|
カテゴリ:漫画・本・ゲーム
今日も午前中はチハの家で練習。
今日もわたしはじっとしてただけですけれど。 じっとしながら、遠山の金さんを見てました。 やっぱり時代劇って面白い♪ 静岡ではずっと仕事人シリーズを再放送していて。途中暴れん坊将軍が入ったけど、また 仕事人やってたのですが、それが終わって、今は遠山の金さんです。 松方は余り好きじゃないけれど、でも金さんはかっこいいよね~ もうお決まりだけどさ、やっぱり型がかっこいいものは永遠にかっこいい。 桜吹雪、何度見ても、「で・でた~!」って言っちゃうもんねw チハも言ってたしw 今放送してる水戸黄門は見てないのですが。 なぜなら、同じ時間にQさまやってるから。Qさまの方が見たい。 水戸黄門、録画してまで見たいわけじゃないし。 再放送で言えば、三匹が斬るとか、八丁堀の七人とかも好きだ。 時代劇、好き。 今日は両手とも、真っ赤に塗る練習だったようです。 制限時間があるらしく、チハはタイマーかけながら一生懸命やってました。 わたしは一生懸命金さんを応援してました。 それが終わってからは、またチハがオマケでこのようにしてくれました↓ ![]() 光ってて分かりづらいけど、爪先が茶色のダルメシアン柄です。 チハのお任せコースでこうなった。おいしそう^^ 午後は衣装製作の仕事。 またここへ来て、いろいろ依頼が入ってにわかに忙しいです。 と言っても、今は製作に忙しいのではなく、型紙つくりに忙しいです。 でも、これ、一番精神的に厭な仕事なんだよ~ なぜならわたしは数学的なことがとても苦手なので。脳みそが計算に向いてないので。 でも、型紙が定まらないと使用する生地の量が決まらないから、生地が注文できないので。 早くやらなきゃいけないのです。 頑張れわたしの脳みそ! 日本全国から元気玉を募りたいです。特に、計算に強い人からの元気を。 オラに元気を分けてくれ! そういえば、今日のごきげんように山田親太郎が出てたのですが。 あの人が飼ってる犬の名前はべジータだそうです。 夕方からはお稽古。何故か声が枯れてしまった。 そして、何故だかいろんなことの責任がわたしの背に。いつの間に!! 何でわたしってこうなる運命にあるんだろう?何かに取り憑かれている気がしてならない。 まぁいいけど。 最近は気温も下がって寒いけれど、でもやっぱり動くとめちゃ暑い。 静岡は、比較的温暖だとされてるし、まあ、寒いとこに比べたら温暖だと思うけれど。 でもさ、普通に秋~冬は寒いのに。 寒いのに、みんな(県民ね)「静岡は温暖だから」って思い込んでる気がする。 だから教室にも暖房一切ないんだよね、きっと。 もしかしたら今はあるのかもしれないけれど。 そういえば、4日から「富士山」ナンバーが発行されています。(発行っていうの?) でも、地元民はみんな「富士山」ナンバーなんてヤダね・・・って言ってます。 「富士」が良かった。って。 でも、「富士」だと、山梨の人が怒るみたい。 今回、初の県をまたいだナンバーになるんですけど。富士だと、静岡県側に「富士市」が あるので(うちの市です)、何となく「静岡ズルイ!」的雰囲気らしいです。 県をまたぐことも最初は問題になっていたのだから、それだったら、「富士山」ナンバーは 山梨に譲って、静岡側は「富士」ナンバーにしたら良かったのに。と思いますけどもう遅い。 このあたりで、横溝本読み返しフェア第9弾・第10弾。 横溝正史「貸しボート十三号」「仮面劇場」 ![]() 写真が暗くて、しかも変な光が当たっててすみません。 両方とも短編集なのですが、1冊ずつ感想を。 【貸しボート十三号】 湖沼・貸しボート十三号・堕ちたる天女 の3本収録 ★湖泥(こでい) 横溝作品に良く出てくる、村の2大勢力系の話。