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カテゴリ:医療
気になっていた判決が下りた。無罪だった。詳しい内容は分からないが、割り箸事件であったようなおかしなコメントもないようだ。当然のことが当然でないことも予想されていたので、素直に嬉しい。ほっとした。
医師、遺族 重苦しく 「無罪」に思いめぐる この件では、遺族も被害者なのだと思う。普通なら、当初は医師を恨んだとしても、時が経つにつれて死を受け入れていくものだ。それなのに逮捕・起訴となれば、やはり悪いのは医師だと言うことになり、何時までも恨みは消えないだろう。挙げ句の果てに無罪で、実は医師は悪くありませんでしたと言われても、素直に納得できないのはよく分かる。警察・検察は罪なことをしたものだと思う。これ以上罪を重ねることなく、控訴しないことを望む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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証人として出廷した専門家の意見が、ちゃんと判断されてようござんした。
色んなメディアの報じ方を見比べていたのですが、現在議論が行われている「事故調査委員会」制度にまで言及しているものもあり、全体的に記者の連中もよく勉強しているなというのが感想でした。 bambooさんをはじめ多くの方が、ネット上で議論したことも貢献していると思います。検察の控訴は、本当にやめて貰いたいですね。 (2008.08.21 00:14:29)
「真相究明を待ち望んだ遺族には厳しい判決となった。」こんな書き方は自体がそもそもおかしいですね。判決文を読めば正に真相がはっきりと究明されているではないですか。
「医師が有罪になることが遺族の願い」と書いているのと同義ですね。ますます遺族の気持ちを締め付けるだけでしょう。 (2008.08.21 00:46:16)
お前に云えないさん、コメントありがとうございます。
肉親の死は、誰だって受け入れがたいものです。 でも、時が経つにつれて受け入れられるようになります。 誰かのせいにしていたら、いつまで経っても受け入れることは出来ません。誰かのせいにするという意味で、司法やメディアの責任は大きかったと思います。 (2008.08.21 04:27:04)
はじめまして。
事後ですが、TBさせていただきました。 色々考えさせられることの多い事件でした。 マスメディアの報道の仕方には、疑問を感じずにいられませんでした。 (2008.08.21 19:34:05)
「遺族も被害者」、私も心底そう思います。
手術経過のここまで詳細な開示と検討がなされていても、ご遺族は真相がわからないと感じてしまわれている。重苦しい気持ちになりました。 教訓めいたものが得られたのかどうかもまだよくわからないのですが、医療側と患者側の双方にポジティブな漸進があればいいと思います。 マスコミの姿勢が少し変わりつつあると言われていますが、それまでに払った代償があまりに大きすぎると感じています。 (2008.08.22 13:39:32)
GreenーNoteさん 、コメントありがとうございます。
遺族としても、今さらミスがなかったことを認めるわけにも行かないでしょう。 判決文自体も、ミスはあったけど、標準的医療だったから無罪というものですし。 でも、一生恨みを抱えて生きるのは、つまらない人生でしょうね。 (2008.08.22 14:19:40)
私は素人で出産経験があるので、患者の立場でしかものを見られないのですが、テレビで亡くなった女性患者の父親のコメントを聞いて、このお父さんは、自分の娘は医療ミスで亡くなったと思っているということだけはよくわかりました。
そして、まだ真相が明らかになっていないと思っていることもわかりました。 Drbambooさんは真相は明らかだとおっしゃいますが、判決要旨を読んでも素人にはかなりちんぷんかんぷんです。 正直読むのも困難です。 遺族が「あぁ本当に仕方のない不運が重なったんだ、お医者さんはよくやってくれたんだ」と納得するまで言葉は尽くされたのでしょうか。 Drbambooさんの言い方だと、人の死はしょうがないのだ、恨んだり悲しみを引きずったりするのは心がけと物分りが悪いのだと言わんばかりであまりにも冷たいと感じます。 私はこの問題はお医者さんを無罪にするだけでは終わらないと思います。 お医者さんには支援者がたくさんいるでしょうが、遺族には? この問題に取り組まれている方、遺族も不幸、患者も被害者だと言うなら遺族側へのアプローチもしてほしい。 そうでなければこのような裁判が後を絶たないと思います。 (2008.08.26 01:22:04) |