最近は「僧職系男子」なるものが流行っているようですね。
美坊主図鑑とか売れているみたいですし(*^_^*)
ちょっと前までは、結婚相手に「坊主」は敬遠されがち
だったんですが、変わったんでしょうか?(*^_^*)
アラサー女子に「僧職系男子」が大ブレーク中
~~~~~以下引用~~~~~
「相手の言われたことは決して否定せず、寄り添うように
させていただくよう心がけています。
口から出た言葉と、本当に言いたいことが異なる場合もあるので、
どんな思いなのか、どんな方なのかに注意を向けつつ
集中して聞いています」(木原氏)
「家単位で寺と関わる檀家制度は、地縁・血縁に基づいた
人間関係を想定しています。
が、今の世の中はそうした従来の縁のあり方が崩れ、
別のくくり方で縁を結んでいます。
お寺もそうした縁の受け皿をつくっていかなくては」
同じ“3.11”後の4月から、東京・銀座の画
「銀座モダンアート」で月1回夜、5人の僧侶を集めて開かれる
「僧職男子に癒されナイト」は、お勤めの後に僧侶1人を
女性3~4人で囲み、東北産の日本酒や精進料理を楽しみながら
相談事を聞く催しだ。
「仏教はいつもその時代に生きている人に語りかけなければ
ならない。しかし、従来の言葉では伝わらないことも。
聞き手と語り手の新しい接点が開発される時期かも」と
前出の木原氏が語る通り、こうした若い僧侶たちは、
いわば仏教という優れたコンテンツと一般人との
新しいチャンネル役である。
10月8日(月)8時30分 ヤフーニュース
~~~~~以上引用~~~~~
いかがでしょう?
どうなんだろうと思ったのが、この記事を見る限り
「仏教」の雰囲気が無いんですよね(*^_^*)
癒しとか相談とかされたら受けたらいいんですが、
では、その相談に対してどう仏教的に答えているんだ?
と疑問を持ってしまいます。
率直に言うと、一般的な相談を受けて
「仏教的に答える」というのは難しいんですよね(*^_^*)
「○○で困っています。どうしたらいいんですか?」
明るい顔で
「阿弥陀様を信じたら救われます」
「それどころか、阿弥陀様を信じようとしただけで、
もう救われています」
「さらに言えば、もともと問題なんか無いんですよ。
この世の中は全部六大ですから」
こういうしかない(*^_^*)
それ以上でもそれ以下でもない。
でも、問題が深刻であればあるほど、ちょっと言いにくい(;一_一)
私も相談は受けますよ。でも、心の中で上記のように
思いながら、話を聞くしかない(;一_一)
さらに言えば、お酒を飲みながら相談をを聞くのはねえ。
あまりにも「坊主として」以前に「人間として」不真面目すぎないか?
>仏教はいつもその時代に生きている人に語りかけなければ
>ならない。しかし、従来の言葉では伝わらないことも。
これはあまりにも失礼な発言。
この発言主は「浄土真宗の坊主」なんですが、親鸞上人が
どれだけ解りやすい教えを説いたのか知らんのか?
「阿弥陀様を信じようとしただけで、もう救われています」
これですよ。これ。
浄土真宗ではすでに救われているんですよ。
これが伝わらない人間がいたら見てみたいものですね(*^_^*)
ちなみに「仏教」自体は従来から日本では
ほとんど広まっていません。(*^_^*)
檀家制度が崩壊しつつあるのは事実ですが、仏教離れが
進んでいるわけではありません。
仏教など日本では未だかつて広まったことはありません。
従来の主張通り、日本人は日本教の信者で仏教の皮を
かぶっていただけに過ぎません。
そのあたりを誤解して、社会の動きに合わせようとすると
足元をすくわれるように思います。(*^_^*)
寺院は保守的であるべきで、ある意味では新しい流れとは
一線を画して古いものを守る立場でありたいところです。