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テーマ:詩&物語の或る風景(1047)
○なんかいろいろとあるが、よくわからないことがおおい。そんな感じがする。最近 の傾向。不透明・不穏なとかの感じだ。男女間の悲劇。惨殺。動機とその方法。一時の小学生をターゲットにしたものなどとも違う。殺してバラバラにしようと し首だけ切り落とす。10年以上も前のことを怨みに思い行為にいたる。おとなしくて、やさしい「子」だ。○虐待から保護をうけている子どもの数が、3万人 を超えている。前年比もUP.男女間・夫婦間・(近隣の)人間関係・そうした「関係」のいびつさが目に付く。バラバラだ。変化なのか。構造改革なのか。 EUあたりでは、「改革」「市場経済」に疑問を表しはじめている。フランスの「若もの」と労働者(この中身が不明)の連帯。アメリカの「移民」たちのデ モ。○FIFAのワールドカップ開催前に、イタリアで「不祥事」の発覚。「賭博」「八百長」などと報じられている。○世界で急激な「流れ」が加速されてい る。対して「non」を言う。「流れ」に乗じて悪のり的な「犯罪」がおきる。○要するに、地球世界全体が、「揺すられて」いるという感じだ。振り落とされ ないように、みながそれなりにしがみついている。不思議な光景だ。○そういえば、津島祐子の「女という経験」の末尾には、「神は死んだ」というFWニー チェを引き合いに出して、それ以降「神の必要」は高まった、と指摘している。○「神」「バチカン」「おとこ」「権威権力」の架構の「(秘められた)謎」解 きの<ダ・ヴィンチ・コード>が公開される。○深夜。actors-studioで、フランシス・コッポラが、アーチストは支配者の雇用から 離れ、自律したところで活動できる。と語っていたのが印象深い。○「ゴッド・ファザー」「地獄の黙示録」などで、多数の「映像の試ろみ」をやっていると も。映画の中にかなりの「謎」を散りばめている。○ ○そう いえば、朝日紙の読書欄に小三治が大佛次郎に触れている。鞍馬天狗だ。「天皇の世紀」に感心している。よくもまあしらべたものだとか。「復刻版」がだされ ているそうだ。大西巨人の「神聖喜劇」の劇画化版が、幻冬舎(たぶん)から出されたという。これもまた。よくやるよって、もんだ。やはり残るものは残る か。こうした丹念な仕事は民族民衆歴史というレベルで堆積されるものなのかもしれない。思考が回帰できる場だからだ。 ○ 朝日紙の「きょうの論点」・<禁煙できないのは「病気」?>という挑発的タイトルで、大阪府立成人病センター調査部長の大島明氏の「禁煙 派」、対する「喫煙派」は、東京大学非常任講師の古谷野敦さん。○思わずにやりだ。今どきの風潮に対して正面切って「たんま(停止)」を、言うのがいな い。そこに風潮や流れを「ふぁっしずむ」と批判する威勢のいいのが、古谷野さん43歳だ。○古谷野氏は、なんとなく気になっていた。若い連中に人気のある 「本」をだしているということだ。大分前に、一冊だけ眼を通したがついていけずにほったらかしたままだ。○まあ、気にくわない。と思っていたが、この「発 言」で(わたしの)評価が変わりそうだ。○だれもなんにも言わない。「健康ブーム」「嫌煙促進」へ一撃。そこに「ふぁっしずむ」だ。ここらあたりが、比較 文学者か。「・・・」「ぷち・なしょなりずむ」とかの傾向を指摘する声もある。そこらを睨んで、クルマの排気ガスを出す。少数派の抹殺撲滅でいいわけがな い。公的な場から一斉追放の憂き目にあっている喫煙者たち。この「ふぁっしずむ」には、病者弱者を「排除」する論理が働いていると批判するのだ。とうぜ ん。○一方の健康ブーム・嫌煙に載ってる成人病センター氏は、「一般的な」言説に忠実。(だろう)○この論議は噛み合っているのか?なのだ。たぶん。噛み 合わない「位相性」にあるのだろう。一般向きには、「専門的な」「複雑な」回路への突入でしかない。そうした議論に映りはしないか。(?)再度、しかと読 んでみることにする。(嗤い)
○nhk 総合で、米国の「不法移民」を扱っている。ヒスパニック系の「移民」が、全土で、1,600万人。経済のグローバル化で、メキシコをはじめとする中南米国 の工場が潰れ、逆に米国の景気回復が、「不法移民」を惹き付けている。痛し痒し、どころの話ではない。○放送・クロ-ズアップ現代では、LAの実態~コロラドへ。経済活動から、政治行動化は目前だ。ワシントン DC.でも意見はまっぷたつに分かれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 15, 2006 10:58:13 AM
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