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2006/03/26
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カテゴリ:ライトな本

―――嘘の罰のようにそんなのと運命の出会いをさせられてしまった。


K中学の早川牧生は、「運命の相手」を見つけると言う占いをさせられ、裏庭で出会った少女は、キラー悪魔中山と呼ばれているクラスの問題児中山りあだった。
そしてそんな運命の出会いから、牧生の仲良し4人組の中に加わり出したのだが・・・。

うーん、なんちゅうか、今年最高の傑作!?と言っても過言で無い名作!!

素晴しすぎ!?

中山りあのツンデレっぷりも素晴しいものがあるのだが、早川牧生のモデラー魂が熱い!?

なんだかんだと、クラスや仲良し4人組を翻弄し、ちょっと痛いツンツンっぷりを発揮するりあを、「MRX-010」のパイロットに例えてみたり、とにかくマニアックなプラモ作り解説には、何かすっごい情熱を感じて感激した。

「GAT-X105」、「ZGMF-1000」とか、先生は最近のガンダムから入った口っぽいのに、プラモ好きの少年と言うのがひしひしと伝わってきます。一年ぶりなので、結構調査したのかな?

そしてなんとも言えない懐かしさ。
プラモ作りに明け暮れた少年時代、キラー悪魔中山と言う中学生っぽいネーミングセンスの悪さ、これからも永遠に続くと思っていた四人組に訪れる変化、淡い恋心、切なさ・・・。

何処を取っても素晴しすぎです!!



「お前はこれに乗れ」
「乗れるわけないよ」
「気持ちの問題だ」
「わかっているけど一応つっこんだの」


特にこの下りが好きですね。
最後の最後まで、モデラーであり続けた牧生サイコー!!?




侵略する少女と嘘の庭
著者:清水マリコ
イラスト:toi8
出版社:メディアファクトリー
発行年月: 2006年03月
サイズ:文庫/263p
本体価格:580円 (税込 609 円)



関連サイト
劇団『少女童話』(清水マリコ)
『虚空のリング』(toi8)


感想リンク
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MyForrest
読丸電視行
レビログ
booklines.net
できの悪いということもひとつの魅力といいはる日記
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最終更新日  2006/03/26 03:39:29 PM


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