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<購入理由>
涼宮ハルヒの憂鬱の谷川流氏の作品だから、ちょっと気になってた所、古本屋でゲット。 2巻以降は面白いらしいという書評レビューもある為。 <感想> 内容的には、超能力者ばかり押込められた学校のとんでも話って感じ。 主人公の双子の妹のうち、片方が亡くなったのに、幽霊となって主人公に取憑いてるために、そんな学校に押込められてしまったと言うお話。 超能力が有りな世界設定で、そんな人たちを隔離するための学校とか、そんな異能力者ばかりが集まるから、変なモンスター(想念体)が出現したりとか、舞台設定がバタバタと前半にあり。 主人公自身の個性が弱く性格が全くつかめないのと、幽霊の妹と、生きてる方の妹との関係があまり強く無かったかなぁと感じるわけです、この辺にもう少し重点を置くべきだと思うのですが、それ以外の脇役のアクが強すぎて作中の表現すべき喜怒哀楽が弱くなってる感じがする。 要するに、クールなキャラでも、悲しいときは思いっきり泣かせる位の表現は必要だと思ったのです。 まあ、しかし、ハルヒ同様に中途半端なうんちく野郎が出てきて、主人公同様に、むかつくやつと感じてしまう所がこの人の作品らしいなと感じるわけです。 「涼宮ハルヒの憂鬱」が、一発物の発想で作ったために、続編の作成に苦戦してるように見受けられ、著者の限界はここまでかと感じてたわけですが、このシリーズの評判は好評みたいなので、こういう世界設定の方が得意な著者なのでしょうねと、また気が向いたら続きも買ってみようかと・・・。 今は、それよりも積み本の読破が重要なので・・・。 しかし気のせいか、先週の購入物と今週の読完物の比率から増えてるような感じがするが・・・。
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最終更新日
2004/05/19 11:49:38 PM
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