら 見ず知らずの女人を火炙りにしたのか?できたのか? そうじゃないだろう? だって 魔女裁判への切欠(きっかけ)は なにも 異端審問官さんの街角職務質問じゃないんだよ? みんなみんな あたしたちみたいな?善良な市民からのチクリ(密告)なんだよ? いまだサヨクさん・市民団体さんは、知りませんけど ふつう 悪意を持ってチクリ(密告)なんかしないじゃない? その 一方的な「正義」感から、隣人をチク(密告)って だから そのヒトが、たとえ火炙りにされたって、1ミリも心は痛まない? ならば いま、あたしたちの善悪の別は しょせん 後から見た結果論であって。 その 当時、その同じ集団狂気の渦中にいたら 一体全体 何が「正義」なのか、1ミリも判らないんじゃない? 畢竟(ひっきょう) あたしたちの歴史は、善くもあり悪くもありの試行錯誤であり。 せめて あたしたちの社会は 「様々な試行錯誤をして 出来る限り、生きやすい社会構造の実現を目指してきた」と、したいじゃない? それが判れば あたしたちは いまの科学や技術や「正義」感に あまり 執拗に拘泥(こうでい)しちゃいけないとか思いませんか? いま現在の 科学知識や技術や「正義」感は あの 魔女裁判当時のそれぞれと、まるで同じかも知れないじゃないですか? そうじゃないと ダレか全身全霊を持って主張できますか? そんなの OMEN(予兆)を持った神さま以外に在り得ませんよ?…判ってます? 何を言っても あたしたちの社会は、段々に成長して来たんですよ? と言うか 進化も進歩も、そして、退化も退廃も、ともに段々にしかしないんですよ? だからこそ あたしたちの社会は、いつも前を向いていられたんじゃないですか? いつも 試行錯誤を繰り返して、その検証をしながら、次に進むベクトルを探る? その 絶え間ない繰り返しこそ あたしたちのダレもが お天道さまの下(もと)、いつも前を向いていられる未来へと続いている。 あたしは そう信じているのです。 そりゃ いま 地球環境を考えるのは重要かも知れませんよ? いま 環境汚染を止めなくちゃ、手遅れになるかも知れませんよ? けれど 今って何なんだよ?そして、ダレの今なんだい? あたしたち先進国なら TVを見る時間を1/10減らしましょう?スマホを見る時間を1/10減らしましょう? 自動車の通勤を少なくして、出来る限り電車やバスを使いましょうよ? そうやって 日々の生活に支障のないレベルで、そこそこ可能かも知れません。 けれども たとえば 肥料もロクに買えない最貧国の農民さんが CO2の排出はダメなので、絶対的に野焼(のや)き禁止で~す! などなど 焼畑(やいばた)出来なくなったらどうすんだ? それで 再来年に食べるお米は確保できるのか? 同じく 最貧国の貧民窟(ひんみんくつ)で 腐りかけた魚や野菜しか手に入らないストリートチルドレンがいるとします。 なら 当たり前に、焚火(たきび)でもして、煮たり焼いたりして食べるよね? けれど CO2の排出はダメなので、絶対的に焚火を禁止しま~す! などなど 市中で、燃やすのを厳禁にしたら 彼らストリートチルドレンは 腐敗菌に塗れた食材でも、生のまんま食べろ!とでも言うのか? 戦争直後の日本じゃないんだ。 ただただ 今を見ても 世界中には様々な今があるんだよ?今の暮らしがあるんだよ? それを どんな「正義」って尺度を使えば みな一律に温暖化ガス削減に向け舵が取れるんだ? あたしたち先進国の今を尺度に その 「正義」で以て、断行すれば 途上国さん、こと最貧国さんでは まんま 魔女裁判が起こったって不思議じゃないんだ? 彼ら彼女らの いまの暮らしを根底から打っ壊しちゃう可能性があるんだよ? どうして そういう想像力がない? ちょこっとでも 歴史を考えれば判るだろう、に? だから あたしは あたしたちの社会は、急には変わらない 段々に変わっていけばいい、と思うのです。 反対に 隣国のローソクデモみたいに 拙速に無責任を重ねて 未だ非民主主義的な手法により国家体制を変えちゃって あぁいう キ○ガイ大統領に国を委ねる愚策を犯したくはない? あたしたちの社会は こんなでも 段々に良くなってきているんですよ? いまや 魔女裁判は悪で、二度と繰り返しちゃいけないと感じられるくらいには あたしたちの社会は健全ですよ? そんなで 何を性急にことを為そうとするんですか? このブログには、よく登場しますけど ヒットラーの最大の罪は 人類が2千年かけても達成できなかった夢を 彼一代のうちに 性急に実現しようとしたことだと思うのですよ? そうですよ。 