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笏取り虫

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Touring

2021.11.06
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カテゴリ:Touring

今年最後になるであろう笏取り虫ツーリングが11月5日(金)仏滅の良き日に華々しく執行されたのであるが、皆さん忙しい日にあたり、参加者は岡さんハーレー、入さんBMWとV7ドンキーの3名だけになってしまった。
県南からはV7ドンキーのみの参加なので、高速クルージング道路の予定を変更して、集合場所である蒜山の鬼女台展望駐車場までの最短ルートをGoogleMapで調べてみたら予想外の結果となった。
中庄から総社を抜けR180を少し走り日羽から県道57、78を繋ぎ巨瀬からR313を少し走り多和山トンネルを抜けて再び県道78で豊永へ、山を下って県道320で満奇洞を通って北上、豊永赤馬から大佐に抜け、県道58を更に北上、坂路峠を越え新庄でR181を少し走り再び県道58を北上、野土路トンネルを抜け蒜山へ、蒜山大山スカイラインで鬼女台展望駐車場というルートだ。
最短ルートは何と新見市大佐を通るルートで、今まで考えもしなかったこのルートを地図上で見ると見事に蒜山まで一直線となっているではないか。しかし、目的地までの距離は高速を使うルートが123㎞に対して最短ルートは120㎞、僅か3㎞の差でしかない。時間にすると高速が1時間41分で最短ルートが2時間50分と出た。
やはり最短ルートは細いクネクネ道も入っているので、距離も伸びるし時間もかかるようであるが、どんな道なのか面白そうだし、体験してみたくなって最短ルートで決行する事とした。
GoogleMapの時間では2時間50分となっているが、朝の渋滞を予想し少し余裕をみて7時45分に出発した。抜け道を通った事もあり朝の渋滞は殆ど関係なく、日羽の県道57へ分岐して快適なワインディングを楽しみながらも、少し抑え気味に走る。日羽谷川添いのモミジの紅葉が始まりかけており、見事な赤に染まりつつある景色を眺めつつ北上する。
県道78から巨瀬に向けて下って行くと、前方に真っ白な霧が立ち込めている。間も無くその霧の中に突入、とたんにヘルメットのシールドが曇って前が見にくい。手袋で曇りを拭きつつR313を北上。多和山トンネルに差し掛かる頃には霧も晴れ、再び新見方面へ向かう県道78へ分岐。この道は初めてだったが以外と広く豊永までは走りやすい。この頃になると手が冷たくなり、エンジンを触って暖を取りながら走る。冬用手袋にしておけば良かったと後悔。
高地の豊永からの下りは狭路となり県道320へ分岐する。この道沿いには満奇洞があり、県内では井倉洞と共に有名な鍾乳洞であるため、道路や駐車場も整備されているが、満奇洞を過ぎると道は極端に細くなり、スマホナビはUターンを指示しだす始末。
休憩を兼ねてエンジンを停止し、地図でルートの確認をするが、地図上では大佐に抜ける道に繋がっているようだが、細い道が細かく分岐していて、どの道を通って良いのか判断に苦しむ。ナビの指示通りにUターンも視野に考えていると、前方からシニアカーに乗った耳の遠そうなノーマスクの「爺さま」がやって来たので、大佐への道を尋ねると、谷に沿って上れば行けるとの明確な回答を得た。クルマがやっと通れる程の田舎道の険道(県道)を進み、大字の地名が書いてある看板を勘で選びながら誰もいない山中をゆっくりと走るのは不安であったが、やがて大佐に繋がる県道58に出た。道路も広くなったので刑部まで一気に下り、姫新線の踏切を越えれば見慣れた大佐の町に到着だ。集合時間にはまだ1時間30分もあるので、大佐神社に参拝して旅の安全を祈り、たまたま居合わせた宮司の奥さんに新庄に抜ける県道58の坂路峠の冬季閉鎖の情報を尋ねるが通った事が無いとのこと。
県道58を暫く走ると新庄への標識が出た。小さな橋を渡ると、いきなり険道(県道)の始まりである。舗装はされているが、クルマ一台がやっと通れる程の道には至る所に落ち葉や苔があり滑りやすいので、自然とスローペースになるのは仕方がない。坂路峠の頂上には県道58の標識が新見市側と新庄村側に2つ設置されていたが、これって無駄じゃね。
新庄に下ると道幅が広くなり、R181の道の駅がいせん桜新庄宿に出る。直ぐに県道58を蒜山方面に分岐して野土路トンネルを抜けると蒜山三座が見渡せる蒜山高原へ到着である。数十年前未だ蒜山が開発されていない頃は、茅が沢山生えていた事から茅部野と言っていたと聞いている。トンネルを抜けた場所はその話しを具現化するかのように夥しい茅の群生地となっており、白い穂が風に靡く風景は独特のものがある。
坂を下って集落のある付近に徳山神社が見える。境内のイチョウの黄とモミジの赤のコントラストが俄然目を引く。帰着してテレビを見ていたら丁度、徳山神社の紅葉を放送していたので、今日はNHKも取材に来ていたのだろう。
集合時間には少し早いので、道の駅風の家でトイレ休憩としたのだが、駐車場にはクルマが満車状態で、観光客は名物の蒜山大根を買って帰っている。紅葉シーズンとは言え平日を狙って来たのに、予想外の人出の多さに閉口気味である。
少し早いが、集合場所の鬼女台展望駐車場に向かう事にして、蒜山大山スカイラインに入ると黄色く色づいたブナ林に歓迎を受けたのだが、空の雲行きが怪しい。真っ黒な雲が行く手を覆っている。まさかの雨か?今日は絶対に降らないと思いカッパは家に置いて来てしまっているのだ。雨が降り出したら何処に避難しようかと考えながら、鬼女台展望駐車場に近づくも何とか大丈夫のようだ。それよりも駐車場への道がクルマで渋滞している。やはり今日は何処も人が多い。15分前に無事到着となったが、ハーレーと地元のBMWは既に到着していて、バイク専用にエリア分けされた駐車場で談笑していた。
集合場所までの距離と時間が長く、かなり走った感があったが、さあ、これからがツーリングの始まりである。予定では関金町の「いわなや」でいわな定食の昼食をとって大山を一周する事になっていたが、地元の入さんが雲の様子を見て、「いわなや」方面は雨との予知で計画を変更する事にした。何でも山陰方面が降水確率30%以上の時の大山は殆ど雨が降るそうだ。流石西日本最高峰の大山、天気は常に急変するのだ。
その後もBMWのアクスルシャフトの交換だの、ハーレーの大きなモニターにはナビが表示出来ないだの、うだうだ話しながら、入さんに地元の混んでいなくて美味しい店を予約してもらい、蒜山にUターンする事となった。
入さん行きつけの店はR482沿いの高原亭だ。名物の蒜山焼きそばから、ジンギスカン、ラーメンまで何でも揃う食堂だ。蒜山焼きそばを食す事に決めていたのだが、焼き台のある個室に通されたので、注文したのはジンギスカン定食だった。
サービスのコーヒーを飲んで腹も膨れたので大山にアタックする事にしたのだが、雨を警戒してR482を江府町方面に走り県道315に分岐し、奥大山スキー場を通って西側から鍵掛峠を目指す事にした。大山環状道路に入ると通行量が増え小さなパーキングは何処も飽和状態である。見事に黄色く染まったブナのトンネルは圧巻だ。手にカメラを持った中年や老人ばかりがやたらと目に付く。鍵掛峠の手前まで来たら渋滞が発生していた。鍵掛峠は大山を撮影する一番の人気スポットなので、紅葉を愛でに来た人は必ず寄りたいパーキングであるが、如何せんトリッキーな峠にあるので駐車場が狭くどうにもならない。道幅も狭いので路駐も出来ないので諦めて通過するクルマも多い。それを見越して空き地にバイクを駐めて鍵掛峠まで歩いたのは正解。クルマどころか、バイク1台駐める隙間もない位混んでいたが、ガスや雲に隠れる事なく荒々しい大山の南壁が迫り、紅葉は過ぎたようだったが、葉の落ちた広葉樹との一体感が見る者を魅了する絶景が楽しめた。
この時点でまだ14時過ぎであったが、これから大山を一周するとなると時間切れとなるので、次回の楽しみに取って置き、引き返して鏡ヶ成でコーヒータイムとする事にした。今日はBMWを先頭にして撮影スポットでは次を走るV7がホーンを鳴らして停車するという事を繰り返していたが、何時もいきなり止まるので、最後尾のハーレーは大変だったようだ。
ハーレーは乗った事がないので分からないが、400㎏を越えるような巨体は駐める場所を選ばないと、身動き出来なくなるようで、特に前下がりの場所や狭い所は気を付けなければならないらしい。知らない者はバックギアが付いているのでバックすれば良いではないかと思うのだが、ハーレーのバックギアはクルマのようにシフトレバーで操作するだけではなく、ミッションに別体のバックギアを噛み合わせるために、複数の複雑な操作が必要で、慣れないとまともにバックする事すら難しいようである。
クルマで例えるならV7がカローラでハーレーは10屯ダンプのようなものだ。しかし、ハーレーの良さはその辺りの操作感や重量感にあるのかも知れない。
鏡ヶ成で入さんの奢りの缶コーヒーを3人揃って飲みながら、笏取り虫の由来や、1泊ツーリングの実施ついても話しが及び、長々とダラダラと16時近くまで話しが続き、来年はハーレー岡さんがテントを買って飲酒宴会キャンプツーリングをする事でお開きとなった。
ハーレーは一般道、V7は蒜山ICまでBMWの先導を受け、米子道、中国道、岡山道、山陽道と乗り継ぎ、17時20分頃には無事帰着と相成った。帰りは早い。

