つれづれ結界こらむ

なにやら久々のギャグ話調、結界師第４０話「黒芒への道」です。
…しかし危なかった。なにがって放送時間が。３０分さらっとズレてるんだもん！
寝る直前、ふとテレビ欄確認しとこうって思わなかったらまるまるハズすところだったよ；！
…日テレさん、油断なりませんな…；。

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放映日：10月15日（月）読売テレビ
　　　　10月20日（土）山形放送
　　　　10月22日（月）秋田放送
　　　　11月1日（木）日本テレビ

●メインスタッフ（敬称略）
　シナリオ：高橋哲子
　絵コンテ：綿田慎也
　演出：綿田慎也
　作画監督：榎本勝紀

　デザイン協力：戸部敦夫
　　　　　　　　玄馬宣彦
　選曲：合田麻衣子

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公式あらすじはこちらｵｰｯﾎｯﾎｯﾎ↓



●夜の闇が包む烏森。その空の上にて良守は一人、物思いにふける…。
「志々尾、火黒はゼッテェ俺が倒す。それには黒芒楼に行かねえと。けど、一体どうすりゃ向こうに乗り込むことが出来んだよ？」
あれだけの事があったというのに、未だ黒芒楼の全貌は知れない。どうすればそこに至る事が出来るのかさえも分からない。
その現実に、良守はただ、苛立つのだった。

そんなある日…。
黒芒に出向いていた時子が下調べを済ませ、一旦雪村家へと帰ってくる。
そして準備を整え、黒芒への「道」を作るため、再度旅立つのだという。
その事と、異界へと至る事への危険さ、難しさへの不安を時音から聞かされた良守は、だが密かにある考えをめぐらせる。

―それは時子についてゆき、黒芒へ乗り込む事であった…。

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毎回アバンで今までの話を振り返ってくれる「結界師」。
しかし最近毎回、限くん斬られるシーン見せられんのもキツくなってきたなー…；。

とにかく今回、良守の駄々っ子っぷりがメインなお話でしたね。





限くんを思い浮かべ、火黒を倒す決意を新たにする良守くん。
しかし月に浮かぶのってどうよ；。



―そんな頃、やっと時子ばあちゃんがご帰還。
今更かい；（ﾎﾞｿｯ）。


しかし黒芒への道を作り、今のどーにも受身に徹するしかない現状を打破してくれようとしている時子さん。ぶっちゃけ女神なんですよね。
本当、どーにかしてよこのジリ貧状態。



その話を聞いた良守くん…。
なにやら考えてますがバレバレです。


しかしふと時音と至近距離になって、久しぶりにデレる様子なんか見ると、
あんまり暗い思いに捕らわれてる訳でもないのかも。でもその方がいいですよね。




時子さん、また出発する前に時音にお茶のお稽古をしてゆきます。
…ってずいぶんじっくりとやってましたねー、半ば放送事故かとﾓｺﾞﾓｺﾞ；。

ここでのお茶の文化と異界との関係性の話は、ぶっちゃけこじつけっぽかったけど（ｺﾗ）、
でもお話の後半に、ちゃんと生かされてくるのがミゴトです。




さていざまた黒芒へ…。

って良守、やっぱり時音ちゃんの釘刺しガン無視。

対立関係にある雪村の当主に、個人的な頼みとして頭を下げ、同行を願い出ます…。

ってやっぱり時子もガン無視！

そして始まる追跡劇。


時子の乗ったタクシーに念糸を取り付け、スケボーで暴走するよっしー！
危ないって；！！街中だし！！


パンやらアイスやら凧（だよね；？）やら猫やら引っ掛け、しかも電車までありえない大ジャンプで飛び越え頑張るよっしー！
結界術のなせる技ですが…一般人から見るとニュースものかも；。



結局時子の機転で追跡は失敗してしまうのですが…。
その熱意に負けてか、時子さん、思ったより丁寧に良守に接します。


―連れてはいけない。「今の」あなたでは。


そして的確に、釘をさします。

「結局は自分が納得したいだけでしょう？」

…この辺り、ちょっと胸に刺さりましたね…。
「敵討ち」なんて極論を言えば、確かに、「気晴らし」に過ぎない。
志々尾のためだと思っても、現実的には自分のためでしかないんですよね…。
結局、志々尾が生き返る訳じゃないから。

その辺がどうにも切ないです。



ここで時子さん、お茶の時時音にも教えた「異界」についての話を良守にも語ります。

この世と異界の境目は、いたる所にある…すぐそばの、あの橋の下にも。
でも良守の目にはそれが捉えられない。
そんなことも認識出来ないようでは、異界へ乗り込むどころか、境を乗り越える事さえ出来はしない…。

そう語る時子さんの言葉、説得力がありましたね。



まずは自分の力の使い方を覚える事。そう説き、立ち去る時子さん。
自分の未熟さを痛感し、打ちのめされる良守くん…。


―でも時子は、「実力が無い」というのではなく、「有る」力の使い方を学ぶ事だと語ったんだと思いますから。


それこそ次回、思いっきり頑張って欲しいですね。



追記。

• そんな弟の奮闘振りの合間に今回、実はお兄ちゃんもバッチリ頑張ってました。
  黒芒楼から夜行の足止めを依頼されてる扇に、正面から「この弔い合戦は自分の好きにさせてもらう」と啖呵を切るまっさん。
  部下思いだよ頭領！カコイイよ！！
  
  …しかし扇、アンタ意外に、やっつけ仕事だね；。

結界師黒芒楼の影公式ガイドブック



●私的ランキング
　　満足度：★★★☆☆
　　オリジナル度：★★★☆☆
　　頑張り度：★★★★☆