|
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
授業参観で大混乱を引き起こした賢人。 保護者になめられてしまっていると、加賀見は規子に注意するとともに。 賢人を転校させるコトを再び校長に進言する。 だが、もしかしたら『天才』かもと言う校長の言葉で、 とりあえず治まるが、後日、家庭訪問することに。 そんななか、賢人は母が必死になって働くのを見て、 1つの疑問を抱きはじめる。 その疑問は数日後の社会科見学で現れる。 鉛筆工場へ出かけた規子たち1年生一同。 工場の人への質問の最中、規子クラスの生徒たちの質問は、 徐々に暴走し始め、加賀見が受け答えすることに。 賢人『どうして、世の中には、お金持ちと貧乏がいるの? どうして、人間は平等じゃないの? 働く母の姿を見て、 公園を作っているおじさんたちを見て、 休み無く働くのに、貧乏という『現象』に気がついた賢人。 そこで出てきた、疑問。 『貧乏』と『平等』 加賀見に、分かり易く解説され ある程度の『枠組み』=『タテマエ』を知った。 そして、美浦の真実の授業で 『不平等』という『現実』を知った。 『幸せになるマシーン』という言葉を使い、 ココで、あいまいなまま終わりかと思ったら まさか、鉛筆工場の野中さん、再登場!!! 野中『僕は、どちらかというと貧乏だけど、とても幸せだと言うことです 僕は、幸せです お金も欲しいです、でもお金に関係なく、人生は良いモノなんですよ お金が無くても『幸せ』というモノが、 現実社会には存在することを認識。 そんなお話。 かなり難しい話ですが。 母思いの賢人というトコロから疑問が始まるのが面白いところ。 そのために『発明』! そこが賢人です。 でも分からないところは『聞く』と言うことで、 加賀見家族のネタフリも兼ねて『働く』の意味。 そして、現実の『不平等』だけでなく『幸せ』を知る。 流れは間違っていないと思う。 母の働く姿、公園のおじさんなど、 賢人に見せているからこそ、そこにある『素晴らしさ』まで表現している。 そして、サプライズ的に野中さんの『幸せ』ですからね。 テーマがテーマだけに、難解ではあるが、 仕事から幸せまで、上手く繋げていったと思います 賢人『玲実ちゃんよりも、働くおじさんが好き』 とか 玲実『工事のおじさんになって、公園を作る』 ってのも テーマに沿っているだけでなく、 子供らしさと、キャラを表現している部分だろう。 こういう表現が良いのかどうかは分かりませんが。 『子供でも分かるように作られていた』 そんな印象です。 まぁ 大人向けにと言うことで、 あおいと規子の話なのでしょう。 ただ、、良い感じの流れで、納得感はあるのだが。 1つだけ気になったのは、 母、工事のおじさん、両方とも賢人に『幸せ』を明確にしていないこと。 確かに『笑顔』はある。 ココは、もう1歩進めて、 どちらかからも『幸せ』を賢人に語って欲しかった感じだ。 野中さんでも良いが、 彼の場合、見学だけしか賢人と接触がないわけだ。 賢人が、仕事をしている姿を詳細に見ている人物からの方が、 納得感が出たと思います。 最後は、イタリア人が来ても良かったかもね。 それにしても、難しいテーマを持ってきたなぁ。 今までよりも『字幕』が多かったのが、 その事を自認している気がする。 説明のために、加賀見だけでなく、美浦まで投入したからね! 感想をまとめるのも、一苦労です。 最後に、ひと言 加賀見家の家族のこと、やるんだね。 ココが今回一番驚いた部分かもしれません。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.01 23:29:51
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|