前回の竹生島で、門前の土産物屋さん(山本商店)の前を通ると、
店のおじさんが
「和尚さん、和尚さん」
と私を手招きしています。
なんだろうと思うと、
「これをどうぞ」
と袋をいただきました。
中から鮎の甘露煮が!早速お参りの功徳がありました(笑)
山本商店さんありがとうございました。
高速船で彦根へ戻り、琵琶湖の沿岸を走って長命寺へ。
お寺への参道は808段の階段です!
本来なら全部上がるところですが・・・
車であと100段のところまで上がれます。
長命寺は武内宿彌が、「寿命長遠諸願成就」の文字を
柳の巨木に記し長寿を祈り三百歳以上の寿命を
保ったと言われます。
その文字を、聖徳太子が発見してお寺を開いたというのですが・・・
武内宿彌の時代と聖徳太子の時代には1000年程度の開きが・・・
今の時代でも1000年前の文字を読める人は多くありません。
まして、柳の木に彫った字が読めるのでしょうか?
そもそも柳の寿命は1000年も???
そんなことを考えている暇があったら、観音様にすがりましょう!
竹生島・長命寺とたくさんの石段を登った巡拝の締めくくりは
観音正寺ここは車でくねくね道を上がりあとは石段もなくフラット。
ただし、本堂まで500メートルあまりという添乗員さんの説明です。
「くねくね道を上がりますが、後はお寺までフラット?」
不吉な予感が・・・してきました。
この山には巨石がたくさんあります。
最初に現れたのは奥の院。
石段の上に巨石がそびえています。
霊気が高いのでしょう。妖怪でも現れそうですが・・・
現れたのは妖怪「
ねずみ男」ならぬ「ねずみ岩」!
そうこうしているうちにお寺に着きました。
今度は本当に緩やかな登り。フラットな道でした。
本堂は再建したばかりで真新しい上に中へ入れてもらえます。
本尊は松本明慶師作の千手観音。
あんな大きな本尊さんが欲しいです!
帰り道、ピンクに咲く椿を見つけました!
西国巡拝も残すところあと一か寺です! コウユウ
ブログランキングに登録しています
クリックにご協力お願いします。
↓
人気blogランキングへ