県道58号の坂路峠に向かうV7ドンキー

野土路トンネルを抜けると一面のススキが目を奪う

ススキ野から紅葉した蒜山三座を望む

鬼女台展望駐車場に駐めたV7、BMW、ハーレー

今にも泣き出しそうな「いわなや」方面

高原亭でのジンギスカン

県道315号から大山を望む

BMW越しのブナ林

ハーレーとブナ林

紅葉と烏ヶ山

渋滞中の鍵掛峠パーキング

迫力のある大山南壁

紅葉と大山

牧歌的雰囲気の鏡ヶ成







Last updated  2021.11.06 18:48:40
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2021.10.30
カテゴリ:Touring

今年の秋は夏からいきなり冬がやって来たように寒くなり、何時ものような秋晴れで小春日和のように感じられる日が無くなってしまった。このまま閉じこもっていては、キャンプに出掛ける日を逸してしまいそうなので、無理やり時間を作って決行する事にした。その代償として、出発は午後2時、帰着は翌日の午前11時というトリッキーな時間設定となってしまった。
この時間の中で1泊2日のキャンプツーリングを行うとなれば、近くで、比較的暖かい瀬戸内海沿岸が理想である。探してみると赤穂にある丸山県民サンビーチキャンプ場が目に止まった。距離も丁度良いし、見近島と同じでトイレ、炊事棟を完備して無料なのが有り難い。
今回は昨年取り付けたリアキャリアの具合をみるため、セローの出番となった。TIGRA(ティグラ)のスマホアタッチメントをV7から外すのが面倒になったので、追加で購入していたTIGRAを取り付けて出発だ。
R2をブルーラインに向けて快調に走る。何時もなら渋滞するR2だがこの時間なら空いているし、気温も一番高い時間帯なので、寒くはない。工事のための交互通行が1箇所あったブルーラインも無事通過し、日生へのR250へ分岐する。
今日はスマホのカーナビをB+COM SB6Xで聞いているので安心である。日生漁港を通り、寒河を抜けると兵庫県だ。赤穂はすぐそこ、神田の交差点で県道32号に分岐し、赤穂の街の南を迂回して海沿いに出ると目的地のキャンプ場だ。手前の山上に赤穂ハイツがあり、入浴のみもOKなのは有り難い。
丸山県民サンビーチキャンプ場は広い駐車場を完備しているが、真新しい料金ゲートが儲けられていたが可動はしていないようで、張り紙に11月1日からクルマの駐車料金60分200円、500円が上限で24時間駐められるとしていた。バイクは無料のような?
このキャンプ場は海を眺望する芝生エリアと大きな楠を中心とする木下エリアと浜辺へと続くグランドエリアと斜面にサイトを散りばめた山中エリアに分かれるが、管理人が居ないキャンプ場なので、好きなサイトで早い者勝ちで勝手にテントを張れば良いようである。
無料とは言え、2箇所の水洗トイレや炊事棟、自販機があり、夜は外灯も点く施設なので、人気のキャンプ場となっているようである。本日も平日にも拘わらず20組ほど来ていた。なるべく人がいないサイトを探したら斜面の山中エリアになった。海は見えないが、近くには他のキャンパーも居ないので良しとした。
早速テントの設営をしていたら、鳥取方面へツーリングしている筈のディアベルさんから電話が掛かった。何でもキャンプ場の駐車場に来ているとの事。様子伺いに赤穂まで下って来たらしい。凄い行動力だ。少し話しをして帰って行ったが、ディアベルの音は遠くまで聞こえるので何処を走っているのかすぐ分かる。
今回も焚き火台を使うので、早速薪拾いに出掛ける。事前の情報では、テントサイトは綺麗に整備されているので、薪となる枝葉は皆無との事であったが、道路脇に十分な量のオオバヤシャブシの枯れ枝を見つけたので、喜び勇んで持ち帰った。
直径10センチ程の枝をエビナタで適当な長さに切り揃えると汗が出た。その他では海岸に行けば大きな薪はないが、竹や木切れの漂着材が大量にあるので、これを集めても凌ぐ事が出来るであろう。
日暮れになってから焚き火を始める。暖を取るためとか、只火を焚くだけなら、どんどん燃やせば良いのだが、料理をしようとすると、長持ちする熾きが必要になる。そのためには広葉樹の太い薪が理想であるが、今日拾ってきたオオバヤシャブシは硬く、火持ちも良く理想の薪であった。
夜は冷えるので、今日は焼あごだしのスープで寄せ鍋をして暖まろうと言う算段だが、待ちきれないので、十八盛200㎖を飲み始める。キノコを中心とした具材が煮えた頃には、加茂緑200㎖に移行していた。更にウヰスキーへと飲み進めていると駐車場の方向からチャルメラが聞こえて来た。夜泣きラーメンが来るという噂は本当だったが、食べる人がいるのかなぁ。こちらの締めは何時もの29円うどんで消灯となる。
見近島で教えて貰ったバッテリー式ライトをamazonで購入して、100均で買った1,100円のランタンスタンドに吊ってみたが、これは大正解。光量が多く明るいのでこれ1つで十分である。この明るさに慣れるともうランタンには戻れない。しかも、光度を少し落としてテント内ライトとして朝まで点けていたが、バッテリーもまだ十分余裕がある。
シュラフに潜って寝ていると寒さがが襲ってきた。矢張りこの季節は夏用シュラフでは無理のようだ。用心の為に持って来たHONDAで貰った粗品の大型フリースを出して包まったら寒さが落ち着いた。来年は3シーズン用を買おう。
キャンプ場の前の海には筏が設置してあるので、朝4時から漁船のエンジン音が響く、これは誤算であった。漁師は仕事、こちらは遊びなので仕方がない。
午前6時過ぎ、辺りが明るくなったので起床する。木の下なので、夜露は皆無でテントや他の物も濡れていないのは有り難い。早速シートの下に置いていた薪を出して、焚き火台で火を熾して暖をとる。見近島でもこのキャンプ場でも皆さん挙って焚き火台を使用して焚き火をしている。
「ヒロシのぼっちキャンプ」の影響は凄いものだ。ヒロシが使っている焚き火台は本家スイスのピコグリルで、11,600円もする。かたや今シーズン使用している焚き火台は中華製の2,980円だ。オールステンレスを使用した材質も、形状も殆ど同じで、耐久性も問題無い。レビューでは何十回と使っている強者もいるようだ。恐るべし中華人民共和国。
しかし、ピコグリルを考案したブルーノさんは偉い。熱効率が良いので薪を同じ方向に置いても完全燃焼するし、大きな薪でも耐える頑丈さ、スピット(串)を乗せれば、調理器具が置けるのでどんな料理でも出来る。燃料の薪は少量でもOK、辺りに落ちている細い枯れ枝で十分だ。ステンレスの台の上で火を焚くので環境にも優しい。畳むとA4サイズほどで、厚みは1㎝程、重量は400g弱で持ち運びは最高。キャンプの常識を覆した発明だ。もうバーナーも炭も必要無い。
海岸に出てみると朝日が美しく輝いていた。瀬戸内海の朝日と夕日は多島美と相俟って、何時まででも眺めていられる。
朝メシはもしもの事を考慮して持って来た嵩張る中華製ガスバーナーで卵とベーコンを焼いたが、焚き火台で十分であった事は言うまでも無い。
今日は11時までに帰らなければならないので、薪を灰になるまで燃やして、撤収。一番でキャンプ場を後にした。赤穂の湾岸道路も渋滞時間は過ぎているので、快走できた。後は往路と同じルートでセローを駆る。エンジンは絶好調、カブと違って早い速度のクルマにも余裕でついて行ける。車体は軽いし、リアキャリアを付ければ積載能力もかなりある事が分かった。旅をするなら250ccオフロードがベストチョイスだろう。岡山のR2まで帰ったとたんに名物の渋滞に巻き込まれてしまって時間を費やしたが、10時過ぎには無事帰還と相成った。

追加で買ったTIGRAのスマホアタッチメント

ハンドル中央に取り付けたスマホ

出発準備が整ったセロー

丸山県民サンビーチ駐車場

トイレ、自販機が設置される駐車場

海から見た山中エリア

山中のテントサイト

準備万端整ったぼっちキャンプ会場

夕暮れの海岸と釣り人

夜のテントサイト

鍋用だしと寄せ鍋

大きな薪も燃やせる焚き火台

焚き火台で締めのうどんを煮る

朝日に輝くサンビーチ

浜辺のグランドエリアから海を望む

中華製ガスバーナーで作るベーコンエッグ

日生港から望む鹿久居島大橋







Last updated  2021.10.30 09:15:17
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2021.10.06
カテゴリ:Touring

