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カテゴリ:江(大河ドラマ2011年)
第40回の視聴率は、前回の15.7%より少し下がって、15.2%でした。 今回、大姥局(加賀まりこ)が、やたらいい人でした♪(^^) 鬼からいい人に変わったと思ったら、死んでしまいました(汗) 体調が悪くなったので心配かけないよう、江戸城から去り、それから1年あまり後に、亡くなったそうです。 死ぬのはお城の外で・・・というのは、使用人の鑑ですね。
大姥局「それでも母ですか? 母が子を諦めてはなりません」 などと、竹千代の件、江にも遺言のように忠告してくれました。
ところで、竹千代の疱瘡、生きるか死ぬかの大病だったのではないかと思うんですが、 江のセリフ一言の説明で、さらっと終わってしまいました(汗)
今回は、江が推す次男・国松と、福が推す長男・竹千代との世継ぎ争いを中心に、 家康と秀忠が心が通じ合わないのと、江と竹千代とが心が通じ合わないのとを対比させて描きました。 それをなんとかしようと、大姥局がいろいろ頑張ってくれました。
江戸城では、世継ぎは竹千代ではなく、次男の国松だという噂が広まり、福は心配になりました。 それで、福は、伊勢参りと江に嘘をついて、駿府城まで家康に直訴に行きました。 乳母の分際で、ちょっとやりすぎな気がしますが、史実なんですよね(汗)
家康が江戸城に来て、皆の前で宣言しました。 家康「我が徳川家を継ぐのは、そこなる竹千代とする」
大姥局は福に、直訴はやりすぎだと叱りました。 でも、同じ乳母として気持ちは分かると。
江は、家康の所に行って、本当に竹千代で決まりなのか詰め寄りました(汗) 家康は、むしろ跡継ぎをめぐって家中が乱れている状況を嘆き、秀忠の将軍としての自覚を促しました。 結局、竹千代で本決まりではないようです(本当かな?)(^^;) 江は、ほっとしました。
でも、家康もあまり江を叱れないですよね。 次男より三男の秀忠の方を可愛がって、世継ぎを三男の秀忠にしたのだし・・・(^^;) その秀忠とは心が通じず、 大姥局は、なんとか、家康と秀忠の心を通じ合わせようと、話す機会を作りました。 そのお陰で、家康と秀忠は、しっかり話をしました。 でも、話は平行線でした。 豊臣と徳川が並び立つという件、やはり父上には理解してもらえない、 いくら話しても、父上とは心が通じ合わないとわかったと、秀忠はがっかりしました。 ところが、後で、林羅山という学者が秀忠の元に来ました。 家康からの指示で来て、その件について、もっと話を聞きたいとのことでした。 ようやく秀忠も少し父上に心が通じたと思い、少し喜びました♪(^^)
千姫は、芦田愛菜ちゃんから、忽那汐里ちゃんに代わりました。 忽那汐里ちゃんは、『家政婦のミタ』にも阿須田家の長女役で出演しています。 淀が側室の子供ばかり可愛がって、千はちょっと可哀想でした。 それでも、最後に秀頼が千と実質的な夫婦になりたいと淀に頼んで、ようやく許可されました。 こんなことまで、淀の許可が必要とは(汗)
今回は、大姥局の活躍を中心とした穏やかな回でした。 世継ぎ騒動を、まさか大姥局を中心として、秀忠と家康との関係と対比して描くとは思わなかったので、少し斬新な気がしました。 竹千代、ちょっと可哀想でしたが、江も竹千代に話しかけているのに、「福福」と言って・・・ 竹千代が母を恋しい時は国松がいて、タイミングが合わないのか、相性悪いですね(汗) でも、それ以上に、千姫、心配です。 ようやく秀頼と事実上の夫婦となったようですが、次回は豊臣と徳川が激突? 次回(10/23)のサブタイトルは、「姉妹激突!」です。 次々回(10/30)のサブタイトルが、「大坂冬の陣」、11/6が「淀、散る」です。 淀の宮沢さんが素敵なので、残り少ない登場、切ないです。 次回、もう少し沢山登場しますように・・・
【第40回粗筋】 江(上野樹里)は、長男・竹千代(水原光太)が病弱に育ったのは福(富田靖子)のせいではと悩む。 そんな母を健気に励ます次男・国松(松島海斗)が、江は、いとおしくてならなかった。 江戸城内では、聡明な国松を推す江と、竹千代一筋の乳母・福の徳川家跡継ぎをめぐる争いが続いていた。 次第に江戸城内では、家臣たちから「跡継ぎは国松」といううわさが流れ始める。 そんな折、大姥局(加賀まりこ)が病に倒れる。 大姥局は、秀忠(向井理)に家康(北大路欣也)と、よく話し合うよう忠告し、江には「母が子を諦めては、ならない」という言葉を残す。 一方、大坂では淀(宮沢りえ)が、秀頼(太賀)と側室の間に生まれた子をことのほか、かわいがり、千(忽那汐里)は家族の輪に入れずにいた。
