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この花は北アメリカ原産の帰化植物で、もともと観賞用に栽培されていたものが野生化したのだそうです。
さすがは帰化植物の逞しさで、荒れ地も乾燥も何のそのといった風情で繁殖しています。
地面から垂直にひょろりと伸びた茎の先に数個の花を咲かせています。
さすがキキョウ科だけあって花自体はきれいですね。
5月頃までは普通の花は咲かずに閉鎖花のみで種を作って確実に命を繋ぎます。
そのあとで可愛らしい花を咲かせてDNAの交換をするという、見た目とは裏腹なしたたかな戦略。
春先に見られる
ホトケノザも同様に普通の花と閉鎖花で結実するし、スミレも似たようなことします(普通の花が先)ので、そんなに珍しいことではないのかな・・・
この花も以前から一度見たいと思ってました。
びっくりするくらい身近なところで咲いていたので、唖然としています。
【写真】
キキョウソウ(桔梗草) キキョウ科
花が桔梗に似ているからこの名前があるのかと思ったら、キキョウ科だったんですね。
ちょっと名前が紛らわしいです・・・
桔梗に比べたら花は小さく、せいぜい2cmくらいの大きさです。
カメラ機種名 Canon EOS Kiss Digital N
撮影日時 2007/06/09 17:55:03
Tv 1/80
Av 3.5
ISO感度 200
レンズ EF-S 60mm MACRO