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テーマ:■道具拝見(460)
カテゴリ:味のある ナイフ
ナイフの世界ではあまりにも高名なラブレスデザインのナイフ。 ラブレス (R.W.LOVELESS)は日本に カスタムナイフの 組織を作った方でも知られる。 また 多くのナイフの新しい 制作方法などを 新案した人でも有名。 しかし このラブレス氏は、 シースナイフ(折りたたみの出来ないナイフ) しか作っていない。(試作品が数本ある程度) ガーバーという ファクトリーメーカー(大量生産品メーカー) がある。 この会社は 作りとセンスに定評のある ナイフメーカーで 一時 この会社の デザインの担当責任者として ラブレスは 所属していた。 この時にデザインしたのが ラブレス・フォールディイグナイフ 当時は ハンドル材は、スタッグ・木 などが主流だったが 軽い金属で設計 された意欲作。 金属のため ライナー無しで 作れる。 鋼材は 切れ味と錆びない鋼材として 定評のある440ステンレスで、 ハンドルには 説明書によると ニッケルシルバー・ラバーインレイ です。 滑り止めに ラバーを組み込みしている。 全体的なデザインは絶妙。 ブレードが短いように 見えるが 使ってみると 実用本位での 使い勝手のよさが伺える。 現在は販売されてい無い一品です。 アウトドアーで有名な 新宿 A&F店長 赤津氏も このナイフを一生物のナイフとして 各雑誌・本に紹介しています。 全長 : 168mm (ハンドル98mm) 刃長 : 70mm ブレード鋼材:440C 重量:150g 全体は ファオールディングナイフでは考えられない 重厚がある。 また ブレードも ファクトリーには 中々見ることの出来ない やわかかい 曲線が出ており 好ましい。 本当は、ハンドルを チタンで作れば より軽く操作性がよくなっただろうと思う。 この時代 チタンはなかったので 致し方ないか。 インナーとヒルトなどが一体となっており ヒルト部分が 「横」に少し広がっているため 滑り止めとなっている。この設計はめずらしい。 特に操作性のよいナイフで、切れ味もすばらしく実用の一本ラブレスの名前が書いてあので ちょっと自慢できる? もの。 オートキャンプなどには 持って行きたい 一品。 このナイフ 当時高くは無かったが、他のものと違った よく計算しつくされたナイフで 金属性ながら 頼りになる愛着品となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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