テーマ:最近読んだライトノベル(58)
カテゴリ:ライトな本
どう考えても、カーサって、アザリー(はぐれ旅)なんですよね。 弟的存在のジローの邪魔をしたり、引っ張り回したり、振り回したりしてるから・・・。 でも、ジローはコタロウの物ですから・・・残念。 特区へ進入を果たした、”九龍の血統”たち、動乱の中、ジローとミミコのギクシャクした関係を直すため、一人街を駆けるコタロウ、コタロウを捜すジロー、ジローを捜すミミコ。 3人が3人とも街を駆け1、2巻での伏線が消化される、兄弟上陸事件の完結編。 ぶつかり合う人間描写は、実に素晴しく、ジロー、ミミコの本音のぶつかり合いがとにかく感動した。 だが、吸血鬼のトップ達が全員能力を発揮した時は、なんて言うか退いてしまった。 強すぎ、メッチャ強すぎ。 これじゃあ、あまりにも人類が雑魚すぎてたまらないよ・・・。 もちろん、下っ端の吸血鬼も・・・。 派手に登場した、ヤフリー君のあまりの咬ませ犬っぷりにも、同情するしかないです・・・。 こんなに強いトップ達を相手に”九龍の血統”たちが、いかにピンチを作り出していくかの方に期待してしまうのですが・・・。 さてと、次は短編集と言う事で、実質はこの3巻のあとらしいので、楽しみですが、 イラストがイラストだけに、オーフェン無謀編みたいなのだったら、やだなぁ・・・。
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最終更新日
2005/07/18 05:34:02 PM
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