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テーマ:潮騒の唄を聴きながら~(566)
カテゴリ:釣り師の道具箱
年末の釣り納めでのトラブルについて考えてみた 時化模様の中、籠を投げていて、道糸があっけなく切れて 仕掛けを全部ロスト 釣行前の点検では道糸に傷などなかったのに… 恐らく何十回となく仕掛けを投入し、その度ウキが上下する。 磯用のPEラインには撥水加工されているが、しかし遠投を繰り返すため ウキを止める金具サルカンでは摩擦によるライントラブルがあるようです。 それに今使用しているPE道糸(D社の磯センサー5号)は、とても撥水効果があり 糸もしなやかだが、投入時にスプール回転が緩むと 道糸をスプールに張り付いて巻き込むことがある。 バックラッシュには至らないがこの時に、道糸がささくれ立っている部分から簡単に切れてしまう。 縄を刃物なしで切る手法(縄を丸めて輪を作り一気に引っ張る)と同じである。 勿論、釣行を終えるといつも数mのラインのキリ詰めはしてるが… やはり良質のサルカンでないとPEラインの毛羽立ちができる。 特にコマセ籠周辺のラインが酷くなる。 静岡在住 凄腕遠投師さんの「手作りウキ止め」が紹介されていたのを思い出した。 この方は籠釣りの道具は全て手作りの大ベテランの釣り師で 早速、似たようなパーツを買い漁り真似をしてみました 用意する道具は… ・ラジペン(俗に言う丸ペンチのこと)、 ・小型ハンダゴテ(ガス式コードレスタイプ)、 ・ステンレスハンダ、ハンダペースト 購入するパーツは… ・FUJI ハードガイド3.5mm ・NT SWIVELパワーキャスト3号(破壊強度42kg) 丸ペンチで穂先止め金具を反対側に曲げる。 スペイルを入れるだけの隙間を残し丸く曲げる。 ※ガイドリングは痛めないように気を付けて扱うこと スペイルを通して残ってる穂先止め金具を潰す この時、注意しなくてはいけないのは、 反対側の穂先止め金具くっつけること。 次にハンダゴテを使いステンレスハンダをのせれば完成です。 工作が苦手な人でも20分(3個で)もあれば出来ます。 殆ど失敗もなく費用は、一個当たり250円で出来ました。 このタイプのスペイルはとても頑丈で、 遠投時(トラブル発生)の際、急に糸を止めた場合 勢いがついているため一番弱いところに負荷がかかり 必ずと言っていいほど籠やウキが飛ばしてしまう。 しかしこのクロス式フックの場合、そのような事は ありません。本当に丈夫です。 ルアーコーナーに置いてある店が多いです。 【おまけ】 これは「ボールベアリング」タイプ(5個ベアリング入)とフックドを組合せたものです。 こちらの方が21kgと強度は落ちますが、ウキの回転がよく、風のある時には良さそうです。 費用は一個当たり350円と少し高くなりました。 購入するパーツは… ・FUJI ハードガイド3.5mm※ ・SASAME ボールベアリング 0号 ベアリング5個入(破壊強度27kg) ・SASAME パワーステンスイベル 5号(破壊強度21kg) ※できればSICタイプがいいです、かなり高いけど 当hpも掲載中! ここにも載ってる 釣り方「磯」「防波堤」部門で! thank you お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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