今年の夏は天候不順でキャンプツーリングにも行けなかったので、悶々とした夏を過ごし、忙しい筈の秋になったのだが、コロナの影響でキャンプに行ける日が出来た。
行き先は平成29年に福さんとカブで往復した「しまなみ海道」の途中にある見近島のキャンプ場だ。この島は愛媛県に位置し、伯方島から大島に架かる伯方・大島大橋の中程から原付、自転車、徒歩のみ降りて行ける島である。従って家族連れや若者集団などが居ないのがよろしい。
コロナで閉まっていてはガッカリなので、念のために宮窪支所住民サービス課に問い合わせると10月1日から再開しているとの事で、人の少ない10月4日(月)に敢行する事にした。
しまなみ海道の側道を通行できるバイクは125cc未満となる事と、キャンプ道具を積載出来る事を考慮すると自ずとスパーカブ90の出番となる。90とは言え、尾道まで自走する気力も体力もないので、工作車に積載して向島まで運ぶ事にした。
Googleマップの航空写真モードでクルマを一晩泊めれそうな駐車スペースを探すと、向島IC近くの山中に手頃な駐車場が見つかったので、ナビを頼りに行ってみると、何やら施設の駐車場のようだったので、その手前にあった空き地に工作車を突っ込んで、カブを降ろす。
今回はキャンプを行うので、アイリスオーヤマのRVボックス(30L)1つでは足りない。そこで荷物の分散を図るため、シュラフはフロントキャリアへ、テントマットは外付け、食料は保冷剤を入れた発泡ボックスをRVボックスの上に取り付ける事にした。
カブのエンジンを掛けたのが13時10分、予定ではもう少し早い出発だったのであるが、昼メシに美味いと評判の松ちゃんラーメンを食べようとして、まさかの定休日、仕方がないのでラーメンシゲで醤油ラーメンを食したりしていたものだから、ツーリングはダラダラと遅れるのである。
見近島までは4つの島と5本の橋を渡らなければならないが、そのまま走れば1時間程で着いてしまうだろうから、のんびりと名所を巡りながらツーリングを楽しむ事にした。
原付でしまなみ海道を走るには橋の近くの専用道からのアプローチとなる。ところが入口は橋からかなり離れている事が多く、その上自転車/歩行者道と原付道の入口が違う橋もあるし、標識が小さいので通り過ぎてしまいそうにもなるため、橋の近くになったらゆっくり走る事が肝要である。それと、道路標識の「しまなみ海道○○IC」の「しまなみ」に惑わされてはいけない。ICはあくまで、クルマ専用なのだ。
しかし、行政がサイクリングに力を入れているだけあって、道の駅や大型店舗、寺院などには駐輪スタンドが設けられており、スタンドの付いていない自転車には有り難いサービスだ。道路にもブルーのラインが引かれており、時折今治と尾道の文字が書かれているので、そのラインに沿って進めば、次の橋の入口に到達できるようになっている。正に地図が無くても走る事が出来るのだ。
向島を出発して最初の橋は因島に架かる因島大橋である。この橋だけは、瀬戸大橋の電車のように橋桁の真下に原付・自転車道が造られているので、保護網などがあって見晴らしはすこぶる悪い。橋に来て気が付いた。原付は有料なのだ。金額は50円とか100円位なので大した事はないのだが、何も考えずにラーメンシゲでの支払いに小銭を使ってしまっていたので硬貨が残り少ないのだ。因島ではコンビニを探さなければならない。やっと見つけたコンビニで、要りもしないマスク用ミンティアを98円で購入し、おつりを100円と50円にして貰ったので一安心だ。
次は生口島に架かる生口橋だ。斜張橋の美しい橋は橋上からの眺めも良い。どの橋も通行料は設置してある箱に投げ入れるだけで簡単なものだが、両替機を置いて貰えれば今日のようにならなくて済むのになぁ…と思いながら通行料を投げ入れていると「回数券は料金所で販売しています」との張り紙が目に止まった。両替しなくても、ICの料金所に行けば回数券が買えたのだ。しかし、回数券だと余るか。
生口島は瀬戸田の耕三寺と平山郁夫記念館が有名だが、記念館は訪れた事があるので、耕三寺に行ってみたが、バイクを駐める場所が無かったので、入口の写真だけ撮って先に進む事にした。
次は大三島に架かる多々羅大橋だ。この橋も斜張橋で道の駅多々羅しまなみ公園からの眺めが美しい。ここから次の橋までは短距離だが、島の反対側にある大山祗神社に参拝する事にして、峠を越える。カブ90カスタムは3速だが、トップギアが良く粘るし、全開で走ると速い。バッテリーレスにしているが、レギュレーターのパンクも無く、LEDのウインカーも正常に点滅している。エンジン、電気系統共に問題無く大きな荷物もものともせず快調である。
大山祗神社に到着。入口の参拝者駐車場にカブを駐めて、境内をゆっくりと散策する。この神社の目玉は何と言っても境内の中央にある樹齢2600年と伝えられる楠の神木だ。大きな洞を伴って尚且つ伸びる枝に生命力の強さを感じる巨樹は圧巻である。
参拝を終え外周路に向かう。島の南半分の海岸線を大きく回る外周路は結構な距離があるので、燃費は悪くなるが少々開け気味で走ると段差ではリアサスが底をつく。社外品のサスにしたいのだが、アップマフラーに干渉するので、当面はカバーを外した細い純正サスで我慢するしかないようである。
次は伯方島に架かる大三島橋だ。アーチ橋の短い橋を渡れば塩で有名な伯方島である。もう今日の目的地の見近島に近いし午後4時を回っているので、長時間の運転で喉が渇いた。出掛ける時はビールはいらないだろうと発泡ケースに入れなかった事をここに来て後悔する。欲しい。どうしてもビールが飲みたい。その一心で酒屋を探しているとZAG ZAGの外壁にちょっと気になる「酒」の文字を発見。ドラッグストアは何でもあるのね。冷蔵庫から取り出したキリンの一番絞りを握りしめて、レジに向かう中年ライダーの悲哀を込めた後ろ姿を呆然と見つめる白衣姿の店員には目もくれず、素早くビールを発泡ケースに仕舞ったのは言うまでも無い。
次はいよいよ大島に架かる伯方・大島橋だ。この橋は伯方島と大島の間に架かる吊り橋であるが、橋の中間辺りから見近島に降りる連絡道が分岐する。原付道を下って行くと見近島キャンプ場に到着だ。草が刈られ綺麗に整備されたキャンプ場には男女トイレ、炊事棟、多目的棟の3棟があり、無料だ。藤棚の下に3人、多目的棟の前に1人のライダーが既にテントを張っていたので、入口近くの石のテーブルがある防波堤脇に居場所を決めてテントを立てる。今日のテントは30年以上前にバイクツーリング用に買ったモンベルのムーンライト1である。このテントは月明かりでも1分で設営できる優れ物であるが、狭いのが欠点である。そのテントのポールを繋ぐショックコードが経年劣化で伸びきって戻らないので、ポールが繋げない。
今まで騙し騙し使って来たがもう限界のようだ。ナイフでショックコードを切断して何とか組み立てが終わるやいなや、震える手で発泡ケースからキリンの一番絞りを取り出し一気に喉に流し込む。美味い。この一撃たまらん。海を眺めながらビールを飲んでいると、2組の原付ライダーと小さな自転車に小さなリヤカーを引っ張って初めての自転車キャンパーが現れた。
今回のキャンプは「ぼっちキャンプ」の象徴とも言える焚き火台を使用して煮炊きをする事にしたので、ナタを手に薪を探すが、周辺は綺麗に整備されていて手頃な枯れ枝が見つからない。砂浜に出て流木を探すも小さなゴミ1つ落ちていない。山に入ろうにも険しくジャングルのようになっているので、入る事が出来ない。仕方がないので山際を細かく探し回り、何とか1日分の枯れ枝を見つけた。着火用は枯れ草とウバメガシの枯れ葉付きの枝だ。
初めて使用する焚き火台はステンレス製で折り畳むと厚さ1.5センチと非常にコンパクトでありながら、十分な燃焼材が燃やせるサイズの中華製と思われるが、燃焼にも耐久性にも問題無く使用できた。火吹き棒とワイヤーソーが付いて2,980円は納得価格である。
火が熾きた所で、ダイソーで買った330円の大人気スキレットMにオリーブオイル、マッシュルーム缶、カットシメジ、ホタテ、海老を入れたアヒージョをあてに、清酒燦然を飲み進めて行く。2杯目のアヒージョが終わった所で、焼き鳥に移行。清酒が終わったので、スキットルに入れたウヰスキー余市に移行。
辺りを見渡してみると、皆それぞれぼっちキャンプで、焚き火台を使用して静かに料理し、火を見つめながら酒を黙々と飲んでいる。暇なので後から来た2人組と自転車キャンパーに声を掛け話しを聞いた。2人組はこれから高知と宇和島で2泊して広島に帰るそうだ。自転車キャンパーは三次の高僧さまだったので、今後のキャンプに於ける日本人の行動様式について熱く激論を交わし、締めのうどんを食べて寝た。
翌朝5時30分起床。辺りは大雨が降ったかのようにずぶ濡れ。夜露が凄い。早朝から釣りに出掛ける者、コーヒーを飲む者、寝ている者と様々であるが、着火用材を探し出し、濡れた薪に火を付け、朝食準備に取り掛かる。スキレットで卵とソーセージを焼いておにぎりと一緒にほおばる。今回初めて使ったスキレットだったが、煮て良し、炒めて良しで、コンパクトな上、焚き火との相性と保温性など良い事ずくめで、これ1つで殆どの料理をこなしてくれる優れ物だった。重いことを除けば完璧なソロキャンプ調理器である。
テントだけを残して片付けを済ませたのだが、朝日が当たっても露がなかなか乾かないので、半乾きのまま撤収して1番で出発。ガソリンは向島まで何とか持ちそうだ。朝の空気は冷たくて気持ちが良い。橋を渡っていると何台もの自転車や原付にすれ違った。今日も天気が良いし、非常事態宣言も明けた事だし、多くの人がしまなみ海道を走りに来ている。ここは正に2輪の聖地だ。
向島に隠していた工作車まで無事辿り着き、カブを積載。無料になった尾道大橋を渡り、山陽道福山西ICから車検を終えたばかりの工作車を飛ばして昼前には無事帰宅する事ができた。

