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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
秋田市もいよいよ本格的な冬到来です。
降雪量は多くありませんが、午後から急速に冷えて雪が「うっすらプラスアルファ」位まで積もり、路面は凍ってきています。 さて、先日ご紹介した秋田県横手市増田町「内蔵」のある街を引き続きご紹介します 増田蔵のまち 09 posted by (C)Traveler Kazu この町には勇駒酒造という造り酒屋もありました。 今は(酒造りは)やってないから「旧勇駒酒造」ですね。 この中にももちろん蔵があります(あるそうです…伝聞)。 現在、麹や味噌を使ったお料理を出すカフェになっているようです。 テレビにも出たらしいヨ 増田蔵のまち 10 posted by (C)Traveler Kazu 通りを横断するように(通りが横断している?)水路が流れてます。風情ありますが・・・ 増田蔵のまち 11 posted by (C)Traveler Kazu 反対側を振り向くと、もっと風情がありました ちょうど紅葉の終わりころで。 増田蔵のまち 12 posted by (C)Traveler Kazu 何やら、この町を守る方々のための講習会も開かれたようです。 古の技術を伝承することで、歴史的町並みは守られますね。 増田蔵のまち 13 posted by (C)Traveler Kazu 古くからの町屋のつくりと、現代的なデザインのモルタルかコンクリの混在。 しかし、現在デザインの建物の中にも内蔵が残っていたりします。 そういうところが増田の蔵の町のふしぎ。 かつて、現在市役所が置かれている「横手」はお武家さんの町でしたが、こちら「増田」は商人の町、豪商揃いの羽振りの良い町だったようです。この中七日町通りにこんな場所があります。 増田蔵のまち 14 posted by (C)Traveler Kazu 北都銀行 発祥の地 Wikiによると1895年(明治28年)のこと。 北都銀行の前身にあたる、その名もズバリ増田銀行が当地で発足しました。 つまり、銀行本店ができるほどの経済力を持つ町だったということです。 横手にも銀行はあったそうですが、それらは軒並み「支店」だったそうです。 その後、行名を羽後銀行へ改称。略称「うぎん」は、私の歳でも知っています。 やがて安田銀行(現・みずほ銀行)の支店を授受したりしながら、戦前のうちに本店を横手へ移転、戦後には秋田市に移転しました。その後、1993年、第二地銀だった秋田あけぼの銀行(旧秋田相互銀行)と合併し現在の行名に。 国立銀行を母体としている秋田銀行と違って大きな変化を遂げて現在に至る銀行ですが、増田の店舗はずっとこの街にあり続けています。 ちなみに「羽後銀行」は、「釣りキチ三平」の作者の漫画家、矢口高雄さんがデビュー前に就職していたことでも知られています。 増田蔵のまち 15 posted by (C)Traveler Kazu 増田蔵のまち 16 posted by (C)Traveler Kazu 日の丸醸造 増田七日町にもうひとつある造り酒屋で、こちらは現在も酒造・出荷を続けています。 主要銘柄は「まんさくの花」です。 今年、杜氏さんが黄綬褒章を受章されたそうです! もちろん内蔵あるそうです。個人の場合は予約不要だそうです。 酒造蔵は非公開ですがお酒の販売もされているようなので、日本酒好きの方は是非。 増田蔵のまち 18 posted by (C)Traveler Kazu 洋品店ではこんなグッズも売っていました。お土産に良いですね。 さすが商人の町、商売っ気があって良いです 増田蔵のまち 21 posted by (C)Traveler Kazu 歩いているうちにかなり暗くなってきました。建物に明かりが入るとそれはまた綺麗だそうですが、まだちょっと早かったみたい。 増田蔵のまち 22 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場のところまで戻ると、ちょうど横手行きの路線バスが通りかかりました。 増田蔵のまち(蔵しっくロード)へは、十文字駅から路線バスで訪ねることができます。 日の丸醸造 まんさくの花 甘酒仕込み よーぐるしゅ 300ml 日の丸醸造さんが出している、変わり種の酒。甘~~いですよ 増田 蔵のまち 秋田県横手市増田町増田字七日町 (中七日町通り沿いが「重要伝統的建造物群保存地区」指定となっております) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月05日 23時29分26秒
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