全人類が幸福な社会の実現、です。 当たり前だ。 あなたの幸福が何なのか?気楽に、あたしに言及して欲しくないように あたしだって あたしの幸福が何なのか?お気軽にダレかに言われたくはない。 つまりは 何が幸福なのか?は、ひとそれぞれによって違うワケだ。 ちょっと考えれば そんなこと、ダレだって判るでしょう? だから どれほど、ダレもが望んだって 全人類が幸福な社会の実現なんて 人類2千年の歴史の中で、一度だって実現しなかった? それを みんな、そう望んでいるからって いま、そうしなきゃ手遅れになるって 散々 民衆を煽(あお)って誕生したのがナチス政権でしょう? けっか ユダヤに占拠されたドイツで せめて 全ドイツ国民(労働者)が幸福な社会の実現を!って 拙速に無責任にも無茶をやって ああいう結果になっちゃったワケだ。 地球環境を 無策な大人から、私たち未来を担う子どもたちに取り戻せ! そして ダレもが幸福な地球の未来の実現を! いや ドイツを、金満ユダヤからドイツ労働者の手に取り戻せ! そして 全ドイツ国民(労働者)が幸福な社会の実現を! ナチス党名の 国家社会主義ドイツ労働者党って、そういう意味でしょう? 魔女裁判についても ヒットラーの治政についても いま 結果論としては、悪で、最悪で。 けれど 当時の民衆からすれば、それは、どうなのか? そういう あたしたちの歴史観、正義感・価値観の遷移(せんい)に思いを馳せる方が ヤフコメさんとか CO2と地球温暖化との因果関係への懸念よりも 或いは そこそこに意味があると思うのですが?どうでしょう。 いま あたしたちの科学は万全ではないし あたしたちの「正義」感も全知全能からは、ほど遠い? そんなで あたしたちは何を拙速に実現しようとするんだ? Step by Stepで! あたしたちが しょせん、あたしたちである限り 性急に物事を進めたって、いいことなんかない? と言うか 再び、魔女裁判を起こしたりしないか不安で仕方ありませんよ? 地球環境の壊滅が先か? 再びの魔女裁判が先か? それとも また、ヒットラーの治政が始まるのか? 何にしろ 明るく楽しいお話じゃありません。 けれど 拙速で魔女裁判より 遅滞で地球環境悪化の方が、まだマシかも知れませんよ? 悪徳不動産業者さんじゃないんだから もう時間がありませんよ? 急がないと売れちゃいますよ!損しちゃいますよ!じゃないんだよ。 あたしたちは ダレだって全知全能の神さまじゃないんだよ? しょせん あたしたちは、あたしたちなんだよ? 何なら ブームに乗じて、都心でデモしているバカどもは何なんだ?あれ。 百歩譲って 着ている合繊の服とかか、穿いている靴はいいですよ? デモをしても、しなくても マッパに裸足じゃ さすがに日本じゃ捕まっちゃいますからね? けど プラカードは何だ?垂れ幕は何だ?そこに文字を書いた塗料は? わざわざ 今回のデモのために用意したんじゃないのか? 地球環境への負荷軽減を訴えるデモなのに あえて 新たに地球環境へ負荷を与えてどうすんだ?…バカなのか?キ○ガイなのか? けっきょく こいつら 真摯(しんし)に地球環境について考えているんだろうか? そもそも それだけの知識とアタマがあるのか? なんだか ハロウィンと間違えてんじゃない? そういうレベルの あたしたちに唯一許される是非の基準は 歴史的に見て ただただ 時間の経過を待って 事後に判断するしかないじゃない? ならば何事も 悪徳不動産業者さんとか耳障りのいい雑音に惑(まど)わされず 拙速に焦らず 他人(ひと)に理想論を物申すパフォーマンスばかりじゃなく いま 実際に自分でできる具体的なエコロジーは何なのか? などなど 熟慮・熟考を重ねて、かつ、検証しつつ。 一気呵成(いきかせい)じゃなくても 地味に地道に 次に続くベクトルを探っていくしかない? つまりは あくまで Step by Stepってことで! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月25日 21時33分49秒
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