工作車に積載したカブ

秘密の空き地で出発準備を整えたカブ

向島の原付道入口

斜張橋の生口橋

耕三寺正面

多々羅大橋に向かうカブ

天に聳える多々羅大橋の橋脚

橋から眺める海峡の潮流

道の駅多々羅しまなみ公園から多々羅大橋を望む

大山祗神社の神木「大楠」

大三島から遙か来島海峡方面を望む

道路にペイントされたブルーのラインとコース名

遠くで見ると怖い!橋にアクセスする原付道/手前は本線

橋上の見近島入口を示す小さな標識

見近島キャンプ場から伯方・大島橋を望む

威勢良く燃える焚き火台の枯れ木

美味しく出来上がったアヒージョ

適宜な火加減で焼かれる焼き鳥

朝食の卵とソーセージ

大三島橋にて本線と並行に走る原付道







Last updated  2021.10.20 07:05:35
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2020.11.15
カテゴリ:Touring

寒霞渓の登山は紅雲ロープウェイ駅から始まる表12景を巡りながら登ると四望頂に至り、尾根沿いに500m進むとロープウェイ駅のある山頂に到達し、反対側の裏8景を下って県道を1km上ると紅雲ロープウェイ駅に戻ってくる。登りが2km、下りが2.8km、全行程4.8kmの登山コースだ。
登山道入口の紅雲亭からはつづら折りの急な坂道が続くが、コンクリートで非常に歩きやすい。四望頂まで名所が12箇所あり、写真と説明の看板が設置されているので分かり易い。振り向かないと見えない名所が多いので、案内看板が無かったら見過ごして先に進んでしまうであろう。丁度紅葉の季節なので、広葉樹の赤や黄色が鮮やかで美しい。名所では写真を撮るため足を止めて休憩するが、決して座り込んだりはしない。立ったまま休憩するのが登山の鉄則だ。
2組の中年夫婦とソロの女性がいたが3組とも抜き去って45分ほどで、登山道が二手に分かれる「左は緩やか、右は鎖道」の看板があり迷わせるようになっているが、頭上からクルマのエンジン音が聞こえて来たので、四望頂は直ぐ近くだと判断して急峻な鎖道を選んだ。なるほど。石鎚山程ではないが、柱の付いた鎖を握らないと登れないような岩場を越えると四望頂だ。見事な絶景を前に呆然と佇んでいると、頭上で音がする。思わず仰ぎ見るとドローンだ。鳥でないと絶対行けない岩や谷を越えてドローンがゆっくりと飛んでいる。さぞや迫力のある絶景が撮れる事であろう。重いのに持って来た一眼レフでは手も足も出ない。
山頂ロープウェイ駅までの間には何箇所か展望台があるので、全て立ち寄って写真を撮って回り、山頂に到着した時には既に13時前だった。頂上で寒霞渓の文字を入れて写真を撮っていると、キャバ嬢のようなネエチャンがフィリピン訛りの片言日本語で「写真撮って貰えるか?」とiPhoneを差し出すので、2枚撮ってやったら、私の写真も撮ってやると言うので、要らん世話じゃと断ったら、「ワタシ今日一人で来た。」という。意味深な言葉だが、所詮はキャバ嬢。それがどうした。腹が減ったので、昼メシでもと思ったが、観光地のレストランなんかに美味い物は無いし、保育園児が集団で遠足にも来ており、ゆっくり出来そうもないので止めにして下山する事にして、休憩中の施設の従業員に小豆島の見所の話しを聞いたら、詳しく教えてくれ、最後に下山はイノシシに気を付けな。何せこの島には3千頭いるでな。と付け加えられた。山頂の2輪駐車場では神戸ナンバーのBMWを初めとする一団が占拠して、休憩していた。この島の規模なら大型もアリだと言う事だ。
山頂から裏8景登山道に入る。登山の下りは爪先に体重が掛かるので、靴紐は固く締めるのが鉄則であるが、楽な筈が体重の掛け方が変わるので足が疲れる。裏8景を楽しみつつ一人寂しくイノシシのいる山を下って行くと松茸岩があった。岩の上に大きな岩が乗っかってバランスで持っているように見える不思議な岩だ。写真を数枚撮って更に下ると、突然石門が現れた。自然の岩がくり抜かれてアーチのようになった門である。帝釈峡にも同じような物があるが、こちらは規模こそ小さいが、回りの紅葉が実に美しい。石門を潜ると小豆島第18番霊場の石門洞だ。大きな岩をくり抜いたような壁に護摩堂が鎮座し、圧巻である。
ここからは道幅も広がり、クルマも通れる道になり、紅雲ロープウェイ駅へ続く県道へと繋がるのだが、この県道はカブで走った時にはあまり感じなかったが、結構な坂道となっており、ゴールまで1kmとなる。ダラダラと歩いていると何だか凄く疲れた。昼メシ抜きで水分も一切とっていないからであろうか。カブが見える頃にはヘトヘトになった。
乗車支度をして、スマホで近いレストランを検索すると、小豆島町にEATなる小洒落たレストランを見つけた。これからカブでぶっ飛ばせば14時過ぎ位には着くであろう。ヘルメットは半キャップなのでサングラスを掛けて、歩いて来た道を下ると小豆島町方面に向いたワインディンロードとの分岐があったので、迷わず突っ込むが、走っても走っても山ばかりで、異変に気づいた。カブを止めてスマホで調べたら、この道はブルーラインで小豆島町には行けない。ショートカットする脇道も無く敢えなくUターンするしかない。また、やっちまった。
小豆島町のEATの付近までやって来たが、店が見つからない。レストランなら店らしい看板がありそうなものだが、そんな物は見当たらない。同じ道を何度もウロウロしたが見つける事が出来ない。もうやっていないのかもと、諦め掛けた時、倉庫のような建物に小さなEATの文字があるのが目に入った。これか?国道から入った脇道に軽四が2台程度置ける小さな駐車場とどう見ても倉庫にしか見えない佇まいの上、看板も無いので知っている人でないと見つけにくい。
恐る恐る入店してみると、こんな時間なのに客が2組いた。もう14時30分になっているので取り敢えず食事と言う事で、鶏肉と野菜のセイロ蒸しランチを注文。夫婦と思える2人で調理して出してくれた。セイロの中には沢山の鶏肉と10種類以上の野菜が3段になって入っており、ポン酢で頂く。冷えた体を温めてくれて、蒸し具合が丁度良く非常に美味。美味しゅうございました。
ここまで来ればもう5キロ程で二十四の瞳映画村まで行く事ができるので、カブを全開にして岬の先端まで走った。小さな校舎の分校を見学して、Uターンで土庄港に向けて帰路に着く。道沿いのオリーブ公園に寄ってみると寒霞渓の山頂にいたBMW軍団が休憩していた。土産にオリーブの苗木でも買おうかと思ったが、アイリスオーヤマボックスには入りそうもないので、諦めて先を急いでいると、間も無くBMW軍団が追いついて来た。前方にクルマがいるので、カブが先頭で軍団を引っ張る恰好となった。実に気持ちが良い。晩秋の日が傾いて来たので、最後に文化財となっている富丘八幡神社の桟敷を見学しようと土庄町に入った頃、BMW軍団が何処かへ消えた。
富丘八幡神社の桟敷は広い馬場を見下ろすように山裾に石垣を積んで400近い見学席が作られており、遠くから見ると何かの遺跡のように見える。現在でも神社の祭りには氏子がその桟敷に集って馬を使った神賑行事を見物するのだそうだ。祭りの当日はさぞ壮観であろう。神社は桟敷のある山の頂上に鎮座しているので、少しUターンして、鳥居を潜ってカブで登って行くと頂上に駐車場があり、瀬戸内海を見下ろす展望台にもなっている。神社の社殿は立派だが、普段は無人のようである。本日のツーリングの無事帰着を祈って神社を後にしようとした所へ、例のBMW軍団が登って来た。先頭のBMWに軽く挨拶をして、土庄港に向かう。軍団は神戸ナンバーだったので、島の反対側の姫路行き乗り場に向かうか、或いは宿泊だろう。
定刻、4時30分のフェリーに乗ったが、帰りもバイクはカブだけだった。新岡山港に向かうフェリーからは島影に沈み行く夕日が実に美しく、まさにサンセットクルージングの様相を呈している。何人もの乗客がデッキに出てカメラのシャッターを押していた。
新岡山港に着く頃には既に夜の帳が降りており、ライトを付けての走行となる。R2は時間的に渋滞している事は分かっていたが、渋滞を縫ってどの程度時間が掛かるのか、朝との比較をしたかったので、敢えてR2経由を選んだ結果、帰着まで40分だった。R2の方が5分早いと出た。
前日に修理したカブのウインカーと燃料計も問題無く作動したし、メンテのお蔭でスムーズな走行が出来た。90ccなのでそこそこのスピードを出す事が出来るし、クルマにも追走することができる。何と言ってもブレーキドラムが大きいのでブレーキの効きはディスクブレーキと間違うほどで、ピカイチである。本日の走行距離124kmなり。
今回のツーリングは登山に恐れをなして会員の皆さん全て不参加となったが、この時期にしか見ることが出来ない寒霞渓の紅葉を堪能出来た事は大きな満足となった。その分、他の名所は回れなかったので、今度は暖かい時期に走りメインで訪れてみたい。

