Yes, We can. オバマ勝利
「老いも若きも、金持ちも貧乏人も、そろって答えました。民主党員も共和党員も、黒人も白人も、ヒスパニックもアジア人もアメリカ先住民も、ゲイもストレートも、障害者も障害のない人たちも・・・みんなで、答えを出した。」<--gooニュースより一部引用-->当確のニュースを衛星中継で見ていて、その後の演説に思わず、涙が出そうになりました。「私が変えるのではなく、みなさんたち自身が変えるのです、非常に困難な道のりで、失敗することもあるかも知れませんが、その時は国民のみなさんの意見に深く耳を傾けます」とも言っていますね。また、自らの家族への愛情、家族からの愛情についても言及し、感謝していると家庭的で人情味ある側面も垣間見えました。正直で、また、飾らない人だなと思いました。日本の衆院解散総選挙は、何だか支持率ばかり気にして、自分の政党に不利だから先延ばしして、解散に討ってでるのが怖いという感が正直、否めませんし、景気対策で点数稼ぎしてからにしよう的な下心も感じずにはいられません。もう、そんな駆け引きはいいから、マニフェスト出し合って、正々堂々と戦って、民意を反映した、有権者の信認を受けた政府が堂々と政策を遂行した方がいいと思う。もう、即解散に討って出なかったのが、完全に失敗しているような・・・政治空白なんて、現行政府があるのだから、そんな問題になるほどのことじゃないでしょ。今、総選挙をしたら、米大統領選のように「Change!」と野党が言えば、勝ててしまうのではないかなどという見方をするメディアもあるみたいですけど、日本国民もそれほどバカではないと思います。しっかりとした根拠に基づく財源確保と社会保障、景気対策、その他、行政改革。アメリカのようにとはいいませんが、あれくらい国民が自ら、能動的に政治に参加し、熱く変革を求めようとする、というか、自然と熱くなるような選挙を是非とも近々にしてほしいです。その為には、まず、日本は、成熟した2大政党制への移行ですね・・・人間、本来、悪いこと(思い込みの正義も含め)をする自分勝手な生き物だと仮定するならば、癒着だの、ワイロだの、だんだん腐敗していくものです。そこで、政権交代可能野党が常にいるということは、それら腐敗防止につながるでしょうし、実際に起きて、国民の愛想が尽きれば、国民が選挙によって政権交代をさせることができるという選択肢もでてくるからです。それにしても、オバマ氏の 「Yes, We can.」なんだか、私はこのような言葉が、心理的にアメリカ国民の希望と、また、悲観的な考えから前向きにさせるいい言葉、アプローチになったのだと思っています。あえて、白人だの、黒人だの書きません、なんだか、当確後の、あのオバマ氏の演説を聞いていた米国民の目の輝きが忘れられませんし、本当に羨ましく思いました。http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20081105-05.html