テーマ:小説を書いてみる。(199)
カテゴリ:アスラン 好きだぁぁぁぁ!!
学校も始まりましたね
今日から旦那も出社 明日は息子も実験のため大学の研究室に 明後日は娘が大学の講義に って長距離を電車で移動ですわ 仕事帰りに寄ったスーパーでは 子供連れの若いお母さん方がぞろぞろと 固まってお喋りしながら買い物に それアカンやつ! いきなり緩みすぎじゃない? 心配ですわ………… さて 連載は新しいお話 ↓ ↓ ↓ 暁の皇子と不遜な下僕 改め ゾンビ少年と憂鬱な保護者 8(ある意味大冒険なの?) 「おい、アスラン。走るな。薔薇は逃げん。」 「分かってる。別に追いかけているわけじゃないぞ。」 今日も研究所の庭園から、ジュール所長とアスランさんの声が聞こえる。 「ただ早く見たいだけなんだ。」 ここからだと声しか聞こえないけど きっとアスランさんは薔薇に負けないくらい綺麗な笑顔を浮かべてるんだろうなぁ。 「あぁ、本当に綺麗だ。なぁ?イザーク。」 「ふふ、そうだな。」 だって、答えるジュール先生の声がすごく甘いんだもの。 「メイリン。ちょっと窓の外見てみなよ。」 「お姉ちゃん?作業終わったの?」 「ちょっと休憩。ほら、おいでって。」 背中を向けたまま、おいでおいでって手招きしてくる。 もう、お姉ちゃんたら。 「私、もう少し作業進めてからにするね。」 「ほんっと、メイリンはマジメよねぇ。」 溜息交じりにお姉ちゃんはそう言うけど。 マジメって言うかさ。 私はお姉ちゃんと違って、仕事が遅いから仕方がないの。 お姉ちゃんは頭の回転が速いし、要領も良い。 私が時間をかけて頭を捻ってやっと終わらせた仕事を すごーく短い時間でささっと熟しちゃう。 勉強もそうだったのよね。 私が毎日コツコツ勉強して取った点数と同じだけ 一週間前にさらっと勉強して取っちゃうんだもの。 あーあ、私はどんくさいカメなのよね。 姉妹なのに、なんでこんなに違うんだろう。 「さて、と。」 「終わった?メイリン。」 「全部終わってはいないけど、切りが良いから。私も休憩。」 「そ。ほら、ここにおいで。」 お姉ちゃんは窓際から少しずれて私に場所を譲ってくれる。 なんだかんだ私に優しいんだもん。 悔しいなんて思ったら罰が当たっちゃうね。 「ほら、あそこ。アスランさん見える?」 「うん、見えるよ。ふふ、綺麗だねぇ。」 お姉ちゃんが指さす方向を見ると、アスランさんが薔薇に囲まれてる。 ほわほわ笑ってて想像した以上にとっても綺麗で可愛い。 今回はメイリン目線で進みます ではでは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 1, 2020 09:15:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[アスラン 好きだぁぁぁぁ!!] カテゴリの最新記事
|
|