寒霞渓表12景

寒霞渓表12景

寒霞渓表12景

寒霞渓表12景

寒霞渓表12景

寒霞渓表12景/鎖道

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近
寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上付近

寒霞渓表頂上

寒霞渓裏8景/松茸岩

寒霞渓裏8景/石門

小豆島第18番霊場/石門洞

寒霞渓裏8景

寒霞渓裏8景/法螺貝岩

紅雲ロープウェイ駅

レストランEAT

EATの駐車場

鶏肉と野菜のセイロ蒸ランチ

二十四の瞳映画村にある岬の分校

小豆島オリーブ園

オリーブの実

富丘八幡神社の桟敷

富丘八幡神社

富丘八幡神社の展望台から望む瀬戸内海

富丘八幡神社駐車場

フェリーの中の適当な車止めロープは無し

船上からの夕日












Last updated  2020.11.15 12:45:29
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2020.11.13
カテゴリ:Touring

小豆島の寒霞渓が紅葉のシーズンを迎えているので、バイクで登山ツーリングを行う事にした。小豆島は比較的近い島なのだが過去に1回しか訪れた事がない。何十年も前の事で記憶は殆どない。
新岡山港から土庄港までフェリーを利用するので、乗せるバイクは小さい程料金が安くなる。因みに750cc以上だと片道2,340円、750cc未満は2,040円、125cc未満は1,720円だ。この料金は旅客運賃が含まれる。旅客運賃のみは1,090円なので、原付きバイクなら630円上乗せするだけで、お得感がある。
今回のバイクは最近殆ど乗っていないシャリィにしようと前日にエンジンを掛けようとしたが掛からない。ガソリンタンクを見てみると空っぽだ。ガソリンは入れていた筈だがと思いながら、1Lほど入れて様子をみたら、フレームの下辺りからガソリンがポタポタと落ちている。タンクを外してみると燃料コックがガソリンまみれになっている。中のパッキンが終わったらしい。直ぐに修理は不可能なので、カブを使用する事にしてGSのセルフ給油でガソリンを並々一杯に満たして帰り、各種の点検と修理を行う。
最近右ウインカーが点いたり、点かなかったりなのでスイッチに異常があると当たりは付けているので、ハンドルスイッチをバラして接点を磨いたら完治した。次は燃料計だ。これも1度は直したが、再び動かなくなっていたので、センサーをタンクから抜いて、エンジンを掛けようとしたら、キックの振動でセンサーの穴からガソリンが溢れそうになったので慌てて手で塞ごうとしたがステップに足が引っ掛かって、あろう事かバイクを倒してしまった。ガソリンが溢れるどころか、500cc程ぶちまけてしまった。引火すると危ないのでウエスで拭いて処理したが、折角すりきり一杯入れたガソリンを捨てただけに終わった。
燃料センサーをセットしてエンジンを掛けたら燃料計の針は満タン位置まで動いた。やれやれである。タイヤの空気圧を適正値まで入れて、少し伸びたチェーンを張って、ユルユルになった右ミラーを外してナポレオンの可倒式にして左右に付けた。これでやっと整備完了である。
11月11日午前7時30分出発。朝早いので着込んでいたが、足が冷たい。オーバーパンツを履くべきだったがもう遅い。真冬のような事はないだろうと暫く走ったら慣れて来た。新岡山港に行くのは初めてだったので、R2の渋滞を避けて岡南飛行場経由で児島湾締め切り堤防を渡り、児島湾大橋を渡ってのルートを選んだが、どの道も凄い渋滞だ。毎日こんなに渋滞する道をよくクルマで通勤できるものだと感心しながらクルマの脇を抜けて行く。フェリー乗り場に着いたのが8時15分。45分で新岡山港まで行ける事が分かった。発券はバイクの排気量を申告するだけで、書類や現物を見せることはなかったが、乗船場所で切符確認をするオジサンはバイクを一目見ただけで、排気量が分かるのだろうか?150ccなどは微妙と思えるのだが....。帰りの予期せぬトラブルを考慮して往復券を購入し、乗船するもバイクは私のカブ1台と寂しい限りである。
8時30分定刻に出港したフェリーは朝凪の穏やかな瀬戸内海を小豆島土庄港に向けて、船足を速める。船内ではWi-Fiも使え、足湯の案内もあったが、行ってみると湯が落としてあって使用不可。ならば案内するな。小豆島は現在復路フェリー無料キャンペーンを実施しており、2名以上が乗ったクルマで指定の宿泊施設で1泊して500円以上の食事をして1,000円以上の買い物をすれば帰りのフェリー代が無料になるとの事であるが、期限が来ても予算が半分ほど残っているので来年までキャンペーンを延長するようである。どうせなら、往復無料にすれば良いのに….。しかもバイクは対象外。何でや。
岡山、土庄間の所要時間は1時間10分である。9時40分から小豆島ツーリングの始まりである。カブのメンテは昨日やったばかりであるので、機関は全て好調である。今日は寒霞渓登山がメインなので、見学は通り道に近い所のみ行う事とし、最初は丁度干潮時間で島と島とを結ぶ砂浜が現れるエンジェルロードに寄ってみた。砂浜の手前にオジサンには無縁の恋人の聖地約束の展望台があったので、写真を撮ろうと登ってみたら、2組のカップルがイチャイチャと記念写真を撮っていたので、空気を読んで素早く写真だけ撮って早々に退散、カブの隣に駐めた小さなタイヤの高級そうな自転車に乗った一人旅のギャルが先に出発、途中で追い抜き寒霞渓の標識に沿って走る。カブのハンドルはスマホを取り付けるスペースが無いので、ナビは使わず標識を頼りに寒霞渓を目指す。快適ロードは段々と標高を上げて行き、カブのエンジンが唸りを上げる。高回転の伸びも良く至って快調だ。この時には何も考えず、大きな間違いを知る由も無く寒霞渓に向けて飛ばしていたのだが、銚子渓のお猿の国を通り過ぎて、暫くしてどうもおかしい事に気が付いた。お猿の国は寒霞渓山頂へ続く道の途中にある筈だ。このまま行ったら頂上まで行ってしまい登山は出来ない。やっちまった。寒霞渓ロープウェイ駅に行くには海岸沿いを走って行かなければならないのだ。
時間のロスを少しでも取り返すために、海側へ下る道を探しながらUターンした。暫く走ると細い林道を見つけた。遙か下方に家並みが見えるので繋がっているようだ。落ち葉に気を付けながら下って行きながら考えた。登山は何もロープウェイ駅から始めなくても頂上にカブを置いて、裏8景から下って表12景を登っても同じじゃね。ならば、再度Uターンするか。いや待て。半分以上歩いて最後が山登りになるのはどう考えてもキツイ。やっぱりロープウェイ駅に行く事にして先を急ぐがこの時既に1時間遅れとなっている昼メシは抜きだな。やっとの事でロープウェイ駅に行く道を見つけ坂を登っていたら、あの高級自転車に乗ったギャルがのんびりと走っていた。あれほど飛ばしたのに何と自転車と変わらないじゃね。やられた。今まで私は何をやっていたのだろう。撃沈である。
快適ロードで標高を上げてやっとロープウェイ駅に到着。駐車場の端っこにカブを駐めて急いで登山支度だ。トレーナーを1枚脱いで、一眼レフはウエストバッグへ望遠と広角の交換レンズはナップサックへ。無謀にも水分無し、食料無しで登山開始である。(登山編は次回に続く)

分解したハンドルスイッチ

正常に作動するようになった右ウインカー

新岡山港に駐車するカブと小豆島行きのフェリー

船上から眺望する児島湾大橋

土庄港を出発する宇野行きのフェリー

約束の展望台から眺望するエンジェルロード

干潮で砂の道が現れたエンジェルロード







Last updated  2020.11.13 06:42:39
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2020.10.31
カテゴリ:Touring

