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2004/05/18
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<購入理由>
なんだか、レビューサイトで好評だったから。

<感想>
西尾維新みたいだとか、奈須きのこみたいだとか言われていたのでスルーしてるうちに初版が無くなって気になってしょうがなかったのだけど、何とか読み終わる事ができました。

なんて言うか、確かに前半の変なルビとか、台詞とか、表現力とかはめちゃくちゃなんだけど、なんて言うか後半の主人公の熱さが全てを許せてしまうと言う感じでした。
確かに、XXフラグとか、XXルートとかってギャルゲやってる奴でさえそんな台詞は・・・、使ってるか。
まあ、そう言う表現とか台詞とかは合わない人には合わないでしょうねぇ。

まあ確かに、あのいい加減な主人公が熱血野郎にいきなり変わるわけだから、ビックリしちゃうわけだけど、誰だってヒーローになれるチャンスを求めているのならそうなるかなとなんか納得できました。

異能力なら全て打消す右手とか持ってるわけだから、「また、こんな最強野郎作りやがって!!」と半分むかついたわけですが、全てを無効化させる事ができる故に、回復魔法とかも無効化させたりと、強い力を持つが故の代償に苦悩する所は個人的にツボにはまりました。
そう言うタイプの主人公は好きなのです。

まあ、そう言う風なので熱血主人公が好きな方にはお薦めできる一冊ではないだろうかと思います。

で、気になった西尾維新みたいだとか、奈須きのこみたいだって所なのですが、「偽善使い」って所とか、教会の組織とかそんな所だけのように思えたわけです。
変な名前の主人公は、最近は多いので何とも言えないですね。
まあ、「偽善使い」は「偽善者」で十分なので、西尾氏の「戯言使い」のパクリと言われても仕方がないでしょうが、「教会の組織」とか、「吸血鬼」使った位で月姫のパクリと言われるのは心外かと思えたわけです。
俺、西尾風とか言われた時、あのリズムに乗った言葉遊び的な文体が出てくるのかと思ったのですけどねぇ。
ああっ、横線が多いのは、奈須きのこ的ですけど、それって個性じゃ無いでしょ?

西洋の宗教の部分は、オリジナリティは無し、西欧の地下組織はネタとしてありがちなので、全くひねりが無いと言いたい。
ベースにはなったかも知れないけど、宗教とか、魔術とか、自分なりに調べたのじゃないのかなぁと感じられる部分はあったと思う。
まあ、けっこう調べたのじゃないかと思える位細かくしっかりしていたので、著者はそう言った物がけっこう好きなのかなと思えたわけです。
まあ、内容の真相はそっちに詳しくはないので何とも言えませんが・・・。

だから、僕の中では、西尾維新とか、奈須きのこテイストというのは全く無し。

この西欧の宗教的な部分もまた、個人的なツボなので、結構おもしろかったですね。
次回以降で、他の宗教組織との泥沼対決なんてやってくれると個人的には好きなのですが・・・。

まあそんなわけで、個人的に好きな要素を2つも入れていたのでなかなかの良作かと思えました。
1.強い力を持つが故の代償に苦悩する主人公
2.西欧の地下組織が泥沼的

そう言えば、2の発売が決まってるんだけど、確かに物語として終わってしまってますよねぇ。
特に主人公が・・・。

P.S
まあ、一番嫌な要素と言えば、何の予告もなく突然、超必殺技をぶっ放し事件を解決する主人公ですかね?
なんか、吸血鬼を登場させたら、奈須きのこのパクリみたいな意見を良く聞くのだけど、西欧妖怪で一番人間に近いので扱いやすく、ひねりも何にもない妖怪なだけのような気がする分けです。





とある魔術の禁書目録(インデックス)
著者:鎌池和馬
出版社:メディアワークス
発行年月:2004年 04月
サイズ:文庫 / 297p
本体価格:570円 (税込:599円)





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最終更新日  2004/05/19 11:51:02 PM


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