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2009.02.04
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カテゴリ:映画 タ行
『チェ 39歳 別れの手紙』を観ました目

『トラフィック』のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、
伝説の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの人物像とその半生に迫る
伝記ドラマ2部作の後編ですかちんこ


>>『チェ 39歳 別れの手紙』関連

原題: CHE: PART TWO
GUERRILLA
ジャンル: ドラマ/伝記
製作年・製作国: 2008年・フランス/スペイン
上映時間: 133分
監督・脚本: スティーヴン・ソダーバーグ
製作・出演: ベニチオ・デル・トロ
出演:  デミアン・ビチル カルロス・バルデム


【ストーリー】
1965年、キューバ革命に多大な功績を残したゲバラだったが、キューバでの地位や市民権を放棄し、
忽然と姿を消す。
やがて、キューバの新たな指導者となるカストロは、ゲバラの“別れの手紙”を公表した。
その手紙によれば、ゲバラは自分を必要とする場所へ身を投じるという信念を
揺るぎないものにしていた。
1966年、頭髪の薄い中年男“ラモン”に扮したまま家族に別れを告げたゲバラは、
次なる革命の地、南米ボリビアに入国する。
ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエントス大統領の独裁政権下にあった。
ゲリラ部隊と共に革命へ動き出すゲバラ。
しかし、ボリビア共産党の協力が得られず、アメリカに援護された政府軍に圧倒されていく。
さらには地元民の裏切りに遭い、物資も滞ってしまったゲバラたちは
いよいよ窮地に立たされ…。


下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


信念は、死なない。


前編『チェ 28歳の革命』が革命の成功、漲る生命力、喜びなどの”陽”のイメージとしたら、
後半のこの作品は、革命の失敗、死、絶望などの”韻”のイメージが終始まとわりつく
悲しく切ない描写が続きました。

チェという男の揺ぎ無い信念、革命の方法に対して、敵はどこまでも緻密に揺さぶりをかけてくるわけで、
キューバで成功していたことが、ボリビアではとことん失敗して行く状況も、
革命の成功へ向かっていた前編では影を潜めていた持病の喘息も
こちらでは症状がどんどんと酷くなっていき観ている方も辛い気分になります。

さらに、協力を受けられるはずだったボリビア共産党の撤退、
礼を尽くしていた農民たちと築けなかった信頼、
過酷な状況下に耐えられなくなった仲間同士で仲たがいが起こり、脱走するものが現れ、
次々と犠牲者が増え続ける。
食料も武器もままならぬまま孤立していくゲリラ軍。
前編とは全く正反対の辛く苦しい展開が続き、
圧倒的な政府軍の数に押され、激闘の銃撃戦の末、
山中を逃げ回ったチェは政府軍に捕まってしまうわけです。

囚われの身のチェが見張りの若い兵士と話しをするシーンで
キューバ人は神を信じるのかと聞かれたチェがキューバ人の実情を答えた後に、
「私は人間を信じる」と答えたシーンが印象的でした。
愛のある革命を信じて止まなかったチェ・ゲバラ。
圧政に苦しむ人々を助けて世界をより良く変えようとした
人間愛に溢れてた人なのだと改めて思わせられるシーンでした。

本作も前作同様、誇張のない真摯な描写が繰り広げられ、
圧倒的な情報量だった前作とは違って、ゆっくりと押し寄せる悲しみと絶望、
敗北に向かうチェの姿がより悲しく映る作品でした。

チェの最期と、何とも言えない余韻を残すエンディング。
映画が終わっても、しばらく席を立つ事が出来なかったくらいの脱力感に襲われ、
魅了されてました。
スティーヴン・ソダーバーグ監督のチェ・ゲバラに対する熱い想いを
前作以上に感じられる秀逸の作品でした。

マット・デイモンがサラリと友情出演していたのもビックリでした。



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最終更新日  2010.01.04 22:42:22
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