|
テーマ:アロマテラピー!(1425)
カテゴリ:ボランティア
昨日の私のサロン体験記に多数のコメントを頂きましたので、それに関連して高齢者の方へのトリートメントについて書いてみたいと思います。
私は現在老人ホームと病院にボランティアでアロマのハンドマッサージの施術をしに行っています。そこでの体験記をご紹介します。 日本では65歳以上の方を一般的に高齢者と呼んでいますが、老人ホームに行くと60代後半の方はほとんどいらっしゃいませんね。70歳後半から80歳くらいの方が中心でしょうか?!最高年齢は95歳の方をトリートメントさせて頂きました。 そして肌に直接触れて感じたことは、とっても皮膚が乾燥していること。そして血管が浮き出ていることが印象的でした。 またご自身の足で歩けずに車椅子の方や杖をついている方もたくさんいらっしゃいます。そんな方がハンドマッサージを受ける時に手を差し出しているだけでも腹筋の力が弱くてツライ体勢だということを頭に入れて置く必要があります。枕やタオルを腰のうしろに入れて身体を支えるなどの工夫が必要になりますね。 私も腰の手術をして自分の身体が支えられずに暫く背もたれのない椅子に座る事ができなかった時期がありました(辛)その時をことをふと思い出しました。 高齢になると骨も弱っています。ちょっとしたことで骨折もあり得ます。 皮膚や血管も弱くなっていますので内出血を起こす可能性もあります。 また何らかの疾患を持っている可能性があることを念頭に入れておく必要もあります。 これらのことに充分注意を払ってトリートメントを行います。特に圧の入れ方には細心の注意を払っています。圧をかけるというよりさすっていると言った方が正しいかもしれません。 優しく肌を撫でるようにゆっくりゆっくりとオイルを塗布していく気持ち良さと精油の香りを嗅いで頂きリラックスしてもらえたらという思いでやっております。 病院や老人ホームでは医師の許可の元トリートメント行っていますが、在宅介護の方へのケアも同じように医師の許可を求める必要があるでしょう。 私は高齢者の方へのケアはおしゃべりとトリートメントで気分転換をして頂くことが一番のケアだと思っています。ほんのひと時でも「気持ちいいな~」と思って頂ければ、それはセラピストへ最高のご褒美だと思います! →アロマテラピーランキングに登録しています。今日の日記が「参考になった!」「良かった!」と思った方はポチっとご協力をっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/02/13 11:16:27 PM
[ボランティア] カテゴリの最新記事
|
|