10月30日、高知県仁淀川町の日本一の清流仁淀川(仁淀ブルー)を愛でるツーリングが決行された。最初は福井県の三方五湖のレインボーラインを走る予定だったが、長期間ドック入りしていたR50の参加を考慮し、距離を短縮する為に行き先を舞鶴に変更していたが、前日になって雨の予報となり、急遽雨の心配のない四国に変更したのだ。
月末のツーリングのために参加はディアベル、BMW/R50、V7ドンキーの3台となった。午前7時45分瀬戸中央道鴻ノ池SA集合だったが、給油に時間が掛かったとの事でR50が5分遅れで到着。今日は先日買ったB+COM SB6Xをディアベルと試すためにペアリングを行い、3台揃って丁度8時に出発となった。今回は骨董品のR50が参加なので、100キロ巡行でディアベルが先導するが、なかなかR50のペースが掴みにくいようだ。B+COMはアームマイクの風切り音が心配だったが、100キロ程度の速度では使用可能である事が分かった。瀬戸大橋を渡って、坂出JCTで高松道に分岐、R50を労って上分PAで早くも休憩。振動で緩んでグラグラになったR50のバーエンドミラーのボルトをディーンのモンキーレンチで締める。今度はR50が先導する。とたんにペースが少し上がり、下りでは120キロまで出ていた。60年前の骨董品にしては大したものだ。流石BMW。
伊予西条ICで高速を降り、R11を松山方面に少し走り、R194そらやま街道のワインディングを寒風山トンネルを目指して上る。B+COMは一般道だと何の問題も無く会話が出来る。直線ならかなりの距離で繋がるが、カーブで相手のバイクが消えると繋がらないようだ。相手が遠く離れて通信エリア外になると電子音で教えてくれる。再びエリアに入ると電子音が鳴り、自動接続される。これがSB6Xの便利な所だ。トンネルを抜けると直ぐの、道の駅木の香で休憩。駐車場には宮崎ナンバーのハーレー2台と乗用車が駐まっており、老夫婦のグループでツーリングに来たとの事。バイクに乗車する者はみなB+COM SB6Xを使用していた。人気なのね。
最初の仁淀ブルーはR194から仁淀川の支流「枝川川」に分岐し、いの町清水程野(きよみずほどの)にある「にこ淵」である。山間の細い道を上って行くと駐車場が整備され、恐ろしく急な手摺り付きの新品階段も整備されていた。瀧のある淵に降りると観光客が数人、写真を撮っていた。淵は澄んだ深い紺碧の水が湛えられ美しい。もう少し日が昇って太陽の光が当たるともっと美しい仁淀ブルーが再現されるようだが、時間がないので退散する。
再びR194に出て、R439に分岐、安居川沿いに県道362を北上、安居渓谷に分け入って行くと道路脇に今日の昼食場所「安居渓谷大関」があった。店というか小屋のような佇まいで、老夫婦で取り仕切っている。今年いっぱいで店じまいをするとの事で、NHKが取材に来ており、デレクターが撮影許可を求めて来たのでOKを出して、早速名物の、アマゴの塩焼きとアマゴの握り鮨と蟹(モクズガニ)汁を注文。アマゴの握り寿司は超美味だった。もう食べることが出来ないのでゆっくりと味わいながら頂いた。
食事を済ませNHKに見送られながら更に北上、絹が落ちて来るような背龍の瀧や仁淀ブルーになった水晶淵などを歩いて見学し、仁淀ブルーを堪能した。四国山脈は千メートルを超える手付かずの原生林が連なり、そこに降った雨が浸み出し、清流となって流れるので、どの川も透明度は抜群である。標高が高いのでもう紅葉も始まっており、秋晴れの青い空とのコントラストが実に美しい。岡山県では見る事が出来ない風景である。一度ゆっくりとキャンプでもしたいものだ。
もと来た道を引き返し、R194に復帰、道の駅633美の里(ムササビの里)にバイクを駐めると、中年ライダーが大勢集まっていた。大豊ICまでのR439はR50が先導し、その後をV7とディアベルとで来年の阿蘇ツーリングの話しをしながら快適なワインディングをのんびりと走った。高知道大豊ICからはディアベルが先導し、高松道豊浜SAでR50が給油休憩。今回のツーリングはR50を中心に走ったので、速度控えめ、休憩多めでのんびりツーリングとなったが、これもたまには良いものだ。お蔭で5時前には帰宅できたので、海鮮湯豆腐で熱燗を3合ほどゆっくり飲んで心地良い眠りにつく事ができた。

道の駅木の香で宮崎のハーレーと休憩

にこ淵に降りる急階段

にこ淵と瀧

にこ淵に咲く山野草

絶景の四国山脈

今年いっぱいで店じまいする大関

アマゴの塩焼き

アマゴの握り鮨と蟹汁

背龍の瀧

水晶淵

清流の安居川

紅葉の始まった四国山脈とV7







Last updated  2020.10.31 09:52:31
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2020.09.11
カテゴリ:Touring

大型台風一過が去り、天候も回復して来たので、涼しい所にツーリングに出掛けようと行き先を探していたら、道後山に「ひばごん郷温泉すずらんの湯」なる温泉があるとの事。無謀にも前日に、笏取り虫会員にLINEを流したら、暇を持て余しているディアベルが参加表明。
往路は「ディアベルのタイヤサイドを剥きたい」との要望を取り入れ、6月に行った「おもじろ釜温泉ツーリング」と同じルートを走る事にした。どうせならディアベル宅からの高速クルージングコースを走ってみたいと思い、早朝から渋滞のR2を玉島まで走る。出発予定より10分前の8時20分玉島を出発。県道35号で旧R2を横切るとクルマは少なくなる。小高い峠を越えるともう矢掛だ。ショートカットで県道36号に乗り換え小田川を渡るとR486に合流だ。この道は初めて走ったが、なるほど信号も無く矢掛まで直ぐである。国道を1.5km程走ると再び県道35号に分岐して北上する。この道は鬼ヶ嶽温泉がある道で何度も走った経験があるが、高低差とカーブが連続し楽しめる道路だ。ディアベルの後をついて走るとどうしてもペースアップになってしまってあれよあれよと言う間に成羽まで来てしまった。
あまりの速さで、6月のツーリングで集合場所となったJA晴の国で休憩する気にもなれず、そのままR313を4km程走り県道33号に分岐、ここから本郷までは高速クルージングコースが続き夏の暑さも何処かへ行ってしまったようである。
本郷で県道441号に分岐、峠を越えると岡山県健康の森があり、巨大な水路のオブジェがあったので、最初の休憩。多分大金を投入して作られたのだろうが、誰も見る者もなく、これから風化して行くのであろうと思うと、何だかなぁ。と言う気持ちになる。
坂を下ると直ぐに神郷の日本一の三連水車「親子孫水車」のお目見えだ。この水車は近くを通る中国縦貫道からよく見えるので、存在は知っていたのだが、近くで見るのは初めてだ。生憎の水曜休館だったが、見学だけは出来た。
R182から新見方面へ2.5kmほどで県道8号線に分岐、伯備線と併走しながら、コーナーの多いタイトな道を北に進むと段々と道幅も広くなり、走りやすくなると県境となり、いよいよ日南町だ。道の駅「にちなん日野川の郷」に到着。予定より1時間も早くまだ11時である。客がいない食堂でダムカレーを注文したが、色を見ただけで甘そうなので、一味を赤くなるほど掛けたが味は今一つ。こういう所のカレーは殆ど辛くないのが残念だ。日南町は岡山県、広島県、島根県、鳥取県の中国4県に囲まれた唯一の町だ。この町に若松クロム鉱山跡があるらしい、観光ポスターに「廃墟好きにはたまらない。ごめんなさい。ポスターではワクワクが半分しか伝わりません。」のキャッチコピーがドンピシャだ。今度は是非セローで尋ねてみたい。
この道の駅でゆっくりする筈が、12時には出発してしまった。R183を庄原方面に進むと、道沿いに樂樂福神社(ささふくじんじゃ)がある。一度訪れてみたい神社だったので早速参拝、境内に林立する大きな杉の中に佇む社殿は素朴でとても神々しい。
道の駅を出発する時から雲行きが怪しかったが、ここに来て夕立状の雨になったので、暫く社務所でお茶を頂きながら、雨宿り。雨が上がったところで峠を越えて一気にすずらんの湯まで走り切ろうとしたが、峠の頂上付近で雨雲に捕まり、カッパを着る間も無く2.5kmを走り切り半分ずぶ濡れで、すずらんの湯へ到着。軒下にバイクを駐めて、雨が止むまで温泉に浸かる事にする。水曜日は近くの温泉が休日なので半額の360円となっているそうである。ゆっくりと温泉を堪能し、風呂上がりのホットココアを飲んでいると、雨が止んで陽が差して来たので出発。帰りに、受付の姉さんが食べるホオズキを土産にくれた。トマトのような味で結構おいしい。
後は帰るだけだ。雨が心配だったが、天気の回復状態からカッパは着ずにバイクを走らす。東城まで快適な高速クルージング道が続く。東城からR182で福山方面へ分岐。追い越し禁止だが、クルマの交通量も少なくのんびりと、神辺まで南下し、R313に分岐して井原方面へ、矢掛のコンビニで最後の休憩をして、道口でディアベルと分かれて、5時40分無事帰還した。
今回のツーリングは高速道路を利用せず、一般道のみで約300kmほど走ったが、殆どの道路が白線の追い越し可の道路だったので、快調、快適に走れて、ディアベルの皮剥きも出来た事であろう。これほど、渋滞無く、信号無く、止まらずに走れたツーリングは初めてである。車検が終わったV7のエンジンも好調で力強い鼓動を聞きながらのツーリングは程良い疲れを残し、楽しませてくれた。

