|
テーマ:城跡めぐり(1241)
カテゴリ:城跡と史跡(台湾編)
17世紀のオランダ統治時代から19世紀の清朝時代に到るまで、台南が台湾の政治・経済・文化の中心地でありました。
清朝時代には「台湾府」が台南に置かれ、1725年には防衛のために木製の城壁が造られ、市街地は城壁で囲まれていました。 後に木の城壁は石の城壁へと改築され、城壁には14箇所の門が設けられました。 そのうちの1つが南大門で、1736年に完成したものです。 半円形の城壁に門があり、そのさらに内側にも門がありました 南大門(外側) 城壁(内側から見たところ) 半円形の形から、「月城」とも呼ばれるそうです。 石垣で組まれた城壁は、沖縄のグスクに感じが似ていました。 内側の「南寧門」 南大門と南寧門では門の向きが異なっており、直線で侵入できないような造りになっています。 (日本城郭の「枡形門」と同じ機能を果たしているようです) 日本統治時代には台湾総督府によって城壁は破却され、現在の南大門は1977年に復元されたものです。 現在は「府城南門公園」として整備されています。 台北城もそうですが、日本の台湾総督府によって清朝時代の城壁は破却され、都市整備が行われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022/03/09 01:11:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[城跡と史跡(台湾編)] カテゴリの最新記事
|