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カテゴリ:ドラマ系の感想
『会うは別れの始め』
内容 亡き母の応援を胸に、政春(玉山鉄二)は、 もう一度、鴨居商店でウイスキー造りを頑張ることを決意する。 敬称略 「大阪から帰ってくるたんびに~」 って。。。。 えっ!? “たんび”。。。“たび”“度”って。。。なんだよ。。。ほんと。。。 雰囲気とセリフから、そういうコトじゃ無いかと思っていたが。 やはり、そういうコトか!! しっかし、端折ると言うよりも、何も描いているとは言えない中で、 時間経過を頻出させて。。。。。 う~~~んんん。。。これ、ほぼ脳内補完だよね。。。。。 たとえば、頑張ろうと決意したことにしても、同じだ。 「飲みやすい~」なんてことなんて。 たしかに、そういう風に思える描写が無かったわけでは無いが。 でも、これって、主人公が決意する上で、重要なポイントだよね? そう。 “無かったわけでは無い”というのと“有った”というのは、 似て非なるモノですよ!! 今作の場合、何事も、前者。。。“無かったわけでは無い”に近い。 こんな状態で、“決意した”んですか??? 今作の描写からすると、決意に関わるポイントが2つあった。 1つは、営業で現実を知ること。 もうひとつは、母からの応援。 ただ 前者は、理想の地の発見にすり替えられ。 後者は、イマイチ盛り上がりもなく、なんとなく父とエリーから。。 にもかかわらず、“決意した”というのだ。主人公は。 それ。。。。ホントなのかな??? 無駄が多すぎる今作の描写で、 どれだけ好意的に捉えても、かなりの大部分を脳内補完しなければ、 そんな風に感じ取ることは出来ないのだが。。。。 実際、そういう風に感じるのは。 視聴者自身が、今作は“ウイスキー造りの物語”であると信じ込み、 脳内補完しながら視聴しているからに他ならない。 もし仮に、その前提を無視してしまうと、 すべてが唐突な印象になってしまうのだ。 その状態で“決意した”?。。。そういう風に見えなくもないけど。。。 最大の原因は分かっている。 主人公の政春の物語とは別で、エリーの物語が存在することだ。 たとえば、先週末に起きた意味不明なエリーのセリフが、 今回のアバンタイトルに混ぜられていた。 一応、母の死に間に合っているし、 何かを伝えようとしている態度があるのだから、 エリーが伝えなくても、政春は理解しているはずなのだ。 にもかかわらず、エリーが解説。 そんな状態で、父から母の気持ちを聞く政春の描写まである。 たしかに、エリーは、主人公・政春にとって重要キャラだけど、 あの状態を描いていながら、ここでセリフを盛り込むなんて、愚の骨頂。 母に一番近かった父、妹、そして姉から聞くのが“普通”だ。 基本的に、エリーの物語は、 《マッサン》というドラマにとって、無駄な描写がばかり。 政春を支えるなりしてこそ、意味があるというのに、 そういう部分は、ほとんど存在しない。 え?内助の功?見えないところでやっている? それは、間違っています。 それを見せて、魅せるのが、ドラマである!!! どうしてもエリーを描きたいなら、 政春と関わっていることを描いてくれ!! エリーだけの物語は、不必要である。 え?撮り終えているモノがたくさん有る? そんなの、どうでも良いよ。 ほんとにドラマで魅せたいと思うなら、無駄の削除は必須。 大部分を削除して、ナレーションで誤魔化せば良いだけ。 時間が足りないなら、 玉山鉄二さんのアップだけを多用して、回想を挟み込む。 あとは、ナレーションで誤魔化せば良いだけ。 ここまで視聴者に見せず、脳内補完ばかりさせてきたんだから。 いまさら。。。細かい事は、どうだって良いです。 脳内補完を強要せず、ナレーションで誤魔化す方が、 よっぽどドラマとしては真っ当である。 最後に。。。 どうやら、 今作において、この大転機に至っても、この体たらくと言うことは。 今後のことも不安があると言うよりも、期待出来ないと考えた方が良いだろう。 ほんと、残念な作品である。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/b60409a7006e9304fe3357adb896f6c3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月12日 19時54分36秒
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