最近、金融機関に
「暴力団等の反社会的勢力に該当しないこと・・・」
とあります。
暴力団排除条令によるものらしいです。
いつも違和感を受けるのが
「反社会勢力」
真言宗などは明らかに「反社会勢力」
それ以前に仏教は「反社会勢力」
という気がするんですが・・・(*^_^*)
組幹部葬儀への会場貸しで初の業者指導 県警
~~~~以下引用~~~~~
暴力団関係者の葬儀と知りながら会場を貸したとして、
県警は11日、県内の葬祭業者に対し、県暴力団排除条例に
基づき指導を行った。
4月1日施行された同条例に基づく事業者への指導は初めて。
県警組織犯罪対策課によると、葬祭業者は、住吉会系組幹部の
男性の葬儀と知りながら会場使用の申し込みを
受けたとされ、先月葬儀が行われた。
県警は葬儀の情報をつかみ、葬祭業者の代表者に指導書を
手渡した。
業者側は「断り切れなかった。反省している。2度とやらない」
と話したという。
同条例は、事業者が暴力団の活動を助長する金品などの
利益供与を禁じている。
同課は「条例の趣旨を理解し、暴力団との関係を断ってほしい」
としている。
2011年10月11日 茨城新聞
~~~~以上引用~~~~~
暴力団は葬式も出来ないのか?
徳島と茨城の暴力団排除条例を見比べてみた。
明らかに、茨城の方が見やすい!
徳島はページが切れて読みにくい(;一_一)
それはさておき、大筋ではさほど変わらないが
問題はここかな?
茨城県暴力団排除条例
第16条事業者は, その行う事業に関する取引が暴力団の
活動を助長し, 又は暴力団の運営に資するおそれがあると
認めるときは, 当該取引の相手方及びその関係者が
暴力団員等でないことを確認するよう努めるものとする。
徳島県暴力団排除条例
第十五条
事業者は、その行う事業に関して書面による契約を締結する
場合において、当該契約が暴力団の活動を助長し、又は
暴力団の運営に資することとなるものである疑いがあると
認められるときは、当該契約の相手方が暴力団員等
でないことを確認するよう努めるものとする。
2
事業者は、その行う事業に関して書面による契約を締結
するときは、当該契約の相手方が暴力団員等であることが
判明したときは当該契約を解除することができる旨を
定めるよう努めるものとする。
3
事業者は、前項に規定する事項を定めた契約を締結している
場合であって、当該契約の相手方が暴力団員等であり、
かつ、当該契約が暴力団の活動を助長し又は暴力団の
運営に資することとなるものであることが判明したときは、
速やかに、当該契約を解除するよう努めるものとする。
おお~条文は読みにくいが徳島の方が厳しい!(*^^)v
ただ、その条文を読む限りでは「暴力団の葬式」が
禁止されるとは考えられないんですが・・・
もともと、条文の趣旨は
「暴力団並びに暴力団員に利益を与えてはいけない」
お葬式自体は問題ありませんね。
暴力団のお葬式を受ける時は受付に
こう書く必要があります。
「暴力団関係者『以外』の香典はお断りします」
暴力団関係者『以外』の人が「暴力団」の「お葬式」に
香典を包むのは利益供与にあたりますが、
「暴力団関係者」が香典を包むのは問題ないですね。
昔から、村八分といって排除しているものであっても
「火事」と「お葬式」は手伝う習慣があります。
お葬式ぐらいは大目に見てはいかがなものか?
というのが私の考えです。
皆さんどう思われますか?
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