「老賊」
内容
その日、登(溝端淳平)は、ひとりの男を診ていた。
男は、捨蔵(寺田農)。仮病では無く、大病を患っているようだった。
なぜ、あのような男を牢に。。。と平塚(マキタスポーツ)に尋ねるが、
叩けばホコリが出そうで、怪しいという。
数日後、ふたたび、捨蔵が腹痛を訴える。溜に行く事を勧めるが、捨蔵は拒絶。
その捨蔵から、娘と孫を捜して欲しいと頼まれる。
死ぬ前に一度は顔を見たいと。
お役人の力は借りたくないらしい。。。。
そこで、登は、娘・おちか(野村佑香)が住んでいた長屋を訪ねるが、
はな(円城寺あや)とよ(ふせえり)によると、夫を亡くしたあと、越したと。
ただ、妙な男が訪ねてきていたことが分かる。
しばらくして、捨蔵は、溜に行く事になる。
直後、登は、牢名主の長右衛門(六平直政)に呼び出される。
無宿者のハズなのに、“ツル”を五両も出したと言う。
間違いなく、大きな仕事をやったはずだと言うことだった。
“捨蔵”と名乗っているが、本当は名の通った男に違いないという。
そして、妙なことを言い始める。
ひと月ほど前、捨蔵が、四十ほどの男と話し合っていたと。
先日、牢を出たばかり。男は、守宮の助五郎(温水洋一)
その風体から、おちかのもとを訪ねてきた男だと、登は気付く。
その後、藤吉(石黒賢)直蔵(波岡一喜)の協力で、おちかを捜し当てたが、
付近で、助五郎らしき男を見かける。
おちかに捨蔵のことを訪ねたところ、甚兵衛だという。。。
実は、数年前。。。押し込みを見たと。ひとりは甚兵衛だった。
それからというもの、何者かに追いかけられ、転々としていたと。
敬称略
今回は、小林政広さん
もう、ほとんど《仕事人》だけど。
今までになく、推理モノで、主人公の見せ場もあって
なかなか、面白かったと思います。
詳細を見せずに、俳優の演技で魅せる。
良いコトだね。こういうのは。
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最終更新日
2016年06月10日 20時42分20秒
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