カテゴリ:スタッフよりアレヤコレヤ
4月をむかえて、ここ、玉谷製麺所のある山形県西川町にも、 だいぶ暖かい春の兆しが芽生えだしました。 あの東北関東大震災から、3週間が経過し、雪解けの下からは フキノトウをみかけるようになり、西川町の長く深い冬の季節も ようやく終わりになったように感じます。 あれほど困窮していたガソリンもほぼ、普段どうりに購入出来る様になり、 スーパーには生鮮食品も戻ってきました。 沈静化していた新聞・テレビの広告なども、少しずつ日常を取り戻し始めているんですね。 無傷の場所での消費・経済こそ、今は長期的かつ活発な活動を行わねば 日本という国そのものを支えることが出来なくなってしまいます。 桜の開花予想も4月末~5月中頃という東北では、まだまだ肌寒い日も続き、 避難生活をおくる人々には、復興へ向けて力強く継続的な支援が必要です。 自分たちに出来る形での支援をこそ、ひとり一人が頑張って続けていかねばなりませんね。 そんな訳で。 東北における経済活動の火を絶やさぬためにも、わが玉谷製麺所の直売店 「つぉろの舗」では、この4月に合わせて、店内改装にてリニューアル致しました。 売り場面積も広げ、内装も変更し、見やすい配置にした陳列棚も用意しておりますので 今回は、その作業の様子などをブログにてお知らせしたいと思います。 (まずはいったん、店内の大型荷物を店舗の外に運び出します) (沢山の道具類が外に……。とりあえず、晴れててよかったです) この大移動は、弊社定休日である火曜に実行されたのですが、 「今回の震災でどこか店内が壊れたりしたの?」とか「玉谷さん大丈夫なの?」とか、 様子を見かけたお客様にお声をかけていただいたりしました。 リニューアルは、今回の震災の影響で告知を控えることになったので 特にお客様へのお知らせは、この時点では何もしていなかったんですよね。 こんな風にご心配いただけるなんて、本当に有り難い話だなあ、と しみじみ、嬉しくなっちゃったりしました。 しかし、しみじみしてても作業の手は緩めてはなりません。 「立ってる者は猫でも使う」という、ワレラがつぉろ舗店長のお達しに スタッフ一同だけでなく、業者さん達も一緒になってキリキリ働くのです。 (大工さんには店内の道具を加工してもらったり) (リフォーム屋さんは、床の張り替えと天井&壁のペンキ塗り) (電気配線や内装関係など、各種専門業者さんも勢ぞろいです) (業者さんの作業が終了したら販売スタッフ総出で陳列棚の配置と移動) (差し入れのお菓子とお茶にホッと一息するのでした) 約・丸2日をかけて行われた「店内改装」。 リフォーム後の店舗は、お買い物のしやすさよりも、居心地の良さを追求しただけあって、 広くて、綺麗で、見やすい店内になってます。 この大震災以降、食の安全が益々問われる世の中になっていくと思います。 直売店は、私たち玉谷製麺所の商品を、その手に直接とって、見て、選んで頂ける場所で あり、また、週末やイベントの日には、その麺を試食していただける場所でもあります。 今後も「つぉろ舗」は、より沢山の方に、職人造りの麺と安心して触れ合っていただける よう、お客様本位の「販売の場」として、分かりやすく丁寧な接客を心がけてまいります。 玉谷製麺所のある山形県西川町という場所は、東北の中でも一部の小さな自治体ですが それでも、これからの日本を支えてゆく復興の一助となれるよう「元気な東北」を目指し 頑張っていきたいと思っています。 ゴールデンウィークには、リニューアルオープン記念のイベントも企画しております ので、どうぞ「月山と清水のふるさと・西川町」へ、皆様揃ってお越し下さいませね。 (どうぞ今後ともご愛顧の程を、宜しくお願い申し上げます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 2, 2011 04:57:54 PM
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