【視聴率推移とレビューリンク】 (関東地区) [第1回]21.7% [第2回]22.1% [第3回]22.6% [第4回]21.5% [第5回]22.0% [第6回]19.6% [第7回]18.5% [第8回]20.9% [第9回]20.0% [第10回]16.9% [第11回]15.7% [第12回]17.1% [第13回]16.6% [第14回]19.2% [第15回]18.0% [第16回]15.9% [第17回]20.7% [第18回]18.1% [第19回]17.3% [第20回]19.0% [第21回]17.6% [第22回]18.3% [第23回]18.0% [第24回]18.1% [第25回]16.3% [第26回]16.2% [第27回]15.3% [第28回]18.9% [第29回]17.4% [第30回]17.6% [第31回]13.1% [第32回]15.4% [第33回]15.6% [第34回]17.8% [第35回]15.4% [第36回]15.8% [第37回]16.4% [第38回]15.9% [第39回]15.7% [第40回]15.2% 第20回以前のレビューは、第21回から飛んで下さい。全回レビューあります。
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大姥局、たしかに「鬼」からいい人になりましたね。
ただ、鬼教官タイプとでもいうか、立場上で厳しくしても、根は良識的な人物と感じられました。 今回は、江と秀忠、おなじ乳母としてのお福はもちろん、大御所・家康にも直言できるのはさすがでした。 豊臣家のようすが少ないシーンでしたが、次回はいきなり合戦になるようで驚きです。 秀忠には、また苦手な真田幸村が出てくるようできびしい試練となりますね。 (2011年10月16日 23時56分46秒)
>今回、大姥局(加賀まりこ)が、やたらいい人でした♪
急に良い人になってましたね(苦笑) それが死亡フラグだったのかもしれません・・・。 その死は言葉だけで語られただけでしたけど。 いよいよ豊臣の滅亡に向かって動き始めました。 次回以降の展開が“ちょっと”楽しみになってきました♪ http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201110160003/ (2011年10月17日 05時25分18秒)
千姫一人だけ蚊帳の外っぽくて可愛そうでしたね。
淀が側室との間に生まれた子ばかりをかわいがっていたことに関しては 千姫がまだ少し幼かったこともあるかもしれませんが・・・ 徳川の血を引く千姫が秀頼の子を産むと 家康は千姫の祖父としてまた豊臣に口を出してくるかもしれないので 徳川の血を引く子を産ませたくないという考えが もしかしたら淀にはあったかのかもしれませんね。 秀頼の熱意に最後は淀が折れる形で名実ともに夫婦となったようですが。 翌々週サブタイトルが「大坂冬の陣」ですか。 豊臣が完全に滅亡するのはその翌年の大坂夏の陣のときで 夏の陣では徳川によって千姫救出作戦が決行されるので 宮沢さんの登板はまだまだ続くと思います。 ところで11月いっぱいで本放送が終了するというのをどこかで目にしました。 豊臣が滅びるところまで引っ張るのか、竹千代が将軍職を継ぐところで終わるのかわかりませんが どちらにしてもなんだかお江ちゃんそっちのけの 中途半端な終わり方になりそうな気がします (2011年10月17日 13時14分17秒)
>「それでも母ですか?母が子を諦めてはなりません」
そう言われても、竹千代を囲い込んでいるお福を追い出さないと 江にはどうにもできませんよね^^; お福が家康に直訴して竹千代の世継ぎが決まったと言われていますが、 春日局贔屓の方から出てきた史料なので事実かどうかはわかりません。 家康は、お家の中の争いを避けるために、長子世襲の決まりを お福に言われなくても考えていたはずです。 今の段階では、お福は乳母として酷過ぎるので、江が諭して お福が賢人になる運びなのでは、と思ってます^^; つまり、春日局の名を残すのも江の手柄ということになるのでは・・・ (2011年10月17日 14時25分27秒)
亡くなる前に良い人になるパターンですね(^^;)
悪人的に描かれた皆さんもいろいろな思惑があっての行動なので、最初から「悪人」みたいな描き方がおかしい気もします。 視点もころころ変わっている気がしますし、ここに来て進み方が早過ぎます。 だったら「江」が最初の結婚をするくらいまではテンポ良く子役がやって、後半もっとゆっくりの方が良かったです。 ペース配分がおかしいと思いました。 視点ですが、ナレーションはお市の方さまなのでお市さまから見た3姉妹の話にした方が、江が無理に秀吉に進言するシーンを作る必要も無かったと思いました。 何よりこのままでは、やっぱり保科正之さまの存在は抹殺されそうですね。 何だか既に総評みたいになってしまいました(^^;) (2011年10月17日 15時22分11秒)
