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カテゴリ:ドラマ系の感想
『黒木刑事撃たれる!』
内容 非番の日。 娘・涼子(渋谷飛鳥)の手料理を食べている安積(佐々木蔵之介)の携帯が鳴る。 井家沢元という暴力団組長が、銃撃を受けたという。 現場には、地域課の中園巡査(堤大二郎)がいた。 あまりにも横柄な態度に驚く、黒木(賀集利樹)であったが、 実は、安積と同期だった。。。。 そして防犯カメラに映っていたのは、安積の良く知る男。 井家沢組と対立する暴力団・茂利谷組の元構成員・岩城康作(徳井優) 安積が、就職の面倒を見て、アパートの世話をし、立ち直らせた男だった。 翌日。金子刑事課長(田山涼成)から、 警察発表もないのに東報新聞に事件の掲載を聞かされ、驚く安積。 記者の山口友紀子(安めぐみ)によると、情報から、まだ“潜伏”だという。 水野(黒谷友香)とアパートに向かうと、病院にいると聞く。 病院には、、岩城はいなかったが、、娘・ありさ(村崎真彩)。。。。。 そんななか、岩城が廃ビルに入るところが目撃情報が入ってくる。 すぐさま、地域課の巡査達が駆けつけたが、待機命令。 が、中園は、応援を待たずに一人ビルの中へ。。。追いかける黒木。 黒木は、中園を止めようとするが聞かない。。。 そして黒木は、中園を庇い、岩城に撃たれるのだった。 急所は外れ、無事の黒木であったが、相棒の須田(塚地武雅)は激怒。 犯人まで取り逃がし、大失態となってしまう。 しかし、ふと、安積は気付く。 なぜ、事件から2日も経過しているのに、街から逃げない? もしかしたら、“この街にいる必要があるからでは??” すぐに安積は、岩城の妻・絵里子(山下容莉枝)が入院する病院を訪ねる。 すると、、明日、心臓の手術だと知り。。。。 敬称略 撃てるのか ここは奥さんがコレから命がけの手術に向かう病院だぞ これ以上罪を重ねるな。家族との再会が遠くなるだけだ お前が、どんな思いでここにいるか知ってる 奥さんの手術費を作るために、鉄砲玉になったことも 奥さんにあいたいんだろ? 声かけてやりたいんだろ? だったら銃を渡せ 刑事とか犯人とかじゃない 血で汚れた銃を持ったお前を奥さんの前に出したくないんだ。 もうそんなもの必要ないだろ ありさちゃんが握ったおにぎりだ 奥さんが娘さんに話したんだ 出会いから、お前が家族のために、ドンだけ頑張ってきたか 岩城。。奥さんに会いに行ってこい と、、、犯人説得をする安積 あとは、ちょっとした人情ものである。 3話目にして、やっと『物語』が作られたような感じですね。 いや、正確には、ハンチョウ安積剛志という人物が、 どういう人物かを、ハッキリ表現したと言って良いだろう。 ほんと、いままで、かなり曖昧でしたからね。 もちろん、ベタ中のベタであり、 確かに強引さというか、そう言うのはありますが、 でも ハンチョウという立場そして、安積という人間 それが、表現されただけで、十分物語は成立している。 今回、一番良かったのは 犯人に、安積が知る男をあてたことだろう。 安積にも『過去』があり、そこにこそ『意味』があるからこそ、 今回の『結末』が存在するのである。 やはり、キャラがハッキリするだけで、 『物語』は、キレイな流れになるのだ。 実際こういう物語こそ、初回にすべきだったでしょうね。 ま、、いいけどね。 全体として、『あたたかい印象ドラマ』であることもハッキリしましたし! そういえば ちょっと、強引でしたが、中園、、、 もう少し安積と関わりを描いた方が良かったでしょうね。 結構、曖昧。。。(苦笑) 最後にヒトコト。 今回の徳井優さん、、すごかったですね。。 久々だよね。..こういった、きつい表情って。。。 これまでの感想 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.27 22:43:52
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