岡山県健康の森の水路のオブジェ

神郷の日本一の三連水車

勢い良く回る孫水車

甘い甘いダムカレー

杉の大木が見事な樂樂福神社

土産に貰った食べれるホオズキ

東城IC入り口付近の路上に止まるV7







Last updated  2020.09.11 06:05:21
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2020.08.28
カテゴリ:Touring

夏休みで帰って来た二男と先日の野宿ツーリングで走り残した林道にトライするため再び蒜山に向かった。二男は友人との飲み会で午前様だったので、出発が昼近くとなり、往復時間の短縮のためにクルマで移動する事にした。
工作車にセローとTLR125を積載して高速を使って蒜山まで走る。蒜山ICを降りると直ぐに道の駅「風の家」があるので、誰もいない第2駐車場に工作車を駐めてバイクを降ろす。バイクをトラックに乗せるには高さと幅を気にする必要はないが、ワンボックスの場合だと2台のバイクを積載する場合、バックミラーを外さないと積載出来ない。また、トラ車はハンドル幅が広いので、ハンドルを切って2台とも同じような向きに被せるようにする工夫が必要である。
早速、エンジンを掛け出発だ。今日は国土地理院のMapsで調べた林道を西から攻めて行く。最初の信号で突然TLRが止まった。また、オーバーフローかとキャブを見るもガソリンは漏れていない。燃料コックがOFFになっていただけだった。やれやれ。前回の事があるので、今日はウエストバックに工具を忍ばせているので少しは安心である。
林道に入る前に、オフロードを走る時はタイヤの空気を適度に抜いて、険しい所は速度を落としスタンディング姿勢をとるとクリアし易いなどのアドバイスをして突入。
Mapsをみると林道は大体川に沿って奥に延びているので見つけやすい。砂利道を走り、草道を走り、ぬかるみを走り、草原を走りながら段々と東に移動して行く、最後に先日走った林道蛇ヶ乢線を走って終わりにする事としてセローを先に走らせ、終点でターン。今日はウリ坊も出なかったので、走行中の写真を撮る事にして、TLRが先に走り撮影スポットを見つけたのでストップ。少し下り坂になっていたので道を塞ぐように斜めに止めてカメラを構えると、セローがやって来た。2~3枚撮ったところで、セローが目の前に迫るブレーキを掛けているが、下り坂なので滑る。止まったと思いきやそのままTLRに衝突。TLRがひっくり返った。あぁ~あ。咄嗟にクラッチを握ったようだ。アホか!。TLRの損傷はクラッチレバーの先が少し曲がり、フロントカウルに亀裂が入った。貴重なショートレバーなのに!
道の駅駐車場に戻ってエンジンを冷やすために休憩。TLRのリアフェンダーの割れをFRPで補修した箇所がオフロード走行の衝撃により、また割れてしまった。ウインカーリレーはやっぱりダメなようだ。HONDA純正に戻した方が良さそうだ。TLRはXL125Sのエンジンを搭載しており、今ままではパワー不足をあまり感じなかったが、今回はパワー不足があちこちに見え、ギア比で助けられた場面が多々あったように感じた。やっぱりTLR200を引っ張り出すか。
風の家で椎茸と枝豆と蒜山大根を買って、バイクを積み込み帰途につく。少し時間があるので、野土路トンネルを通ってR181を南下、月田を通って北房に出て、北房ICからは高速に乗り、19時前には帰還出来た。バイクを降ろし、工作車を格納し、アツアツの枝豆と凍る寸前まで冷凍庫で冷やしたキリン一番絞りは最高であった。

工作車に積み込んだバイク

林道に向かうセローとTLR125

雄大な牧草地

草地の林道

大山を俯瞰する丘

蛇ヶ乢林道の撮影地

セローの勇姿

衝突され「でんぐりかえった」TLR125







Last updated  2020.08.28 07:39:31
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2020.08.19
カテゴリ:Touring

