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カテゴリ:ドラマ系の感想
奇妙な言い回しだが。まさに“ダイジェスト”という感じだね。
脚本が交代したことで、“本編”の印象が変わり。 で。それを編集しているんだから、ある程度は、仕方ないのかもしれません。 先ずは、今回の“土曜版”。内容よりも気になったのは、構成というか編集。 本編が本編だから、仕方ない部分はあるのだが。 今回の“ダイジェスト”は、基本的にセリフの羅列になってしまっていることだ。 セリフ、セリフ。画面が切り替わってセリフ。 場面が切り替わっているのにセリフ。 次々とセリフが数珠つなぎで。 主人公のセリフが、ほとんど網羅されているのでは? そんな印象だ。 おかげで、序盤を除いて、状況把握が難しく。 今回の“土曜版”は、“土曜版ドラマ”というより“ダイジェスト”である。 本編が本編なのでしかたないけど。 やはり、“時代”が弱いのが、少し気になったかな。 まぁ、15分なので、“本編”ほどは、気にならなかったけどね。 何度も書くようだが。仕方ないのも分かるけど。 だからこそ、“土曜版”のためにナレーションが存在するのでは? もうちょっと中盤以降も、補強しても良かったかもしれません。 さて次。 内容というか、編集により生み出された“土曜版”の印象が、 “本編”とは、大きく違っているのが、もの凄く気になってしまった。 もちろん、無関係なことは描いていないし、盛り込まれていない。 ダイジェストだしね。 ただ全体の構成が、“本編”では、楽劇団と梅吉問題という感じだったのが。 今回の“土曜版”では、楽劇団問題に集約されている印象になっている。 まぁ、。。。梅吉だけを見れば。 以前からの日常を発展させただけですので、 本来なら、描く必要の無いネタだったんですけどね。 ただそれでも。。。何かを盛り込みたかったので、騒動になったのだろう。 で、気になったのは、その梅吉問題。 “本編”では、ツヤのことを強調しているような印象で。 同時に、大阪での暮らしを。。。という苦悩を見せている感じだった。 が。今回の“土曜版”では、飲んだくれて、スズ子とケンカする日常はともかく。 楽劇団を強調したことにより、 スズ子の苦しみや、今週の終盤に出てきた騒動を混ぜて、 梅吉が、スズ子の苦悩を反映させている印象だ。 言ってみれば。“こんなスズ子はスズ子じゃ無い”って感じだ。 最終的な仲直りなんて、そういう印象しか受けないしね。 おかげで、“本編”とは、梅吉の印象が大きく違ってしまっている。 奇妙な言い方だし、“本編”ではそこまでの感じでは無かったが。 娘を心配する父。。。。を見ているような感じだ(笑) 同じことは、小夜にも言えるわけで。 騒動に発展したモノの、スズ子のファンであり、 スズ子に救われたひとり。。。という印象になっている。 当然、小夜を追い出した場面などは、 スズ子を応援するあまりに暴走するふたり。。。。と見えなくも無い。 。。。。。と。今後のこともあるのだろうけど。 少しだけ、印象のすり替えが行われた感じですね。 “本編”でも、今回の“土曜版”のように、感じられないわけでは無いけど。 だとしても、 “本編”の曖昧だった強弱よりは、“土曜版”の強弱の方がハッキリ。 個人的には、 “土曜版”の雰囲気に“本編”がなれば、良かったのに。。。。 そんな風に感じました。 そうすれば、ホームドラマとしても、成立するし。 今作らしさも、残るし。 このあたりは、演出サイドの迷いもあったのかもね。 脚本が交代したし。 気がつけば、なんとなく気にならないようになるのかもね。 そんな気がします。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-8388.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月02日 09時04分37秒
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