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カテゴリ:クスリ・自己啓発
斎藤茂太(2004)「「なぜか人に好かれる人」の共通点」PHP研究所.
人に好かれる9つのタイプを具体例を示しながら説明してくれます。 8.「頼りになる人」 頼りになるのは,現実的対処を示せる人 身近に頼りになる人がいれば,何かと心強いものだ。 職場で誰かが大失敗をしたとする。取引先の人を怒らせてしまった,コンピュータを操作していて大事なデータを消した・・・。何でもいいのだが,とにかくこの人は「ああ,大変,どうしよう」とパニックになっている。 そんなとき,そばに冷静に対応してくれる人がいれば安心できる。 「そのデータは他のところにも入っていないか,探してみよう。なかったらなかったで,作り直さなきゃならないけど,これはすぐに必要なもの?そうじゃないんだったら後回し。でも,他の人がいつ必要になるか,聞いておかないと。作り直すんだったら,他の仕事を延ばさなきゃ。何を延ばせる?こっちを最優先しても大丈夫?」 と,仕事の優先順位を決めてくれれば,てきぱきと進めることができる。「どうしよう,困ったな」で時間を無駄にすることがない。 普段は落ち着いて物事を考えることができる人でも,トラブルに直面して,どうしたらいいのか分からなくなることはある。 そんなときには客観的な目が必要だ。「自分がどうなっているか」ではなく,「現状がどうなっているか」を見てくれる目である。それが,いざというときに頼りになる人で,最高の助っ人だ。 トラブルにさらされたときには,聞き手に回ってくれる人もありがたい。痛みを分かってくれる人もありがたい。一緒に動いてくれる人もありがたい。 しかし,感情や一人合点を抑えて冷静に物事を見ることができることもまた,信頼される条件の一つと思うのだ。 --------------------------引用はここまで--------------------------- 目の前の壁にぶち当たると,確かに客観的にその物事を捉える目を失いそうです。 でも最終的に自分が目指すゴールを見失わなければ,少々のトラブルにも冷静に対処できるでしょう。 真のアドバイスは,失いそうな道筋に再び光を当てて,そのレールに乗れるように背中をそっと押してあげる程度でもいいのかもしれません。 自分の価値観が前面に出てくると,的外れなアドバイスで自分の意見を押し付けることになりそうなので,気をつけなきゃいけないですね。 1.相手がどうしたいかの希望に沿って,2.選択肢をいくつか提示して,3.自分だったらこうするという意見を言えたら理想的なアドバイスになりそうです。 だからこそ,相手の話をまず最後まで聞く姿勢が大切なんだろうな。 ブログランキングに参加中。 毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.10 18:24:48
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