赤ちゃんポストの話
こんにちは世田谷区の二子玉川にある玉川レディースクリニックカウンセリングルームです女性の臨床心理士が担当しています先日、熊本にある赤ちゃんポスト開設10年になるというニュースがありましたね預けられてたお子様は総数で「125人」その数をどう考えるかは皆様のお立場によって様々ではないでしょうか驚いたのはその次にある内容でした(3つありました)一つ目、お子様の両親の住まいは全国におよぶとか北は北海道から沖縄まで二つ目、自宅出産や車上出産など医療者の手によらない出産であったことも多かったとか三つ目、慈恵病院の電話相談には、年間、数千に及ぶ相談数がある妊娠や出産は命を落とすこともあります誰にも相談できない、そんなにもたくさんの追い詰められている妊婦さん(女性)のことを考えると胸が熱くなりましたし医療者として何とかしてあげられなかったのか(なんとかしてあげたい)・・・ともどかしさを感じました新しい命は望まれた環境で周囲に祝福された状況で授かりたいと思うのは世の常ではないでしょうかでも100%の避妊方法がない今では・・・それに、避妊がいつも確実にできるとは限りませんから必ずしも「今」が妊娠の時ではない人もいると思います一般の方にとって、病院では「産むこと」「妊娠すること」を喜ばしいこととしてサポートしていると思っているかもしれませんが「望まない状況での妊娠」に対するサポートも並行して行っています我が国では「望まない妊娠」を語ることはタブー視されていた時代が長く「人工妊娠中絶」を表向きに語ることは避けられていましたしかし今から30数年前から「リプロダクティブヘルス・ライツ」という考え方が日本にはいってきました【性と生殖に関する女性の健康に関する権利】ですその中の一つに「産む、産まない」は女性の権利という考えです産みたくないと思う女性がいた場合はその女性の意思を尊重し援助すべきと医療者は教育されています医学教育においてはよくわかりませんが現在の看護職者は必ずその権利については必ず学んでいるはずです喜べない状況での妊娠妊娠を望んでないのに妊娠した妊娠したがどうしていいか悩んでいる中絶すると決めたがモヤモヤしている出産すると決めたが喜べない妊娠したという状況ひとつをとってもおかれた状況は千差万別喜ばしい状況の方ではないこともあるでしょう周囲の人に相談できずに悩んでいる方どうぞカウンセリングルームをご利用くださいカウンセリング内容についての秘密は厳守いたしますご予約やお問い合わせはメールでも行っています世田谷区の方は子育て利用券が使えます利用券を使用すると無料でカウンセリング(3回)が受けられますぜひご利用ください