。ymmt3bikeさんから画像が送られてきました。
これはブラジルタミヤ製のDFVエンジンです。 タグの裏を見ると、「1/20 TYRRELL P34 (6 WHEELER)」や「MADE IN BRAZIL」と書かれています。 問題のパーツを拡大したものがこちら。 丸いディテールがプロップと同じ位置にありますね。 このパーツも日本製と比較すると僅かながら違いがあって、丸いディテールとリブの端の間に少し隙間があります。 写真を見直すとプロップもこの形状をしていました。 と言うことで、プロップには日本製ではなくブラジル製のキットが使用されたという事が明らかとなりました。 このような例は他の流用パーツでも起きているのでしょうか。 もう一つ送られてきたのは、金型改修前の日本製DFVエンジンの写真です。 タグには「1977」と書かれています。 上に乗っているパーツは現行の改修後の物と思われます。 分かりにくいのですが、改修前のリブが僅かに太いようです。 その目で見ると、プロップのリブも太いように思えます。 「帝国の逆襲」は1980年公開ですから、金型改修前のパーツが使われたと言う事ですね。 目くじらを立てる程の差違ではありませんが、解析研究という点では興味深い事例でした。 ymmt3bikeさん、ありがとうございました。 追記 アントマンさんの報告によって、1977年の日本製ランナーの中にもプロップと同じ形状のパーツが存在することが判明しました。 金型が段階的に改修されたのか、それとも数種類の金型が同時に存在していたのか、謎は深まるばかりです。 ymmt3bikeさんが仰る通り、今言える事は「プロップと同じディテールの部品はブラジル産のキットを選択する」と言う事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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