明日でお彼岸も終わりです。
彼岸とは春分、秋分の日の前後一週間です。
お彼岸については、とりあえずこちらをご覧ください。
「お彼岸とは先祖供養の日ではない!」
「お彼岸の法要でー自分に欠けるもの」
ということで、彼岸には六波羅密を実践しなければなりません。
「
明日のためにその一 布施(ダーナ)」
「
明日のためにその二 持戒(シーラ)」
「
明日のためにその三 忍辱(クシャーンティ)」
「
明日のためにその四 精進(ビーリヤ)」
今日は明日のためにその五 禅定(ディヤーナ)です。
禅定というのは一般の方には禅=禅宗
としてしか馴染みがないようですが、
禅に限らず自分の心の中を見つめる内観・瞑想が禅定です。
禅宗のお坊さんのページ
真言宗にもさまざまな禅定の方法があるのですが、人に話すと
「え、真言宗にも禅があるんですか?」と驚かれてしまいます。
一般には知られていないようですが、真言宗の行というのは
ほとんど禅定といっても過言ではありません。
布施・持戒・忍辱・精進を行いながら、
禅定によって自分の心の中を探っていきます。
慳貪(物惜しみ)瞋恚(いかり)邪見(過った見方)に
とらわれた時も不思議と禅定を行うと消えていきます。
禅定はなかなか行う機会がありませんが、真言宗寺院では
阿字観という禅定を指導してくれるところがあります。
機会があったらどうぞ! コウユウ
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