萩見物もそこそこに、次の益田行きに乗らないといけないので少し早めに東萩駅に戻ります。
何しろ、次の列車が来るまで3時間ありますから、乗り遅れたら家に帰れません。
山陰本線東萩駅(キハ47) posted by (C)たけぽ
長門市から東萩までは小さなキハ120の1両でしたが、次の列車はキハ47の2両編成でやって来ます。
もはや見慣れた黄色になってしまいました。
東萩に着くとほとんどの乗客が降りてしまい、私の乗った後ろの車両の乗客はわずか4~5人、4人掛けのボックス席を悠々独り占めです。
もちろん、海側の席に座ったのは言うまでもありません。
東萩から益田までは、おそらく山陰本線で一番海がきれいに見える区間だからです。
本日最高のガラガラ状態で、東萩発13:20益田行き(1570D)は定刻通り発車しました。
日本海 posted by (C)たけぽ
視界が開けると、突然こんな景色が現れます。
天気も快晴になり、空の色が海に溶け込んでいるような青さになりました。
それにしても、険しいところに線路を敷いたものです。
おかげで、こんな風景が楽しめるんですが。
無人駅の駅舎 posted by (C)たけぽ
無人駅でも大抵こんな小さな駅舎があります。
冬は風雪が厳しいんでしょうね・・
傍らで、駅の花壇をせっせと手入れしているおばちゃんがいました。
列車は2両編成ですが、運転手さん独りだけのワンマン運転です。
どうやってオペレーションするんだろうと思っていたら、答えは簡単で、無人駅では運転手さんのいる前のドアしか開かないんですね。
すなわち、東萩と益田の間は全部無人駅ですから、私の乗った2両目は終点まで一度もドアが開きません。
日本海 posted by (C)たけぽ
この区間は景色が素晴らしく、列車も空いていてゆったりと思う存分満喫できました。
もっとゆっくり走ってくれてもいいのに・・・
1日10往復に満たない列車に乗らないと、この風景が見られないのは惜しい気がします。
東萩から益田までの1時間16分は、本当にあっという間に過ぎてしまいました。
幸せな時間って、早く過ぎてしまうんですよね・・・
山陰本線益田駅(キハ187、キハ120) posted by (C)たけぽ
益田駅に着くと、4分の待ち合わせで鳥取行きの特急スーパーおき4号に接続しています。
でも、この列車は新山口始発なので、自由席は混んでいるはず・・・やはり益田駅でも列車待ちの人が既に列を作っていました。
急ぐ旅でもないし、もう1本あとの益田始発の特急スーパーまつかぜ12号を待つことにしました。
ということで、益田駅で1時間半ほど待ち時間ができたので、またしても途中下車となりました。
コーヒーが飲みたくなったので、駅前の喫茶店で小休止~。
ちなみに、写真右の浜田行き各駅停車に乗ると浜田で出雲市行きに連絡し、2時間50分で出雲市に着きます。
でも、1時間15分待って特急に乗っても、出雲市に着く時間はわずか9分しか変わりません。
この区間は特急料金も割安だし、自ら「スーパー」を名乗る特急がいかにスーパーなのか確かめておかなくてはなりませんから、ここは特急で出雲市を目指すことにしました。
(次回に続く)
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