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カテゴリ:クスリ・自己啓発
斎藤茂太(1988)「元気が湧きでる本」PHP文庫.
![]() 自分が一体どんな性格かチェックリストがあったのでやってみました。 これで神経質,自己顕示性,粘着性,同調性,内閉性の5つの性格の相対比較ができます。 自分は,粘着性が一番強く出ました。 「粘着気質」とは,仕事熱心,凝り性,熱中性,徹底性,正直,几帳面,強い正義感,義務責任感,ごまかしやずぼらができないといった性格特徴をもつそうです。 うつになりやすいタイプは,馬鹿正直なまじめ人間らしいです。 そうした人たちに共通していることは,趣味がないこと,なんでも1人で解決しようとすること,人をすぐ恨むことだそうです。 自分は正直な方ですが,趣味はあるからよし。 ただし趣味におぼれて仕事がおろそかになるのはまたよくないとも書いてあります。 解決法を列挙します。 ・まず仕事と結びつくような趣味を持つ。 ・あそび人間は仕事もできる。 ほどほどのところで妥協できる柔軟性が必要 ・たまには学生時代の悪友と酒を飲む。 ・気分転換を上手にして,短い時間だけ集中する。 ・その日の仕事をその日のうちに片付ける。 ・何をやっても面白がる心をもつ。 好奇心を持って,何にでも興味を持つという心のゆとりが必要 ・「適正飲酒」のすすめ。 精神的な抑制が取れ,すべてが美化され,劣等感が解消され,疲労の回復にも役立つ。 最後に,著者が常に考えていることは,「人生80%主義」だそうです。 この時間までに,ここまで仕事を終えてしまおうと計画していても,実際は自分のコンディションが悪かったり,予定外の来客など思わぬ邪魔が入ってスケジュールどおりにならないことはままあることである。 そんなときに,「できなかった」ことを強調する必要はない。「あんなことがあったのにもかかわらず,よくここまでやれた」と思えばいいのである。 自分の好きな言葉に似ててうれしかったです。 ブログランキングに参加中。 毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.28 13:14:42
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