2674823 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

パクス・ジャポニカ Vol.2

パクス・ジャポニカ Vol.2

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

たけB777

たけB777

日記/記事の投稿

カテゴリ

フリーページ

コメント新着

たけB777@ Re:お初天神(露天神社)(大阪・大阪市)(02/20) 掛川城の記事、興味深く拝見しました。 棋…
ヴェルデ0205@ Re:お初天神(露天神社)(大阪・大阪市)(02/20) お久しぶりです。 コメントありがとうござ…
たけB777@ Re[1]:烏山城(下野国)~その1(02/04) araiguma321さんへ 与一温泉ってあるので…
araiguma321@ Re:烏山城(下野国)~その1(02/04) 参考にさせて頂いてます。 ありがとうござ…
背番号のないエース0829@ Re:首里城(琉球王国)~その2(12/10) 「沖縄summitから20年」に、上記の内容に…
たけB777@ Re[1]:巾着田曼殊沙華まつり(埼玉・日高市)(09/27) 灰色ウサギさんへ 満開の時期に行かれたの…

お気に入りブログ

音羽町駅直結「SHiii… New! ヴェルデ0205さん

雨上がりの白つつじ… New! よっけ3さん

勝浦→安房鴨川を最新… New! Traveler Kazuさん

サイラー☆彡キルシュ… New! Belgische_Pralinesさん

四季の香ローズガー… araiguma321さん

同級生 月の卵1030さん

海老名市4座登頂 1/2… マキ816さん

日々の出来事など しなの1707さん
京都観光をご案内し… スマイルフェイス8971さん
swang blog swangさん
2017/09/10
XML
テーマ:史跡めぐり(508)
律令制時代の土佐国では、政治の中心地は現在の南国市にありました。
耕作地の広がる畦道に国衙跡の碑が建っています。
土佐国衙跡碑.JPG

国司として土佐に赴任したのが紀貫之で、国衙から北へ300mほどのところにある国司館跡は紀貫之邸跡とされています。
土佐国衙跡紀貫之邸跡.JPG
国司館跡(紀貫之邸跡)

紀貫之が撰者の一人として編纂した古今和歌集に因んで、隣にある庭園は「古今集の庭」と名付けられていました。
土佐国衙跡古今集の庭 (1).JPG

土佐国衙跡古今集の庭 (3).JPG
国府の碑
「土佐のまほろば ここに都ありき」と書かれています。


土佐国衙の北側には「比江(ひえ)山」と呼ばれる小高い山があり、京都から赴任してきた国司が、故郷の比叡山に因んで名付けたとされます。
土佐国衙跡日吉神社 (6).JPG
日吉(ひえ)神社
比叡山の日吉神社を勧進した神社です。

拝殿の隣にある「内日吉」は、紀貫之が土佐に赴任した時に祀ったものです。
土佐国衙跡日吉神社内日吉.JPG
紀貫之が土佐から京都に帰るとき、その祭祀を公文氏に託し、現在も公文氏の一族によって守られているそうです。

紀貫之が京都に帰る道中のことを書いたのが「土佐日記」で、日本最古の日記文学にして、最古のブログでしょうか。

ところで、ここを訪れるまで、ずっと勘違いをしていたことがありました。
百人一首で紀貫之の詠んだ歌と言えば
「ひさかたの 光のどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ」
だと、これまでずっと思い込んでいました。

これは紀貫之の従兄弟である紀友則の歌で、紀貫之は
「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」
でした。
改めて読んでみると、紀貫之らしくアイロニーある歌だと思います。

ここに来なければ、これからも勘違いしていたところでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017/10/12 01:56:28 PM
コメント(0) | コメントを書く
[城跡と史跡(香川・愛媛・徳島・高知編)] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.