書きかけ途中で、下書き保存し、続きを書こうと思いながら
そのままになってしまう。
そんなことが続いて再び下書き日記が50本に近づきました。
以前、下書き日記を整理したのですが、また増えています(ーー;)
いくつかの日記は書き始めなので、削除しましたが
結構長めに書いているのは削除は勿体ない。
折角ですので、出していきます。
なお、中途半端で終わっているものも
ありますのでご了承ください。
2010年4月7日の下書き日記です。
~~~~以下下書き日記~~~~
今を遡る65年前の昨日、4月7日に
坊ノ岬沖で戦艦大和が沈みました。
戦艦大和といえば、大日本帝国を象徴する兵器です。
莫大な予算を使い、技術の粋を集めたにも関わらず、
すざましい攻撃を受けたとはいえ、たった二時間あまりで
2000人以上の巻き添えに海の藻屑となってしまったことが、
戦争というものの本質を現わしているようにも思えます。
戦争というものは無駄です。
それゆえ、
「如何にして戦争を回避するか」
ということを考えなければいけないでしょう。
そのためには
「何故戦争になるのか」
ということを考えなければいけないと思います。
しかし、日本人は
「戦争はいけない」
と考えていても、
「どうしたら戦争を避けられるか」
を考えていないように思えてなりません。
例を挙げてみます。
小林よしのり氏の「戦争論」に書いてある話です。
ある会社で昼休みに何人かの会社員が
「戦争になったら誰を殺すか」
というような話をしていたそうです。
自衛隊OBのAさんも聞かれたそうです。
「Aさんは戦争になったら誰を殺しますか?」
Aさんはこう答えたそうです。
「敵の兵隊だ」
小林氏はそう答えるしかないのだが、何人かの会社員には
そう答えた意味がわからなかったと書いています。
何故戦争になったら「敵の兵隊」を殺すのか
意味がわかりますか?
私は最初読んだ時には理由がわかりませんでした。
また、この本にはその理由は書いてありません。
しかし、軍事の世界では常識です。
それを、私がたまたま判らなかっただけでしょうか?
もしそうでなかったとしたら・・・
軍事の常識を知らない国は、
「自国の意に反して戦争に巻き込まれる怖れがある」
戦争を知らないということは危険なことだと思います。
先ほどの答えですが、
戦争というのは基本は正規軍同士の戦いなのです。
それも敵味方が判るように目印をつけます。
それ以外を攻撃することは許されていません。
すなわち、
「戦争になったら敵の兵隊を殺す」
以外の答えはないのです。
日本人は戦争はなんでもありと考えていますが、
そうではないのです。
当然、敵の兵隊に対しても戦闘員と非戦闘員の区別は
ありますし、捕虜の扱いも決められています。
一方、ゲリラなどは「非合法戦闘員」といわれ、
その場で射殺しても構わないとされています。
具体的に言うと、某国軍が日本に侵略してきた時、
「正規兵として武器をとって戦う」場合は捕虜として
人道的扱いを受けます。
しかし「民間人が敵兵をいきなり刺す」場合はゲリラとして
射殺されます。
戦争になったら、戦わずにすぐに降伏して、
仮にそれでも相手が攻撃してきたら竹槍を取って戦うなどという
馬鹿なことをいう政治家がいましたが、それなら最初から
武器を取って戦ったほうが良い。
「戦争は何でもあり」「戦争は人殺し」という考えを持っていると
少なくとも戦争から悲惨な状況をなくす方向からは外れていきます。
~~~~追加です~~~~
私は現時点での憲法改正には反対です。
憲法は改正する必要がある。
しかし、まず米軍に日本から出て行ってもらってからだろう。
そうでなければ、
日本は戦争に巻き込まれる。
それに
消費税には反対です。
消費税増税反対の党に入れる。
戦前の日本は、軍部が暴走したのが戦争の原因と
思われていますが違う。
満州事変以降、選挙も政権交代も行われていました。
つまり、
日本人は戦争を選んだ。
それは忘れてはいけないと思います。
【中古】【古本】それでも、日本人は「戦争」を選んだ/加藤陽子/著【教養 朝日出版社】