確かに、大姥局、立場上、鬼教官として厳しくしていただけなのでしょうね。
それだけ、江がダメだったというわけでしょう(汗) 乳母というのは、すごい力があるようですね(^^;) 次回は、まだそれほど合戦のシーンはないのではないかと思うんですが・・・ サブタイトル、次々回が「大坂冬の陣」ですし・・・ 真田幸村、今度は沢山、登場するでしょうか? 前回、少ない登場だったので、今度はもう少し出て欲しいですね(^^) (2011年10月17日 23時00分33秒)
>急に良い人になってましたね(苦笑)
>それが死亡フラグだったのかもしれません・・・。 そうですね。 亡くなる前は、いい人になるパターン、多いですね(汗) 死ぬシーンがなかったのもさりげなくて良かったです。 >いよいよ豊臣の滅亡に向かって動き始めました。 >次回以降の展開が“ちょっと”楽しみになってきました♪ はい。 遂に、豊臣と激突しそうですね。 あと残り6回なので、そろそろクライマックスですね♪ 楽しみです♪(^^) (2011年10月17日 23時11分26秒)
>千姫一人だけ蚊帳の外っぽくて可愛そうでしたね。
ほんと、可哀想でしたね。 淀が、徳川の血を引く千姫が秀頼の子を産むのはまずいと思う気持ちは分かるのですが・・・ >翌々週サブタイトルが「大坂冬の陣」ですか。 >豊臣が完全に滅亡するのはその翌年の大坂夏の陣のときで >夏の陣では徳川によって千姫救出作戦が決行されるので >宮沢さんの登板はまだまだ続くと思います。 確かに、史実では、夏の陣の時、千姫、脱出しますね。 サブタイトル、次々回以降から最後までWikiに発表されました。 それによると 10/30「大坂冬の陣」 11/6 「淀、散る」 11/13「江戸城騒乱」 11/20「息子よ」 11/27「希望」 で終了です。 これによると、11/6に、淀が自害するのかもしれないです。 そして、11/27で終わりなのは、もう最初から分かっていました。 ここ3年間、「坂の上の雲」を毎年12月にやるので、いつも11月末で終了でした。 それも今年12月の第3部で終了なので、来年から大河は12月迄に戻ります。 (2011年10月17日 23時23分38秒)
>お福が家康に直訴して竹千代の世継ぎが決まったと言われていますが、
>春日局贔屓の方から出てきた史料なので事実かどうかはわかりません。 >家康は、お家の中の争いを避けるために、長子世襲の決まりをお福に言われなくても考えていたはずです。 なるほど☆ 自分は嫡男なき後、次男ではなく三男を世継ぎにしたのに、やはりまずかったと反省したのでしょうか? 長男に世襲するよう決めるなんて(汗) 結局、平和な世になれば、トップの力量はあまり関係ないのかもしれませんね(^^) >今の段階では、お福は乳母として酷過ぎるので、江が諭して >お福が賢人になる運びなのでは、と思ってます^^; >つまり、春日局の名を残すのも江の手柄ということになるのでは・・・ それもあるかもしれないですね(^^) とにかく、今のままでは福、いいところなしなので、きっとそのうちに賢人になるのでしょうね(^^;) このドラマはいつもキャラがコロコロ変わるので(汗) (2011年10月17日 23時31分44秒)
>亡くなる前に良い人になるパターンですね(^^;)
>悪人的に描かれた皆さんもいろいろな思惑があっての行動なので、最初から「悪人」みたいな描き方がおかしい気もします。 同感です! 短絡的な描き方でしたね。 ドラマの都合で、擬似嫁姑争いにしたくて鬼姑風に登場させ、最期は賢人で、乳母の鏡みたいな描き方でした。 ドラマの展開の都合でキャラが変わるのは、悪い典型だと思います(汗) ただ、秀吉なき後、徳川中心になって、ドラマ的には少し面白くなってきているので、ちょっと残念です。 >視点もころころ変わっている気がしますし、ここに来て進み方が早過ぎます。 >だったら「江」が最初の結婚をするくらいまではテンポ良く子役がやって、後半もっとゆっくりの方が良かったです。 >ペース配分がおかしいと思いました。 ペース配分、とても変ですね。 視点、最初の方、江を中心とせずに、信長とか秀吉とか有名人を描きすぎました。 江は、いつも史実にクビを突っ込んでいただけで(^^;) 前半、江のドラマではなく、偉人伝になってしまっていたような気がします。 江を描くのなら、子供時代はサラッとすませて、嫁ぐあたりからを中心にじっくり描いて欲しかったですね。 誰のドラマか分からなくて、視点もブレブレで、残念でした(汗) (2011年10月17日 23時49分51秒) |