先日、お父さんの法事の依頼で施主の方が来られました。
ちょうど私より少し若いぐらいの方です。
私の父親も亡くなっているので、父親の話になりました。
三文「お父さんどんな方でしたか」
施主さん「厳しかったですね」
「どんな風にですか?」
「中学生の頃、ドライブに行ったんですが、暑いだの狭いだの
文句を言ってたら、家から数キロのところで降ろされて、
歩いて帰りましたよ」
「へぇ~、そうですか。うちも厳しかったですが」
「そういう時代なんですかね」
「そうかもしれません。小学校に入る前に、怒られると
倉庫に閉じ込められて、外からカギを掛けられました」
「ええ~」
「それで、うちは蕎麦屋だったんですが、その倉庫が
トイレへ行く途中にありまして、私が泣いているのを聞いて
お客さんがそのカギを開けてくれるんです」
「・・・」
「裏にある杉の木に縛られたこともあります。」
「三文さん、そこまで行くと虐待では?」
「いえいえ、私の親は私はましだと言ってました」
「・・・」
「私の親は悪いことをすると、その親(私の祖父)に、足首を
持って逆さ吊りにして、裏にある小川で振られながら
水につけられたとか・・・
そこまで行くと流石に虐待ですかね?」
「今なら通報されますよ」
「そういえば、学校でも殴る先生いませんでした?」
「ええ、私なども小学生の頃は叩かれました」
「私も中学生の頃まではそういう先生いましたね」
「中学生までは・・・」
「殴っても、私たちはまだいいと言ってましたね」
「・・・」
「その先生が、学校に通っていたころは、鉄の棒で学校の
先生に殴られて、血がダラダラ流れても、我慢したとか
豪語されてましたが・・・」
「今なら懲戒免職です」
「給食が不味かったんですが、残すと怒られましたね」
「そうです。食べるまで残されるとか」
「先生は自分たちの時代は、床に落ちても食べたとか?」
「・・・」
「桃は皮だけ食べて、中身は兵隊さんにあげたとか」
「・・・」
「桃なんか傷みやすいのに。どうやって兵隊さんに送ったのか?
未だに謎です」
「三文さん、いつの時代の話ですか?」
今の若い方には想像も出来ない話ですね(*^_^*)
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