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天国は待ってくれる

■原作・脚本：岡田恵和(｢いま、会いにゆきます｣｢ちゅらさん」(NHK）
■監督：土岐善將　
■出演者：井ノ原快彦、岡本綾、清木場俊介、石黒 賢、戸田恵梨香、中村育二、佐々木勝彦、蟹江敬三、いしだあゆみ
■収録時間：１０５分
■製作年：２００６年

東京・築地。子供の頃からいつも一緒に過ごしてきた宏樹(井ノ原快彦）、
薫(岡本綾）、武志（清木場俊介）の３人は、かけがえのない大切な仲間だった。

３人の友情は、このままいつまでも続くと思っていた。
そんなある日、宏樹の目の前で、武志が薫へ突然プロポーズをする。

武志の突然の告白に宏樹は戸惑い、薫もまた自分の思いを隠してプロポーズを受け入れた。
しかしその数日後、不慮の事故が武志を襲う。

意識が戻らぬまま、病院のベットで眠り続ける武志。
宏樹と薫はそれでも必死に看病を続けた。いつかまた３人で語り合える日を信じて…。


とてもいい話なのだが、展開が早すぎる気がした。
流れからすると省略してもわかるとは思うが、あまりにいろんなエピソードを
伝えようとしてなんとなくだが、「広く浅く」という感じが否めない。

あとは、子供ってこんな言葉いうかなあと思わせるような、こちら側が
恥ずかしくなってくるようなセリフを言っていたりしたから、ちょっと引いた瞬間もあった。

がしかし、最後は泣けた。年を取ると涙腺が弱くなってくるのだろうか。
ストーリー自体はとても分かりやすいから無意識的に自分で泣く準備をしていたのかもしれない。

タイトル、ストーリーとすごくきれいにまとまっている作品だと思う。