ここでは、北神家と西神家が出てきます。 北神家の息子と、西神家の息子が、同じ娘を好きになり、村中がギクシャクしている中、 その娘由紀子が行方不明になる。 村長や村長の奥さんの妖しい行動も明らかになる中、村の厄介者の家から由紀子の死体が 発見される。 その由紀子が実は義眼だった、というのがなかなか衝撃的で印象に残る作品。 義眼は大して重要な要素じゃないんだけど、この時代の反映でもあるかなという気がします。 横溝さんが得意とする、閉鎖された村での事件なんですが、今回は湖の畔の村で事件が起き、 犬神家なんかもそうですが、湖に面している村や町の話って、そこで閉鎖的に起きた事件でも 何だか妙な広がりを見せてる気がします。 地理的にも、外からの侵入者の可能性が出てくるわけだし。 まあでも大抵は内部での犯行なんですけれどね。 凄く面白い話というわけではないのですが、耕助が飄々としてる感じが楽しいです。 ★貸しボート十三号 隅田川に浮かぶボートの中に、男女の死体があるのが発見された。 その死体は、両方とも、途中まで首が切られている、という奇妙でおぞましい死体だった。 前日にこの貸しボートの十三号を借りに来て、返しに来なかった妖しい紳士はいったい誰か。 この死体の男女の関係は? と、耕助が調査するわけですが。 この作品は、今まで紹介した横溝作品と違って、都会が舞台です。(他にも都会が舞台なのも ありましたけれども) 捜査の現場も、ボート部の合宿所だったり川原だったり、今までとだいぶ雰囲気の違う作品です。 耕助も、あんまり歩き回ってる印象がない。少なくとも山を歩いて越えたりする必要はないしw その分、耕助が頭を使って解いた感が凄くある作品になってます。 ストーリー的には、何かちょっと納得行かないというか、何だかズルイなぁという感じが 登場人物に対してしたりもするのですけれど。 でも、死体の悲惨さとか、殺害現場での様子とかはなかなか楽しめる作品です。 わたしとしては、「貸しボート十三号」というタイトルが凄く好きなので、なんかその 貸しボートをもっと活かした作品だったらよかったのになぁという気持ちはあるけど。 ★堕ちたる天女 東京でもっとも交通量の多いことで有名な交差点で、ある中学生のグループが、交通量の 調査を行っていた。その中学生たちが見つめるその交差点に、一台の車から大きな石のような 物が転がり落ちた。後から来たトラックがそれに乗り上げ、荷台から大きな棺おけのような ものを落としていった。そこに更に、トラックが突っ込み、交差点はパニックに。 トラックの運転手がその箱に近づいてみると・・・中から石膏で塗り固められた女の死体が 発見された! というところから始まるこの話。 これもまた、ちょっと異色ですね。この始まり方、好き♪ 中学生の会話がちょっとうそ臭い感じするけど、それはきっと時代のせいでしょう。 石膏に固められた女が、ストリッパーのリリーだということが判明し、リリーの同僚の 藍子が、お客に誘われて連れて行かれたアトリエで、同じような石膏像を二つ見たと証言。 そのアトリエを突き止めるために耕助は調査を進めるのですが。 これは、舞台こそ都会だけれど、横溝さんらしい素敵モチーフ満載の話で大好きです。 この3本の中ではこれが一番好き。 石膏像に塗りこめられた美女2人とか、画家のアトリエとか廃屋とか。 ストリップ劇場とか同性愛とか。 トリックは結構単純なんだけど、でも最後まで楽しめる。 誰が死んでて誰が生きてるのか。誰がどれで、どんな役割をしたのか。 なかなか複雑。 文字数が足りなくなりそうなので次。 【仮面劇場】 仮面劇場・猫と蝋人形・白蝋少年 の3本収録 ★仮面劇場 瀬戸内海を船で観光中の由利麟太郎と、たまたま乗り合わせた大道寺綾子は、海の上に不思議な 物を発見する。