この花はなかなか見つけることができませんでした。
色が周りの雑草と同化してしまうくらいの緑なので気がつかなかったのかもしれません。
でも一度見つけてしまうと次々と見つかるのがとても不思議です。
カラスビシャクの姿を認識パターンとして頭の中に登録できたのて、それと照合できるようになるからでしょうね。
ウラシマソウやマムシグサを小さくしたように見えますが別属です。
いずれもサトイモ科というのは少々意外な気がします。
独特の形の三小葉もいい形をしています。
【写真】
カラスビシャク(烏柄杓) サトイモ科
葉の基部にできるムカゴでも繁殖するので増えやすいそうです。
まだムカゴを見たことがないので、今年は気をつけて観察してみましょう。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2010/07/03 14:05:28
Tv 1/250
Av 4.5
ISO感度 200
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
根っこは半夏という生薬で吐き気止めの効能があるそうです。
雑節や七十二候の半夏生はこの草が生えるころということで、7月2日前後。
これを撮ったのが7月3日なので、まさに時候の花でした。