TONO CAFE

プロヴァンスの贈りもの

出演： ラッセル・クロウ／アルバート・フィニー
監督： リドリー・スコット
発売日： 2008年01月11日
収録時間： 118分
制作国：アメリカ
制作年：2006年

ロンドンの金融界で超多忙な毎日を送る豪腕トレーダー、マックス(ラッセル・クロウ)は、
叔父ヘンリー(アルバート・フィニー)の遺産を相続するため20数年ぶりにプロヴァンスへ。

少年時代のマックス(フレディ・ハイモア)は、毎年の夏休みをこの地で過ごしていたのだった。
マックスはすぐに遺産の屋敷とぶどう畑を売却するつもりだったが、ハプニングに見舞われて
休暇を取ることになる。

この地で滞在しながら地元のレストランを経営する女性ファニーに惹かれていくとともに、
少しずつこの土地の豊かな暮らしに魅せられていき、マックスの心は揺れていく・・・

人生には休暇が必要。でももっと必要なのは恋とワイン･･･。
そんなメッセージに誰もが癒される感動のストーリー。

自分的にはかなりヒットした作品だと思った。
ストーリーはかなりいいし、しかも
その見せ方というか編集もとても凄いなあと思う。

各シーンがそれぞれ意味があり、それらが伏線となって
ラストにつながっていく。
最後にすべてがつながって見終わったときの感動はなんともいえなかった。

ロンドンの職場とプロヴァンスの景色や人間、その両方に触れていきながら主人公は
だんだんと本当に自分が望むものに気がついていく。

人生においてとるべきものはお金か愛か？
って二者択一で決められるものではないな・・
もちろん両方がベストだけど。

そういう話を抜きにして、この作品は見ていて、
すっきりとした気持ちにしてくれたし、癒されもしたし、
かなり満足した。

自分的にはおすすめ。