|
カテゴリ:ワイン
今晩は。独酌です。
先週の土日は仕事で仙台へ行ってまいりました。 仕事と言っても取引先の施設の視察と簡単な打合せ(話を詰めていくのは年明けになりそう)なので今回は半分は息抜きみたいな面も・・・ありません。 2日間、身を粉にして働いておりました。忙しくて仙台にいる最中は米の飯を口にするヒマもない独酌でした。 ウチの支社長、統括本部長あたりに目にして欲しいような台詞ですが、この際、社内の連中はどうでもよいのでヨメとムスコにはそう言っておく独酌です。 ムスコが「先週から自分ばっか遊びに行ってズリィ~よぉ!」と煩いので。失礼なヤツだ!まったく。 一泊2日の間に計5回の食事する機会があったのですが、独酌が一度たりとも「米」を食べていないの事実です。米どころ「宮城」で新米の季節ですから、同行した2人は「美味い、美味い!」と貪り食ってましたけど。 往きは東京駅6:56発【はやてこまち1号】で仙台駅に定刻の8:38に到着です。到着後すぐに先方の工場の視察等の予定がありましたので、電車移動の最大の楽しみである【駅弁】をつまみに【ビール&酒】は自粛しました。どうせ飲めないので独酌の第一食目は「ミックスサンドウィッチ」に「コーヒー」で終了。 仙台到着後に迎えの車で工場へ移動です。高速道路で移動している最中にも思ったのですが、嬉しい事に海の方角に走っています。 視察が一通り終わって「さて、そろそろ昼食にでも・・・」という段になると、まるで独酌の心(というより腹か?)を読んだかのように先方の専務が「どうせ目と鼻の先ですから昼食は松島で」と嬉しいお言葉。松島までは本当に車で15分程の距離でした。 名高い「日本三大景勝地」に来ているのに景色の「け」の字にも関心を示さない3人組に恐れをなしたのか(そんな訳はなく呆れるてるんだろうなぁ・・・)早々にお昼ご飯です。観光地の自分時ですし席に空きがあるのか? と思いましたが、そこは先方の気遣いでしっかりと予約が。席だけ取っておいてくれれば良いのに料理まで既にオーダー済みとは・・・ちょっとガッカリ・・・でもそれを言っちゃ社会人失格なので頂く事にしました。 まずは喉の渇きを潤す為に【松島地ビール】で乾杯。最初は「ヘレス」を選びました。クセはなくイワユル普通のビールです。次に「バイツェン」をチョイス。 ん~、軽いと言うかコクが無い。物足りないので度数の一番高い「ボック」を注文。アルコール度数が「7%」あるので飲み応えは、まあまですが味を云々する程のものでは・・・【牡蠣フライ】がでたので黒ビールの「デュンケル」も試してみるが・・・普通の「一番搾り」にしときゃ良かった。もっとも3人で15本以上も飲んでるのに文句垂れる筋合いは無いか。 ビールをガブガブ飲んでお腹がキツクなったので〆のご飯物の「アナゴ丼」は連れの若いのに任せて腹ごなしにブラブラと歩きます。腹ごなしの筈なのに目が行くのは土産物屋ばかりです。お昼をご馳走になり(酒代だけは払わして貰いましたけど、一応オトナですし)あとは夕方まで時間が空きました。恐縮な事に夜にも一席設けて下さってるとの事でした。連れの2人は仙台は初めてだとの事なので「集合時間までは好き勝手に見物してこい」と言いますと、連れの元部下が今ちょうど仙台市内に住んでいるというので連絡をしたところ「土日は休みです・・・」との返事。これ幸いと車ごと徴用して市内観光です。独酌は何回か訪れて見るとこは大体見てしまってるので一人で松島に残りました。「松島さかな市場」という施設のすぐ横に一軒の酒屋があって松島に訪れる度に覗くのですが、重い荷物を持って歩きたくはないので酒などの重量物は迎えの車が到着する間際に買うことにして素通りします。「松島さかな市場」へ行ってみると時期が時期ですから牡蠣やホタテを店先で炭焼きにして売っていました。 珍しく誘惑にも負けないで(腹一杯だから当り前か)でここも素通りした独酌でしたが、生鮮品売場で殻付きの生牡蠣を見たときにグラリときました。 注文に応じてその場で殻を剥いてくれるのですが、オーダーは1ケからでもOKでお値段たったの200円。これが喰わずにいらりょ~かぁ~!・・・と重い体を揺すりつつ、酒屋へ駆け戻ります。何故ならこの酒屋「雛にも稀な・・・」と言っちゃ失礼だが、宮城の日本酒は当然としてもワイン・シャンパンも意外にしっかりしたものを選んで置いているからです。生牡蠣と言えば当然「シャブリ」のような辛口の白が望ましいのですが、賑わう観光地で真昼間からワインをラッパ飲みするのはどうよ? と自問自答しまして、ビールの後に泡モノはキツイかな? とも思ったのですがストローで可愛く(?)飲める1/4サイズのシャンパンにしました。「クオーター」とは言っても流石に200ミリリットル入ってますが足りないので2本買います。「ハーフサイズ」の方が当然安くつきますが、これだとラッパ飲みになっちゃうんですよね。 1785年フロレンス・ルイ・エドシックによる創業以来、高品質なシャンパンをつくり続けているパイパー・エイドシック社です。50種の畑の葡萄を使い、3年間熟成させています。フランス王室をはじめ14の王室御用達シャンパンとして名を馳せ、マリリンモンローが愛飲したことでも有名ですが映画と言えば「カサブランカ」の有名な乾杯シーンにも登場しており、今日では【カンヌ国際映画祭】公式シャンパンに認定されています。可愛らしい見てくれとは裏腹に結構フォーマルな使われ方をしている酒です。柑橘系とアカシアの白い花をイメージさせるアロマを持ち、フレッシュでフルーティーな味わいです。でもこれは独酌よりも麗しいレディーがお似合いですね、やっぱり。 もうちょいお手軽な【カヴァ】や【スプマンテ】ですと栓にストローを差し込めるように出来ているのもありますが、こちらは普通に開栓するタイプです。駐車場で景気良く栓をすっ跳ばして酒屋でもらったストローを差して準備完了! 「おっちゃん、とりあえず2個剥いてくれ!」( ̄~; ̄) ムシャムシャ 美味いっ! w( ̄Д ̄ w 美味っ~いっ!! 結局、2本飲む間に8個も喰ってしまった・・・( ̄ロ ̄lll) ガビーン ・・・腹一杯とか言いつつ・・・( ̄△ ̄;) 何やってんだオレ!? ヾ( ̄0 ̄; )ノ オイオイ、キャサリン「ハラモミノウチ」トイウコトバヲシッテイルカイ? by ディラン 明日は晩御飯のお話に・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ワイン] カテゴリの最新記事
|