さて、前回の徳島南部の霊場から一転、香川に向います。
残す霊場は71番~75番、81番、82番、84~86番
これを二日でなんとかお参りしたい・・・しかし、
シュミレーションする限り・・・難しい(;一_一)
とりあえず、出発。
朝、駅のコンビニで、水を購入します。
ん・・・あれ・・・お杖(お大師さん)が無い(;一_一)
前回は駅に置き忘れてきましたが・・・
今回は、出発から忘れた(;一_一)
取りに帰ると・・・予定が~
お杖は前回も申し上げたようにお大師さんの身代わり。
仕方ない、お大師さんには留守番をお願いしよう?
しかし、普通は四国遍路は一人でお参りしても
「お大師さん(お杖)と二人」ということで「同行二人」
というのですが・・・
これでは、同行一人ではないか?
遍路と呼べるのか?
なんか、もやもやしたまま、午前9時ころ善通寺駅に到着。
外へ出ると暑いです。
六月とは思えない高温。
ほとんど真夏の日差しです。
約30分ほどで75番札所善通寺につきます。
善通寺は真言宗のうちで唯一?四国にある総本山。
末寺約200ケ寺強を抱えています。
かつては弘法大師はこの地で生まれたとされ、
この善通寺こそは弘法大師のお父さんの佐伯善通の
屋敷跡に建てられたと言われていました。
この善通寺が近年揺れています。
その原因が「
弘法大師畿内誕生説」
本山らしく、境内のお堂にも職員が詰めており、
御影堂では僧侶による法要が行われています。
境内を何人かの職員が掃除している辺りも、観光客らしい人が
チラホラ歩いているのも本山らしいです。
樹齢1200年という楠の大木。
これを見ると、特別なパワースポットであることを
感じざるを得ません。
境内に仏具を売っている売店に・・・お杖がある!
今回の遍路では山登りもあるし・・・
ここでお杖を購入したら・・・
お大師さんが生まれた伝説のある善通寺から
お大師さんと二人連れってどうよ(*^^)v
ただ、都合のいい時だけ、弘法大師は善通寺で生まれたことに
することに良心の呵責を感じざるを得ない(;一_一)
それに、購入したお杖はどうするのだ???
新しいお大師さんと古いお大師さん。
今度お遍路する時にはどちらを使うのか???
なかなか悩ましい問題で、結局購入は却下しました。
さて、善通寺から、74番の甲山寺へ向うのですが、
途中に仙遊寺があります。
お大師さんが子供の頃遊んだという仙遊が原。
ここに地蔵堂が建てられ、お祭りされてきました。
せっかくですから久しぶりにお参りさせてもらいます。
しかし、お参りもほとんどないようで荒れています。
守をする人もいない様子。
これは無茶でしょう。
この暑いアスファルトの上を、善通寺(約二キロ)まで
歩いて戻って納経受けろとは鬼のよう。
善通寺もお大師さんの誕生所を主張する以上、
お大師さんの遺跡に守をする人ぐらい置いては
どうでしょうね?
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