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目からウロコのコーチング 播磨早苗 PHP研究所
コーチングについて書かれた本。 著者いわく、コーチングとは、 「会話によって相手の優れた能力を引き出しながら、前進をサポートし、 自発的に行動することを促すコミュニケーションスキル」 とのこと。 ちょうど現実的に管理者として部下とのやりとりがあるので、 少しでも参考になればと思い手にとった。 印象的だったのが、 復唱のスキル、相手の言葉を繰り返すことで、相手に安心感をもって もらうとあるが、個人的にはあまり好きではないが相手によっては 必要なのかなと思った。 あとは、銀座のホステスの話で、お客様からすれば、自分が話をして ホステスを楽しませてやっていると思っているが、実際はホステスの 側が聞き上手で、お客様を楽しませている。そう思わせるスキルを 管理者として見習っていきたいなと感じた。 コーチングというのは言葉だけ一人歩きしている気もするが、 ただこの本では、コーチングで「相手を人生の主人公にする」、 と素晴らしいことを書いてあったので、 自分のコーチングに対するイメージとしてとっておきたいなと思った。 自分の中のひっかかり ・コーチングを使う効果の一つを直截にいうと、「相手にとって『話を きいてもらいたいひとになれる』ということ」です。 ・「プレゼントの意味づけがお客様に明らかに伝わる、ということが大事 なんです。誕生日やバレンタインデーじゃないのに、一体何のための プレゼントなんだ、と思わせてはいけないのです・・・ そんなことを繰り返していると、お客様がのびのびとできないですから」 ・・「罰」も「プレゼント」も意味が伝わっていなければ、「望ましい 行動」も遠ざけてしまうということです。 ・安心によってコーチングの相手は、このひとに話していいんだという コミュニケーションのスタート地点に立てるのです。 ・「話を聞いてくれる友人」が私たちにとって一番ひかれる友人です。 ・・そんな素直な実感をすべての人間関係にもち込むことは可能です。 ・・管理職と部下の関係も例外ではありません。 ・変えようとしている間は部下は変わらない ・自分に能力や可能性があると信じて話を聴いてくれている相手に ひとは信頼を寄せます。つまり、ひととの信頼関係はあなたが 「聴くこと」でつくられていくのです。 ・お客は評価されることが大嫌い ・「管理職がすべてに関してパーフェクト」なら部下などいらない わけです。さらに「ウィークポイントがみえない人間」をあなたは どうみるか考えてみてください。人間性が見えるでしょうか? 体温を感じるでしょうか?近づきやすいでしょうか? 本音を話せますか?そして、信頼できますか? ・マズローの欲求段階説 若い数字の階層の欲求ほど優先順位が高い。 1.生理的欲求(食欲・性欲・睡眠欲等) 2.安全の欲求(経済的安定・よい健康状態等) 3.所属と愛の欲求(仲間が欲しい・誰かを愛したい等) 4.承認(尊重)の欲求(自分が集団から価値ある存在と認められる) 5.自己実現の欲求(自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮して、自分が なりえるものにならなければならないという欲求) ・コーチングのストラクチャー 1.目標 2.現状 3.原因や背景 4.行動 5.アドバイス・フォロー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.14 13:00:40
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