それは、ガラスの柩を載せた一艘の小船。その柩の中には、薔薇が敷き詰められ その上には一人の美少年が横たわっていた。二人が発見したことによって助け出された虹之助は 盲聾唖であった。耳も聞こえず、目も見えず、口もきけない身元不明の少年を、綾子は引き取る ことにする。 しかし、この少年と、綾子の婚約者の男の一族を会わせたことにより、恐ろしい連続殺人が 起こることになる。 この作品には耕助は出てきません。耕助の前の、由利先生のシリーズの作品です。 金田一ものより前の作品なせいか、文体が金田一ものとかなり違います。 時代のせいもあるかもしれませんが、ちょっとくどくて読みづらい。読みづらいというか ちょっといらいらする部分もある^^; 由利先生のキャラクターも、わたしは余り好きになれない。 でも、事件そのものはなかなか面白いです。 最初の状況からして楽しすぎるもん!ガラスの柩に薔薇の花に美少年だよ! アリカさんが好きそう^^ 虹之助の過去と、甲野家の人たちとのかかわりは、ちょっとフィクションぽすぎるけど (勿論フィクションなんだけどねw)、でも、事件の起き方とか、ことの真相はなかなか凄い。 横溝さんの作品には、ストリキニーネという毒がよく出てくるのですけれど、これって、 今も一般的な毒なの? いや、毒に一般的もなにも無いけどさ・・・・例えばTVのサスペンスドラマとかでの犯行に 使われたりするのも余り聞かないなぁと思って。 由利先生、全然活躍してないような気がするんだけど。 かなり人死んでるしね^^; もっと早く気づけよ~って思うけど。 でも事件を楽しむには十分です。 ★猫と蝋人形 超短編。 川べりに立つ家に暮らす通子は、ある朝、胸にナイフを刺された蝋人形が、川岸に流れ着いて いるのを発見する。その蝋人形の胸には、通子の夫・矢田貝博士と同じ刺青があった。 通子は新聞記者をしている兄の三津木俊助に相談した。 それからしばらく後、今度は矢田貝の死体が、同じように胸にナイフを刺されて流れ着いた。 由利先生の助手のような存在の三津木のシリーズ。上の仮面劇場にも三津木は出てきます。 これ、短編なんだけど、なかなか濃くて面白いよ。 余り書いちゃうとまだ読んでない人が面白くなくなっちゃうから辞めるけど。 ただ、重要な人物が一人、描写が適当な感じがして、そこが不満。終わり方もそのせいで 何か面白くない方向に行ってるし。 でも、矢田貝の死体が猫と共に流れてくるあたりの情景はとても素敵♪ワクワクする。 ★白蝋少年 本当は「蝋」は旧字です これも超短編で、あらすじ書くと面白くなくなっちゃうと思うので省きます。 超簡単に書くと、7日前に死んだはずの少年が、7日後に心中死体となって発見される話。 これも三津木シリーズ。 結果はかなり意外だった。わたしは全然気づかなかった。 ちょっと悔しい。単純な話なのに、うっかり騙されちゃった。 これ以上書けない~ 読んでみて。 次は、「仮面城」読んでます。これもジュニア物。 ジュニア物は今読むとやっぱりかなり物足りないんだけれど、でも仮面城はその中では 割と読み応えある作品です。 多分すぐ読み終わるので、また終わり次第感想書きます。 明日は漫画の感想書く予定。 あ、JUMP妄想。 14日がJUMPCDデビュー1周年ということで、他のブログの方々が盛り上がってたので、わたしも それに便乗して、その日に発表ということにしようかな~と思ってます。 お題募集は日曜日くらいまでにして、月曜にお題を正式発表(ナンだそれw)して、13日 締め切りにして、14日に発表という流れにしようかと。 わたしもお題考えよう^^ 楽しい♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|