最近見た映画3
レント デラックス・コレクターズ・エディションRENT (レント) は、1996年に初演されたブロードウェイ ミュージカル。トニー賞とピューリッツァー賞受賞作品。2007年4月末現在においても上演が続いており、現在上演中のブロードウェイ ミュージカルとしては、『オペラ座の怪人』『美女と野獣』に次いで第三位、歴代でも第七位のロングラン公演記録を更新中らしい。で、その映画版をみたのだが、とても感動した。ストーリーとしては、1989年のニューヨーク・イーストヴィレッジで毎月の家賃(レント)も払えないような生活を送る若きアーティストたちが、犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死などさまざまな問題に直面しながらも愛や友情を神事、夢に向かって今日と言う日を懸命に生き抜いていく・・という話。自分が今まで触れていない分野に触れてもっと感性を刺激したいなあと思っていると、タイミングよく知り合いが「レント」のDVDを貸してくれて見たのだが、ミュージカルの素人の自分でもすんなりはいっていけて感動して泣けてきた。しかも、アーティストたちのエネルギーがものすごく伝わってくるので熱い気持ちにもなれる。名作とはこういうものをいうんだろうなあと思った。大学生の頃、ミュージカルの素晴らしさを教えてもらい、それからしばらく間があいたけれど、こうしてまた心を震わされる作品と出会えて幸せだと思う。まあ、これは映画版だけど、舞台版もぜひみてみたい。ちなみにこのDVDはかなり内容がつまっていて、まず作品、その後作品を流しつつ監督が解説するパターン、で作品ができあがるまでのドキュメントとそれぞれ2時間くらいある。プラスでもう一つのエンディングとして、別バージョンがあって、結局全部見終わるのに半日くらいかかった。台本、作詞、作曲のジョナサン・ラーソンのエピソードや監督のクリス・コロンバスの解説を聞くとまた見たくなってきたので、このDVD買おうかなと思う。ちなみに、トニー賞(トニーしょう,Tony Award)とは、正式にはアントワネット・ペリー賞(Antoinette Perry Award)と呼ばれる、アメリカの演劇及び、ミュージカルに与えられる賞であり、しばしばアカデミー賞と比較される。賞を得る為には、審査の期間中にブロードウェイの劇場で公演が開始される必要がある。受賞者はブロードウェイの関係者700人による投票で決まる。1947年に始まり1949年から、演劇部門とミュージカル部門に分かれた。ピューリッツァー賞(ピューリッツァーしょう、Pulitzer Prize)は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞で、コロンビア大学ジャーナリズム大学院が同賞の運営を行っている。 賞は、毎年、21の分野を対象とし、うち20の分野の受賞者にUS$10,000の賞金と賞状が授与される。