このところの暑さは異常とも思える高温が続いている。クーラーの効いた部屋よりは気温の低い所に避暑に行こうと盆明けの人が少ない時期を狙って、しかもコロナ対策で三密を避けるために、蒜山に野宿ツーリングを敢行するに至ったのである。
8月17日所用のため出発は13時30分。若い時にはバイクにキャンプ道具を積み込んであちこちにツーリングに出掛けていたので、京都の今は無きアウトドアショップPegDownでバイク用のモンベルのテント、MSRのバーナー、コールマンのランタンなどを揃えていたのであるが、30年以上も保管していたため、使用不能のバーナーはOD、CBの両方のボンベが使える中華製バーナー2,099円を、ランタンは電池式エディオンの粗品LEDに代替えして、クッカーセット2,985円を新たに投入し、完全防水のキャリヤバッグ5,480円に突っ込んで、セローに積載したのである。
蒜山までの往路はPCのGoogleマップで最短距離を探して、スマホナビに要所を中継地点として登録した。TIGRA(ティグラ)のクランプをV7から外してセローのハンドルの中央に移設したのでスマホの固定は大丈夫だ。ティグラのクランプは六角レンチ1本で簡単に脱着できるので、移設が億劫にならないのがよろしい。
R180の日羽から県道57を北上、クルマが少ないので快調に走れる。吉備高原を通り抜け、有漢から奥吉備街道で北房、月田、新庄と北上を続ける。蒜山との境の野土路トンネルに入ると、一気に冷気に包まれた。冷蔵庫に入れられているようで、涼しいと言うよりは寒いという感じだ。愛媛の寒風山トンネルが18°だったので20°くらいであろうか。
丁度2時間程で目的の蒜山に到着したので、林道を探してみる事にする。今日はスマホに国土地理院のMapsを入れて来ているので、林道の入口を探しやすい。Mapsは1/25000程度まで地図が拡大でき、ポインターを合わせた地点の緯度、経度、標高が表示されるのだ。従って林道の始点にポインターを合わせ緯度、経度を調べスマホのGPSでその数値の場所を探すという塩梅だ。
今回はGPSを使わずとも、地図と感だけで入口は直ぐに分かった。最初の林道は砂利敷きであったが、段々と草が生え、膝の辺りまでになる。車両は入っていないようだ。草が途切れ奥深い急坂の山に分け入ると「軟弱地盤に付き進入禁止」の小さな看板があったので引き返す。辺りはイノシシが掘ったと思われる穴だらけだ。
2本目は舗装路であったが真庭市が行う「里山と草原再生プロジェクト」により山の木を伐採し、山焼きを行い草原が作られている。そこには貴重な植物や昆虫が生息し、立ち入りは禁じられているが、阿蘇の外輪山を走っているかのようで、山中の林道とは打って変わって明るい。頂上には畑や牧草地が広がり眺望がすこぶるよろしい。
蒜山の日差しは県南と変わらないが、湿度が少ないので爽やかな風が吹き、何時までも走り続けられるのであるが、5時が来たので道の駅「風の家」に向かう。ここでは地元の後輩君が今日の野宿地を案内してくれる事になっているのだ。
駐車場にセローを駐めて、顔を洗ってアルギンZを飲んでいたら、後輩君がスクーターでやって来た。何でも候補地は3箇所、それにスーパー、コンビニ、温泉を案内してくれるらしい。直ぐにスクーターに付いて出発。走りながら指差しで食料調達店を確認、コンビニ以外は19時30分にはどこも閉店らしい。最初の候補地は蒜山の南側岡山県酪農大学校の近くの草原の中、樹木が無いので星空絶景ポイントである。次は北側の八束自然牧場公園だ。林の中にはパン屋が1軒あるが夜は無人となるようだ。あずま屋が1つ、道路を隔てた向かいには道の駅「蒜山高原」があるのでトイレに不便はない。広い芝生でトイレ付き快適ポイントである。次は蒜山三座に向かって登って行った行き止まりの牧草地。蒜山を見渡す眺めは最高だが、荒れ果てた旧牧草地のため、セローのタイヤが半分ほど埋まる絶景草原ポイントだ。今の気分で本日の野宿地は最初の星空絶景ポイントに決定した。
最後に一番近い温泉、休暇村蒜山高原に案内されたが、温泉は15時迄でお仕舞いだったので、ラドン温泉「快湯館」に行く事にして、ここで後輩君と分かれた。
時計を見ると18時少し前、日没までそう時間はない。のんびりとはしていられない。先ずはテントを張って温泉に行こうとしたが、野宿地までの往復時間が勿体ないと思い予定を変更。快湯館は上長田にあるので今日一番のスピードでセローを飛ばす。走りながら左手にスーパーがあるのを確認。温泉の駐車場はクルマで一杯だったので、玄関脇にバイクを駐めて入湯。内風呂、露店風呂、水風呂と設備は行き届いているが、740円の入湯料はちょっと高い。時間が無いので体と頭を洗って露天風呂に入り、最後に水で体を冷やして退散。次は走りながら見つけたスーパーで買い物だ。今夜はマッシュルームのアヒージョを作る予定だったが、マッシュルームの缶詰が無かったので撃沈。朝食用のホットドッグ用のパンも無かったので、ライスに変更。3食分の食料を買って3Lのポリタンクに水を分けて貰い野宿地へ急ぐ。もう辺りは薄暗くなっている。誰もいない野宿地に到着し、テントを張るのだがもうこの頃になると手元がよく見えないほど暗くなっていたのだが、3分で設営できるモンベルのムーンライトは手探りでも組立てる事ができるので有り難い。寝床と調理器具、明かりの準備が出来たので、先ず持参したキリンの一番絞りで喉の渇きを潤す。本来なら陽のある内にテントの設営と食事の準備を終え日が暮れてからゆっくりと酒を飲みたかったのだが、タイムオーバーをなってしまった。マグロ缶を湯煎して、スーパーで買った1本目のカップの御前酒に移行。満天の星空を仰ぎつつサトウのご飯を湯煎、ゆで卵とマグロの残りで晩飯とする。こんな星空を見るのは何年振りだろう。福島県の白河を思い出す。
21時頃になってバイクのエンジン音が聞こえて来た。後輩君が自分でカットしたローストビーフを手土産に陣中見舞いに来てくれ、1時間程仕事やバイクの話しをして帰って行った。再び静寂が訪れる。御前酒が無くなったので持参した赤ワインを飲み進め、22時半頃就寝。
翌朝5時起床。テントの外はもう明るいが、出てみると霧で真っ白。テントもあずま屋の屋根の下に駐めていたバイクも雨に打たれたかのように露でズブ濡れだ。Tシャツ1枚では寒いのでジャンパーを着てトイレを兼ねて付近を散策してみる。気温の一番低い早朝は実に気持ちが良い。県南の朝では考えられない爽快さだ。
野宿地に帰って、ハムエッグと味噌汁、ご飯の朝食を作る。ハムが余ったので単体で焼いて全て完食。霧が晴れるのを待ってフライングシートとテント、シュラフを干す。撤収準備をしていた所に、丁度後輩君がスクーターで見送りに来てくれた。小まめな心遣いに感謝である。ポリタンクはキャリーバッグの中で少し水漏れしていたので、タンク内の水を全部捨てた。水筒の水も酒類も飲み干したので、手持ちの水分は0の状態になったまま、林道アタックに出掛ける。Mapsによると上蒜山登山道の起点付近から林道が延びているように見える。国土地理院の1/25000の地図では幅員1.5m~3mの道は実線で示されているので、それより広い細い二重線は全て舗装路と思って良いし、それより細い点線は登山道又は石段などが混在する獣道なのでトライアルバイクでも難しいと思って良い。なので、バイクでオフロードを走るには実線が長く延びている箇所を探せば良いのである。
上蒜山は以前二男と登山をしていたので、土地勘がある。実はこの広い登山用駐車場も野宿地の候補に上がっていた場所なのである。思った通り林道が谷に沿って延びている。入口に林道蛇ヶ乢線「へびがたわ」と読むのだろうか、何とも恐ろしい名前の林道だ。入って行くにつれてヘビがうじゃうじゃ出て来そうだ。しかし名前とは裏腹に砂利敷きの林道は幅員も広く走りやすい。暫く走ると熊笹で覆われた林の端に茶色の獣が3匹見えた。熊では無い猿か?
いや4本足のウリ坊だ。かなり近づいたところでセローのエンジン音にビックリして熊笹の中に飛び込んで逃げて行った。熊でなくて良かった。
3km程の林道は行き止まりとなったが、ブナの原生林の中を走るのは実に気持ちの良いものである。次は蒜山キャンプ場付近から小川を挟んで蒜山大山スカイラインに並行に登る林道を走り、帰りに蒜山キャンプ場に寄ってみた。高額キャンプ場とあって管理の行き届いた見事な芝で、とても綺麗でお洒落なキャンプ場にはオートキャンプを楽しむ家族連れが何組もいた。まるで団地キャンプだ。
喉が渇いたので、蒜山唯一のコンビニ/セブンイレブンに寄ってコーラの小サイズを飲んで、念のためにガソリンを5L給油。二川から藤森、見明戸を通って美甘でR180に合流、月田、北房から奥吉備街道を走り、有漢から吉備高原へ。この辺りのどこかで昼飯を食べようと思い、水の調達をすべく自動販売機を探すと2台目に増量600cc入りの天然水を見つけた。ラーメンに500cc使っても100cc飲料用に回せる。
県道57を途中で豪渓方面に分岐する。昼食タイムは豪渓の紅葉の葉が広がる河原で涼を取りながらに決定。メニューはラーメンライスだ。ご飯の湯煎は水の節約のために川の水を使い、コッフェル大で塩ラーメンを煮て、朝に作っておいたゆで卵を投入。1時間程のんびりしてMapsで探した最後の林道秋葉山登山道を目指して進むが、何といきなり石段だった。しかも幅員30cmの急勾配の獣道だ。国土地理院さん地図を実線ではなく点線に直しておいて下さい。これではセローでも無理と判断して帰宅する。暑いと思ったら37°もあった。ドンキーベースにセローを格納してリアタイヤを調べてみると、中央のブロックに全て亀裂が入っていた。トライアルタイヤで高速走行したためだろう。何れにせよブロックもかなり摩耗しているので、交換時期に来ている。自走による林道アタックを考慮して、今度はトレールタイヤに戻してみようと思う。蒜山は一般道でも片道2時間で行ける事が分かったし、野宿地、温泉、食料調達も確保出来る事が分かったので、暑い時期を中心にちょくちょく行ってみようと思う。

最初の林道

草丈が段々と高くなって行く

草も絶え山へ奥深く分け入ると木漏れ日が美しい

2本目の林道

急坂の途中で断念

舗装路の林道

ミニ米塚のような人工里山

頂上の牧草地

北海道のような風景

イノシシ?クマ?の罠

ラドン温泉快湯館

蒜山一のスーパーみかも

夕日が沈む蒜山


夜明けの野宿サイト

朝食のハムエッグと味噌汁とご飯

もうすぐ収穫できそうな野宿地に沢山成っていたオニグルミ

恐ろしき蛇ヶ乢林道

豪渓でラーメンライスの昼食







Last updated  2020.08.20 06:57:52
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2020.08.17
カテゴリ:Touring

盆休みで長男が京都から突然帰って来たので、剣山スーパー林道を走る計画を立てようとしたが、日帰りが良いと言うので、獣道を求めて総社の林道に変更した。
セローはブレーキのOHを始め各種整備済みである。TLR125はタイヤの歪みを修正した時に、オイル交換の記録を探したが、確認出来なかったので、カストロールの10Wー40を入れておいた。オイルはかなり汚れていたので、車体を組んだ時に交換はしていなかったようである。
昼前に2台で総社を目指して出発した。なるべく幹線道を通らず、細い山道を選んで総社まで約13㎞ほど走った「おふくろ亭」で昼食を食べようと右折レーンで信号待ちをしていたら、突然TLRのエンジンが止まった。キックしても掛からないので、急いで押しながら「おふくろ亭」の駐車場に運び入れたら今度は大量のオーバーフローが起こった。どうゆうこっちゃ。今まで何の問題も無かったキャブが突然暴れ出したのだ。取り敢えず涼しい店内で軽い食事を終えて、修理に取り掛かる。幸いセローには純正工具が積載されているので、フロートチャンバーを外してみるとメインジェットに嵌まるラッパ状のプラ部品がチャンバー内に転がっていた。こいつが悪さをしていると思い込み、組み立てて燃料コックをONにすると、暫くしてキャブの上側に付いているオーバーフローパイプから大量のガソリンが漏れ出した。全然直っていなかった。キャブを分解、洗浄する必要があるが、工具も頼りないし、暑いので断念した。2ケツのセローで帰宅し、工作車で回収に向かって帰ったら午後2時頃になっていた。
折角なので、今度はV7ドンキーとセローで児島方面に走り出す。いきなりV7は自信がないというので、種松山の峠を越えた所まで、V7で先導し、バイクを交換。セローで先導して鷲羽山スカイラインを走る。鷲羽山から児島、唐琴を通って渋川へ。盆休みとあって多くの家族連れが海辺でバーベキューをやっていた。王子が岳方面にそれて、涼しい山中を走り由加神社前を通って曽原に出て帰宅。オフロードトレックがプチツーリングに変わったが致し方ない。長男のV7の感想は、「セローよりは乗りやすい。音は面白いが、振動が凄いのがダメ。」マルチに慣れたらV7は癖のあるバイクになるらしい。

改造後初めてのオイル交換

オドメーターよりトリップメーターの数の方が多いバカヤローな中華メーター

鷲羽山スカイライン

瀬戸大橋を望む児島吹上







Last updated  2020.08.17 06:21:46
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